チュートリアル徳井義実さんADHD疑惑から先延ばしグセがある人が学べること
今回は、最近、脱税疑惑で話題になったチュートリアルの徳光義実さんはADHD なんじゃないかっていうことはニュースとかネットで出てますのそれについてお話をして行こうと思います。
最初に言っときますけど僕は別に医者じゃないんで徳井さんが ADHD だとかそういうことを診断できる権利ではないってことはご理解下さい。
ただADHDアスペルガー当事者としての目線から自分自身に当てはめてお話できることはあると思いますので、解説をしていこうと思います。
また結論として、徳井さんのニュースは、彼がADHDかどうかを考えるよりも、「なぜ彼がこんなに先延ばしをしていたか?」ということについて考える方があなたの人生を有益にすると僕は考えています。なぜなら僕も含めて誰しも大事なことを先延ばしすることは多々あるからです(もちろん税金滞納は断じて駄目です!)
なので今回は、徳井さんを例に、大切なことの先延ばしを多くの人がしてしまう原因とその対処するための”遊び”を紹介していこうと思います。
写真は、自由が丘のカフェのランチ!健康的で美味しかったです!!
徳井義実さんは先延ばしグセがあるからADHD?
まず僕が調べただけで、徳井さんはお金の支払について先延ばし癖があることは推察できます。
今回の税金以外にもご本人のTwitter で
ガスが止まったとか電気が止まって、「部屋が真っ暗で寒かったけど、ろうそく見つけて暖かい」
みたいなことをツイートしていて元々そういうのが苦手な人なんだなのかなと思いました。
そして僕自身もそういう経験あるんでわかるんですよね。僕の場合はカードですよね、、、徳井さんはクレジットカードはどうしてるんですかね?クレジットカードの支払いやろうと思って払わなかったみたいということは同じADHDでも聞きますよね。
ただそういう傾向がある人はADHDに限らず結構いると思います。でもそもそも ADHDの診断を受ける人っていうのは、「〇〇があるから ADHD」 って一言で言えないんですね。
「片付けられない」とか「物を良く忘れちゃう」とか「ミスが多い」とかADHD特性がいくつか当てはまってくる ADHDかもなっていうことなんです。(正式な診断は心理検査を受けた上でお医者さんの判断が必要です)
またADHDに良く見られる「短期記憶が悪い」ってのが徳井さんに見られないのが、徳井さんADHD説とは反する事象だなと思っています。徳井さんって会話とか結構上手じゃないですか。だから徳井さんのツッコミのスタイルで見ると、どっちかって言うと短期記憶が良いように見られます。
逆にADHDは天然ぽい人が多かったりするんですけれども、徳井さんってそのキャラじゃないのでちょっと違うのかなとは思っています。ただそれもワーキングメモリ(短期記憶する能力)って、実は後天的に鍛えられるんで、もしかしたらなんか偶然、徳井さんがワーキングを鍛える要因になることをやっていた可能性も否定できません。
だからちょっと徳井さん=ADHD かどうかははっきりは言えないと思います。ただ僕は今回のニュースで思ってるのはですね。問題の本質は徳井さんが ADHD かどうかではないと考えています。なので別の側面で話を進めていこうと思います。
徳井義実さんADHD疑惑よりも大切なこと
僕がニュースやネットの反応を見ていて疑問に思うことがあるのは、徳井さんな負は怠け者だから「あいつおかしい奴だ」とか「異常な先延ばしグセがあるヤツだ」みたいな論調ありますよね。確かに税金滞納とか公共料金の支払遅れとか普通の人より異常だとは思います。
でもだから自分とは全く関係ない、みたいな論調はどうなのかなと思うんですよ。(何度も言いますが、税金の滞納とか公共料金の未払いは駄目ですよ!)
徳井さんほど派手じゃないにしても皆それなりに先延ばしをしてることはありませんか? あなたも先延ばしをしてることってありませんか?
僕はお恥ずかしい話、クレジットカード以外にもたくさんのことを先延ばしして痛い目にあってるので、徳井さんの気持ちが良く分かります。
だから多分、徳井さんは心のなかで、こう思っていたと思うんです。
「別に税金なんて、税務署の人が来てから払えばいいんじゃね?」
「こんなに税金払う意味分からんわ!」と、、、
その証拠にですね。会社作ってから納期のタイミングで徳井さんって一度も税金を支払ってないんですよね。(3年後にまとめて支払ったりしてます)
だから今回の事件になるまで納税に対してものすごい甘い認識だったと思います。もちろん社会的には、「税金を支払う意義を教育する機会を学校でもっと設ける必要がある」とか「お金の管理が出来ないんだから会社なんか作らない方がいい」とかいう議論もあると思います。
でもそれは徳井さん自身の問題だったりして、僕らに置き換えて学べる教訓ではないので、今回は「何が問題なのか」を別の観点からお話しようと思います。
この事件から先延ばしグセがある人が学べること
それで今回の事件で本当の問題だと僕自身が思うこと。
それは・・・「最悪の事態を想定する癖がない」ってことです
これが問題なのではないでしょうか?
そして最悪の事態を想定する癖がないって裏側の背景には「何でもかんでもポジティブシンキングが良いこと」という考え方に偏り過ぎてることがあるんじゃないかと考えています。
なぜなら僕らって「嫌なこと」とか「悪いこと」って見たくないんですよね。起きたら怖いことって見ないようにしてるんですよ。だから僕自身も気をつけてるんですよね。何かをやった時、もしくはやらなかった時に「最悪どうなるのか」ってことを。
それで徳井さんの場合 これだけ税金を滞納したらこれだけ報道されて社会的な問題になるということを認識してなかったと思うんですよね
だからこういう最悪の事態になったらどうなるのかってことを考える癖をつけることが大切だったんではないかと僕は考えています。
それか考える癖があんまりついてなくてもちゃんと税金について教えてくれる仲間を徳井さんがつくていたら良かったと思うですよね。真剣になって。(例えば脳科学者の茂木さんもう税金滞納でなんか一時期有名になったみたいなんです)
だから「茂木さんはたまたま大丈夫だったけれども、徳井、お前みたいなケースはもしかしたら逮捕されるレベルだぞ」と言ってくれる人がいたら良かったとも思うんですよね。(それでも多少はネガティブなことを見る癖がないと相談すらしない気もしますが、、、)
ただ僕自身も未だに、最悪の自体を想定しない癖があって、この文章を書きながらも日々、気をつけなきゃなと思っています。
例えば先日、山形に旅行に行ったら風邪を引いてしまい、せっかく東京に遊びに来てくれた人との予定がズレズレになってしまいました(泣)申し訳ない気持ちと旅行に行ってきて元気にリフレッシュしてる最高の自分しか思い描いてない自分の思考パターンに「まだまだ甘いな、、、」と反省しきりです、、、
ただ僕自身の経験で一番大きかったのは、有名な売り場に家業の商品を販売した時に、「有名だから商品とかも全部売れて、人雇っても余裕で大丈夫だろうと甘い見積もりをしてたんですね。」
その結果、結構なお金をふっ飛ばしました笑 これも最悪の事態を見ていなかったんですよ。商品が売れなくてもその売れなかった場合に赤字を出さないように、カッコつけて人を雇わずに全部、自分でまずはやってみれば良かったと反省しています。
また同じようなことを億万長者で投資家のウォーレン・バフェットさんも言っていて、彼もどんなに美味しい投資話があっても、自分が耐えられないぐらい多額の投資をする必要がある場合は、絶対に投資しないという趣旨のことを話しています。
先延ばしグセを楽しみながら解消する"遊び"とは?
でもきっと
「毎日そんな最悪なことばっかイメージしたら辛くなって生きてられない!」
という意見もあると思うので、「今回はどうやって楽しく最悪の状態から復活するのか、どうやって楽しく自分のやる気を起こすのか?」
という話を次にしていきます。
ぶっちゃけこの方法は誰でも使えると思います。なぜならイメージの力を使うからです。もちろん最悪の事態が起きた時に、起きたらどうするか?
という対処法を考えることも大切です。
でもきっとそれだけだとやる気が起きない人もいると思います。なのでここで面白い遊び(イメージ方法)を紹介します。それがビデオ再現法です。
この手法は僕が尊敬する心理療法家の矢野惣一先生が執筆された「癒やされながら夢が叶う!問題解決セラピー」という書籍の中で紹介されてる数多くのイメージ法の中の一部です。
また今回は僕が、勝手にアレンジした簡略版の方法を紹介しようと思います。(詳しく知りたい人は是非、本を買ってみて下さい。僕の起業塾に入ってるADHDアスペの仲間には買うことを強くオススメしています。)
まず最悪の事態を想像してその場面をあなたが主人公の映画を見てるように関してみましょう。どんなに非難されてどんなに多くの人に迷惑をかけているかですね。その場面をイメージしてみましょう
ポイントなのが自分が困るだけなら自己責任なので良いんです。でも人にまで迷惑をかけていて、大切な人たちを傷つける可能性があることに気づくことが重要なんですね。なので困ってる人がどんなに悲しそうな顔をしてるか、どんな風に困ってるかを具体的な映像でイメージするのが大切なんですよね。
ちなみに多分、徳井さんもここまで周りの人に迷惑がかかると思ってなかったと思うんですよね。(実際にバラエティとかで出演した映像がお蔵入りになったり、めちゃくちゃ編集されたりしてるようです)
なのでちゃんと最悪の事態を想定して周りの人に迷惑をかけるイメージをしていれば良かったのになと思います。
そしてそのイメージをビデオの巻き戻しボタンで巻き戻して、今度は逆にその行動をしたことで最高の未来をイメージします。
税金の場合だったら1億なんぼもしていれば、なんか公共の施設が立つので、そこで多くの人が楽しんでる未来とかをイメージするのがいいかもしれません。
それでどれだけの人が、幸せそうな顔をしてるのか?をイメージするんです。(別にこのイメージは正確性を担保しなくてもいいと思っています)
まとめ:”遊び”が人生を成功に導く!
いかがでしょう?簡単にまとめると
1最悪の場面をイメージする
2そのイメージをビデオで巻き戻す。
3最高の場面をイメージをする
の3つの工程です。
(できればその場面をイメージした時の体の感覚を感じてみるとよりやる気が湧いてくる思います。)
また逆にイメージつかない場合やイメージを見てもやる気が湧かないは、大抵はやる必要がないことです。(税金の場合位は特殊ケースかもしれませんけどね。)
でもきっと税金で最悪の状態がイメージできなかったら怖くて人に自分ってどうなってしまうかを聞いてたと思います。(実際に僕の場合は、イメージして最悪の状態が出てこなかったりする場合は知識や経験がある人に尋ねるようにしています。)
そしてあなたに知っておいて欲しいと思うのは、こんな風に遊びを知ってるか知ってないか、税金のことを知ってるかしってないか、知らなければ相談できるつてを知ってるか知ってないか、という違いはめちゃくちゃ大きいということです。
もしあなたも何かと先延ばしをしてしまう癖がるんだとしたらこのイメージの遊びを是非使ってみてくださいね。最悪、寝ながら動かずに出来ます(紙とペンがあればなおよしです。)