あいたいなシマエナガ

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。



お友だちに好きな動物をきいたときに「シマエナガ」と答えてくれたことがありました。
「シマエナガっていったいどんな動物かしら」と思っていたところ、本書に出会いました。


北海道に生息するシマエナガ。
漢字でかくと島柄長。
とっても小さくて軽い野鳥。

シマエナガのさまざまな写真とともに、彼らの暮らしが丁寧に描かれています。4歳からの絵本ですので、簡潔にわかりやすくシマエナガの特徴や愛らしさが表現されています。

ストーリー仕立て部分と、シマエナガの生態が掲載された箇所・シマエナガに会える場所の紹介、シマエナガの伝道師として活動されている作者の山本光一氏からのメッセージなども掲載されているので、シマエナガを多方面から楽しむことができますよ。


えー、北海道行きたいな、シマエナガに会ってみたいなってなってます。
私、鳥も好きなんですよね。


そして本を閉じる前に「シマエナガとも仲良く暮らせる環境を考えなくちゃいけないなー」と痛感しました。

環境のために…とか、未来のために…と、私たちは様々な取り組みを社会全体で行っています。
そのこと自体はとても素晴らしいこと。
ただ、その取り組みの中に人間以外の生き物のことってどのくらい反映されているのかな…というのが、私には見えづらいときがあります。

あ、あと仲良く暮らすは近くで暮らすではないです。
お互い距離を保ちながら、無理なく暮らせるという意味ですね。
ですので、触れたりすることはできなくとも、シマエナガが自分たちの暮らしやすい環境の中で、のびのびと暮らしていけるように、私たちがやっていくことがたくさんあるように感じました。


みなさんもぜひ、お手に取ってみてください。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
またの機会に。

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越路つぐみ
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