見出し画像

レスキュークローラーを作った。(その4)

主要な部品は組めたので、ここからはシャーシに取り付ける作業になっていく。

説明書の9番、モーターにギアを取り付けるところからスタートだ。

使用するギア

まずはピニオンギアとウォームギアを用意する。

紫色の8Tピニオンギアは、おそらくミニ四駆のものと同じだ。

モーター

3つある配線済みのモーターは線の色が異なっていて、赤白の線のものが左右の履帯を動かすモーター、青黄の線のものが可動クローラーを動かすモーターとなっている。

まずは可動クローラー用モーターに、ウォームギアを差し込む。

治具を使ってクリアランスを設ける
取り付け完了

治具を使ってグッと押し込むだけなので、とても簡単だ。

残りのモーターに、ピニオンギアを差し込む。

取り付け完了

こちらは治具が無く、3mmナットを治具代わりにして差し込む指示があるので、その通りにした。

これでモーターは準備OK。やはり、配線がハンダ済みなのはありがたい。

シャーシに取り付けるための台座を、ギアボックスに取り付ける。

台座をボルト&ナットで留める
ナットは六角形の座に収まるようになっている

シャーシ側にも台座を取り付ける。

ちなみに、シャーシとの取り付けはタッピングビスだ。

台座をタッピングビスで固定する

穴がいっぱいある部品を使うので、位置をよく確認しながら組む必要がある。

いよいよ、一つ目のギアボックスを載せる。

可動クローラー用ギアボックスを載せる

この後の組立は、少し気を付けた方がいいと思う。というのも、自分は説明書のちょっとした見落としで、組み直すハメになったからだ。

説明書を注意深く読んで、説明書に忠実に組める人であれば問題にはならないかもしれないが、自分はミスを犯してしまった。

説明書の11番を見ると、履帯のシャフトが通る基部と走行用ギアボックスを取り付けることになっているが、図の通りにまずは基部を取り付けて、それからギアボックスを取り付ける順序で組まなくてはいけないところを、可動クローラー用ギアボックスを取り付けた勢いで、走行用ギアボックスを先に取り付けてしまったのだ。

そうすると、次にシャフトの基部を取り付ける際に、ギアボックスのモーターが邪魔で3mmナットを取り付けることができないということに組んでから気付き、ギアボックスを一旦外すハメになってしまった。

説明書の図の位置関係は、きちんと見ておいた方が良いということを、改めて思い知ることとなった。

そんなわけで、ギアボックスを外してから、シャフトの基部を取り付ける。

スリーブをかまして少し浮かせて組む
位置関係に気を付けて、左右とも取り付ける

走行用のギアボックスは、シャーシ裏に吊り下げるような形で取り付ける。

長いボルトにスリーブをかまして取り付ける
ギアボックスの搭載完了

ギアボックスを取り付けたことで配線の位置が決まったので、仮固定して組立の邪魔にならないようにしておく。

線の固定には、付属の結束バンドを用いた。

通称”アンテナ“の上下に、配線を這わせて仮固定した。

ここからはいよいよ、履帯を組んでいく。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

いいなと思ったら応援しよう!