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Legendary RC を買った。(その12)

まだまだフロント足回りの組み立てが続く。

四駆ならどのキットでもそうだが、駆動とステアリング機構があるため、リアよりだいぶ複雑だ。

14ページ

アバンテは当然ながら、フロントのドライブシャフトにもアッセンブリーユニバーサルシャフトを使っているので、それを組む。

リアを組んだ時に部品の写真を撮っていなかったので、撮っておいた。

リアと同じ要領で組む。

Gforceのアルミナックルの表裏に850ベアリングを差し込む。

リアと違って、こちらはすんなり差し込めた。

ユニバーサルシャフトをアルミナックルに差し込み、六角ホイールハブで固定する。

この時点でかなりカッコいいが、見どころはここからだ。

ナックルを抱えるアップライトは、なんとゴールドに輝いている。

これは、ブラックスペシャルでも同じだったのが良かった。もし違う色だったら、標準を買うかブラックスペシャルにするか、さらに悩んでいただろう。

どういう意味があるのかわからないビス(おそらくナックルの当たり?)を留める。

先に組んだナックルと合体する。

黒と金の見た目がめっちゃカッコいい!早くシャーシに組み込みたい!

はやる気持ちを抑えて、デフギアにフロントデフジョイントを差し込む。

前回も書いたが、デフジョイントとロアアームの高さが同じという、すごい設計に改めて驚く。

ちなみにフロントのデフジョイント用のデフスポンジは無くしていなかったが、リアと同様にOリングを差し込んでおいた。

そのデフジョイントに、アンチウェアグリスを塗布したユニバーサルシャフトを差し込み、アップライトをビスで留める。

反対側も組んで…

おー!すげーカッコいい!

14ページはここまでだが、勢い付いているので、そのまま15ページに進む。

15ページ

アッパーアームを組む。ここの隙間は5mmだ。

金属プレートとスペーサーをシャーシの上に置き…

アッパーアームをセットしてヘックスビスで留める。

ここは本来ならタッピングビスだが、タップを立てておいたので、木工ボンドをネジロック剤としてステンレスヘックスを使った。

反対側も同様に組んで…

おー!めちゃめちゃカッコいい!金属アッパーアームが足されてメカメカしさが増し、シビれるカッコ良さ!

持ち上げて横から見たり、裏返してみたり、色々な角度から眺めて楽しむ。

なんで金色にしたんだろう?カッコ良すぎるではないか。

だが、しばらくカチャカチャと動かして遊んでいると、おかしな場所に気付いた。

ステアリングを左右に切るようにアルミナックルを動かすと、動きがとても渋いのだ。

アルミナックルを留めている上下の段付きビスを緩めると、スルスル動くようになる。

締め込むと動きが渋くなるので、おそらくアルミナックルのビス穴と金色のアップライトのビス穴の角度が微妙にズレているのだろうと思った。

なので、ネジが切れていないアルミナックルの方の穴を少し広げることにして、棒ヤスリで少し穴の内径を撫でるように削ってみた。

すると予想が当たったようで、アルミナックルの黒いアルマイトが剥がれるくらいまで内径を削ると、段付きビスを思いっきり締めても、アルミナックルが問題無くスムーズに動くようになった。

微妙な調整に時間がかかったが、これで次に進める。

次は、ステアリング回りを組んでいく。

ブラックスペシャルには、オプションのレーシングステアセットが標準で付いているので、カーボンプレートとなっている。

そこにピロボールをビス留めして、プラパーツにも850ベアリングを装着する。

プラパーツも標準はただの平たいプラ板だが、これはリブが立っていて軽量かつ剛性が高そうだ。

ステアリングロッドの隙間は15.5mmの設定で、トー角がすぐに変えられるように、アジャスタブルになっている。

レーシングステアセット

皿ヘックスビスでプラパーツとカーボンプレートを留める。

ステンレスヘックスビスでシャーシに留めて、ステアリングロッドをアップライトのピロボールにパチンとはめ込む。

ステアリング機構の動きを確認すると、ボールベアリングを多用していることもあって、遊びが少なくカチっとしながらもスムーズに動く。

アルミナックルの動きも問題無い。

これで、フロントの足回りがほぼ完成。あとはダンパーを残すのみだ。

足回りがほぼ組めたので、クラッシュラバーの作動を確認してみる。

作動前の状態
作動後の状態

写真の通り、サスアームに前から衝撃が加わった時に、クラッシュラバー内部でロッキングアームが動くことにより、サスアーム全体が後ろに動くようになっている。

こうして衝撃力を逃すことにより、足回りの破損や変形が極力起きにくい構造となっている。

正にハイエンドモデル。

1980年代後半のモデルとはいえ、設計の斬新さに感心しきりだ。

さあ、この後はいよいよ、ダンパーを組んでいく。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

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