レスキュークローラーを作った。(その2)
事前のパーツ切り出しが終わったので、説明書の1番からスタートする。
リモコンボックスに用いる基板は配線済みなので、ハンダ付けが苦手な自分には非常にありがたい。
さらにありがたいのが、モーターの配線もハンダ済みとなっている点だ。
過去に作ったショベルドーザーは、ピニオンギアが割れたりして何度かモーターを外しているが、その度に配線の接触不良に悩まされている。
必要なビスや金具、スティックマウントなどを箱から出す。
4つの突起がある樹脂部品に、金具をはめる。そして、その部品がはまるスティックマウントの穴の周りに、グリスを塗る。
部品を置く。
基板にある金具が擦れる接点の部分にも、グリスを塗っておく。
スティックマウントと基板をビスで留める。タッピングビスは、タミヤのキットを作る時に、おそらく最も多く使ってきたであろう、おなじみの3×8mmタッピングビスだ。
裏返して、4つの突起がある部品を確認する。
動かして、グリスを馴染ませる。
リモコンボックスとドッキングする。
ケースが透明なので、配線を踏んでしまっていないかを確認しながら基板の取り付けができる点が便利だ。
スティックマウントの横から出している黒と茶色の線に、電池と触れる金具を結線する。
まずはプラス極から。
次にマイナス極。
スイッチアームを組み立てる。
スプリングをアームの飛び出し部に差し込んで、フタをするように部品をはめる。
スティックマウントに、作った部品をはめ込む。
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スイッチレバーに使うパーツを、ランナーから切り出す。
スイッチアームの時と同じ要領で、スイッチレバーを組み立てる。
先に取り付けたスイッチアームの上にはめ込む。
リモコンボックスの前面カバーを仮組みして、スイッチレバーの動きを確かめる。
あれ? 右のレバーは下方向に、左のレバーは上方向に倒すと、元の位置に戻らない。
スティックマウントは、同じ形状の物を上下逆向きにして、左右で使っている。つまり、左右マウントの中心(リモコンボックスの中心)を軸に点対称の形をしているということだ。
なので、要は同じ向きにスイッチレバーを倒すと戻って来ない現象が発生していることになる。
早速スプリングを確認する。
スプリングの脚がちゃんと引っかかっておらず、ズレてしまっている。両側とも同じことになっていた。
脚を真っ直ぐにしてスティックマウントにきちんと掛けてやると、スイッチレバーが両側ともちゃんと動くようになった。
やはり仮組みでの動作確認は大事だと思った。
左右のスイッチレバーがきちんと動くようになったので、リモコンボックスの前面カバーを裏からビス留めする。
これでリモコンボックスがほぼ完成。
ショベルドーザーは青色で中が見えなかったが、これは中が見えて面白いし、自分で組み立てた感が高い。
もう一度、スイッチレバーをグリグリと動かしてみる。
動きが若干渋い気がしたが、比較としてショベルドーザーを出してきてリモコンボックスを触ってみると、ギシギシと音がしてもっと渋かった。
次はギアボックスの組み立てに入っていく。
続く…
Koshichi Museum by Muuseo
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