Legendary RC を買った。(その2)
「大事な決断は夜にしてはいけない。」とイチローが言っていた。
イチロー以外にも誰かが同じことを言っていたのを聞いたことがあるが、要するに、頭がお疲れモードの時に重要な判断をすると、正しい判断ができないということらしい。
今、会社でどんなことがあっても、帰ったら“Legend”が待っていると思うだけで、幸せになれる。
まだ何もしていないのに、箱を開けるだけでニヤニヤしてしまう。
この幸福感は、正しい判断をした証だ。
前回、狂気の沙汰で購入ボタンを押したと書いたが、実際は酔っ払った勢いで夜に買ったのではなく、朝起きてすぐの元気な状態で、割と冷静にポチッとした。
たとえ1万円の買い物だったとしても、あまり考えずに勢いで買ってしまうと、後で腑に落ちるのに時間がかかった経験は何度もしてきた。
だが今回はトータルで7万円は行くと思うが、全く後悔の念は無く、むしろ清々しい。
アバンテには並々ならぬ思い入れがあったので、ミニ四駆やトミカはもちろん購入していた。
それらを引っ張り出して並べてみる。
ずっとやりたかった、夢の光景。
RCマニアの人達のホームページなどを見ると、ここに標準アバンテのRCキットも並んでいる画像はいっぱいあるし、なんならイグレスが並んでいる時もある。
でもそんな光景は遠い世界の話で、自分の家でそんなことができるとは、1ヶ月前まで想像していなかった。
ミニ四駆の2台は9月7日に再販されたが、手元にあるキットは、それ以前に新橋のタミヤファクトリーがリニューアルオープンした時に訪問し、先行販売品を見つけて買ったものだ。
まだ組んでいないが、9月7日の再販品も予備として無事にゲットしたので、一つは組み立てようと思っている。
そして、全部組み上がった状態で、また勢揃い写真を撮りたい。
着せ替え遊びのための、標準ボディセットも見ていく。
まずはボディとウィング、防塵用アンダーカバー。
アバンテはF1をイメージしてデザインされたので、ボディが非常にスリムでカッコいい。
そして、二階建てとなっているカーボンシャーシのアッパーデッキがメインシャーシという独特の構造から、ロアーデッキよりアッパーデッキの方が幅広のため、それに合わせて防塵用アンダーカバーがフラットではなく、前から見てV字形状になっている。
次に、ステッカー。
サンダーショットとお揃いになるはずだった「SPACETECH ENGINEERING」のロゴは、「Diabro Engineering」に変わっていて非常に残念だが、リアウィングに貼る「Being Nuts is NEAT !」(イカれてるって、カッコいい!)は、自分のことだと密かに思っている。
そして、現時点ではアバンテだけに採用された特殊なホイール、カムロックホイールとタイヤ。
アバンテは前後同サイズのタイヤで、ブラックスペシャルは前後で幅違いのタイヤなので、ホイールと合わせてタイヤも必要だ。
タミヤのホームページで何度も写真を確認した限りでは、(ギアボックスの中身は異なるが)シャーシに見た目の違いは無いと思われるので、これだけあれば簡単に標準のアバンテへと着せ替えできるはずだ。
今は、説明書とにらめっこしながら組立プランを立てている。
通勤時間に、色はどうする?、ビスはどうする?、ケミカル類はどうする?、と思考を巡らせる。この時間がまた楽しい。
注意すべきは、電車内で変質者の如きニヤケ顔を晒している危険性があることだ。
ボディカラーは、標準の方はもちろんメタリックブルー、そしてブラックスペシャルはガンメタルにしようと思っている。
ブラックスペシャルのスモークは、おそらく難易度が高く、均一に塗らないと場所によって濃さが変わってしまうだろうという懸念と、そもそもとして、アバンテのボディにスモークというカラー自体がイマイチ似合ってないと個人的には思っている。
なので、標準ボディの綺麗なメタリックブルーには、同じくメタリック系にしたいと思っていて、たぶんメタリックブラックよりガンメタルの方が、ステッカーのシルバーと相性が良く凄みが増すのでは?などと考えている。
続く…
Koshichi Museum by Muuseo
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