サンダーショットを作る。(その7)
しばらく間が空いてしまっていた、サンダーショット製作を再開する。
サンダーショット系シャーシの特徴の一つにもなっている、鮮やかな黄色のダンパーを組んでいく。
ダンパーシャフトが通る穴にOリングをはめる。
Oリングの穴にダンパーオイルをチョンチョンと垂らして、フタをする。
“宿敵”Eリングをシャフトに留めて、ピストンをはめる。(一つも潰さず無事完了。)
説明書の指示通り、3穴タイプを使った。
同じものを3本組む。1本足りない気がして、少し落ち着かない。
ダンパーオイルを注入する。
見る人が見たら分かると思うが、赤色の#200を入れてみた。付属のオイルは黄色の#400だ。
赤いダイヤフラムでフタをして、キャップをする。
そしてサスシャフトのエンドを取り付ける。
サスシャフトのエンドは短いタイプを使うため、写真のようにサスシャフトのネジが完全には隠れない。なので、厚みのある樹脂ワッシャーを入れて、ダンパーが縮んだ時に、隠れなかったネジがOリングを傷めないように工夫されている。
スプリングを組み、完成。
スプリングがけっこう硬めで、縮めるのに力が要る。
ファイヤードラゴンの時って、こんな硬かったっけ?と思いながら、サスアームに取り付けていく。
そういえば、ファイヤードラゴンで遊んでいた子供の頃から、車重に勝ってしまって仕事をしない硬い足回りが嫌いで、ラリーレイドのようにオフロードをしなやかな脚の動きで駆け抜ける姿を想像して、スプリングを換えたりダンパーオイルを抜いてみたり、色々とやったことを思い出した。
サンダーショットのダンパーは、TT-01などのような段付きビスではなく、Mネジを貫通させてスペーサーを入れ、フランジ付きナットで留めるようになっている。
リアから留めていく。
リアが完了。
もうこれだけでカッコいい。
いかにも大入力に耐えそうな感じだ。
フロントに取りかかる。この方式のフロントサスは初めてだ。
スペーサーをかましてMネジを通して…
フランジ付きナットで留める。ナットが埋まるようにステーに凹みが付いていて、スタビライザーと当たらないようになっている。
フロントも完了!
初の横倒しダンパー、うーん、カッコいい。
スタビライザーの動きを確認するために片方のサスアームを持ち上げてみるが、反対側はほとんど動かない。
少しは反応するのかと思っていたが、スタビライザーを組んだことが無いので、こんなもんで良いのか全く判断が付かない。
なので、とりあえず先に進む。
メカ類を搭載して、前後のギアボックスをシャーシにドッキングする。
続く…
Koshichi Museum by Muuseo
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