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Legendary RC を買った。(その14)

18ページの途中まで進んだので、その続きでシャーシにメカを積み込む。

18ページ

元々はスーパーセイバーに使うつもりで買っておいた、以下のメカ類を使う。

まずはレシーバー。

ここは他の愛車と同様、フタバの「R314SB-E」だ。

ずっとサンワのスティックプロポ派だったが、安価なものが無くなってホイールタイプに切り替えざるを得なくなった時にフタバに変えて以来、フタバで揃えている。

次にESC。

Gforceの「SPORT BRUSHED POWER BEC」だ。

フタバ純正で急ブレーキ問題が出て以来、サードパーティ製を使用している。

サンダーショットで特に問題を感じなかったし、今のところブラシレスにする気も無いし、安価なのが自分には嬉しい。

そしてステアリングサーボ。

Gforceのデジタルサーボ「GDS-0812」。人生初となるサードパーティ製サーボだ。

特に優れた性能でもないのに、中途半端に値段が高いプロポメーカー純正に疑問を抱いていて、様々なレビューでサードパーティ製サーボの評価が良かったことから、ずっと興味があった。

自分の買ったものがどの程度のランクのものなのか?フタバのプロポとの相性はどうなのか?など全く分からないまま、価格だけで買ってみたので、ちゃんと動くのか、内心はドキドキだ。

それにしても、何から何まで気付けばGforce。Gforce様様だ。

それぞれ箱から出して、サーボから取り付けていく。

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まずはサーボホーンをサーボに取り付ける。

Gforceには、タミヤ・フタバ用のものがフィットした。

最初はハイトルクサーボセイバーにしようと思っていたが、とりあえずキット付属を使ってみて、フィーリングがイマイチなら換えてみることにした。

シャーシに固定するためのステーを左右に取り付ける。

アッパーデッキに吊り下げる形で、ビス留めする。

ここはアッパーデッキがメインシャーシのアバンテならではの部分だ。

通常はタッピングビスで留めるところだが、タップを立ててステンレスヘックスで留めておいた。

長いロッドで、レーシングステアとつなぐ。

ESCとレシーバーを両面テープでアッパーデッキに張り付ける。

配線に隠れているが、スイッチをESCの向こう側に貼ってある。

アッパーデッキは広いので、ESCとレシーバーを載せる位置の自由度が高いように見えるが、他のキットと違ってドライバー人形が大きいので、後ろの方に載せておかないと、ドライバー人形と干渉する点は要注意だ。

メカ類の搭載状態

これでメカ類を載せ終えたので、あとはタイヤを組めばほぼ完成だ。

これまで、バスタブタイプのシャーシしか組んだことがなかったので、メカの搭載位置はほぼ決まっていたが、フラットなカーボンプレートの上に、配線の取り回しなどを考えながらメカを搭載していると、まるでエキスパートになった気分になる。

メカを載せたシャーシをメンテナンス台に載せてしばし眺めていると、あるパーツの存在を思い出した。

ランナーには付いているが、組み立てには使わないパーツ。それがこれだ。

これをパッと見ただけで何か分かる人は、それを持っている人か、かなりのマニアか、どちらかだ。

正解は、サンダーショット系(ホットショット系も)のホイールハブだ。

正確にはほぼ同形状のもので、なぜかと言うと表側の形状は同じだが、裏側は違うためだ。

裏側はこうなっている。

サンダーショットのホイールハブの裏側は、普通の六角ハブの裏側と同様、ホイールアクスルに通すシャフトが固定される横長の穴が切ってあるが、これは六角形だ。

サンダーショットのホイールハブ裏側

つまり、六角ハブの上から被せて使う変換アダプターということだ。

六角ハブに被せたところ

そうと分かれば、早速サンダーショットのタイヤを履かせてみよう。

おぉ、なかなか似合うではないか!

走行チェックをしてみようと思い、四輪とも履かせてタイヤを回してみると、リアは問題無いがフロントが渋い。

そして、ステアリングを切ろうとしてもタイヤが左右にほとんど動かない。

あまりにビックリしたので写真を撮り忘れたが、どうやらホイールの内径が小さ過ぎて、ナックルを留めているビスに干渉してしまっていた。

「なんじゃそりゃー!ほんならなんでこのパーツあるんじゃー!」思わず声が漏れる。

だが冷静になって考えてみると、アバンテに標準のタイヤは、サンダーショットと同じような(というか、よりグリップしそうな)ピンスパイクタイヤなので、あえてサンダーショット用に履き替える必要は無い。

そして、ホイールの径がサンダーショット系より大きなホットショット系のタイヤはブロックパターンなので、きっとそれに履き替えるためのものなのだろう。

そう考えるとブロックパターンを履いたアバンテも気になってきた。

全て組み終えたら、一度ホットショット系のタイヤ&ホイールも履かせてみよう。

結局、サンダーショットのタイヤでは走行テストができなかったので、ブラックスペシャルのタイヤを組むことにした。

ホイールへのはめ込みがめちゃめちゃ硬くて指が痛くなったが、なんとか完成。

4本同じではなく、左右がある

早速装着する。

 

タイヤが付くとやっぱり良い!抜群にカッコいい!シビれる!

こうなると、俄然ボディ組み立てのやる気が出てくるが、残念ながら金欠でまだ塗料を買い揃えていない。

そういえば、レシーバーとプロポのペアリングについて、新たな発見があった。

フタバの3PVは10台分のプロポ設定をメモリーできる機能があるが、どうやらそれは、ペアリングするレシーバーも含めて記憶していることに気付いたのだ。

というのも、サンダーショット用として使っている3PVプロポ(呼称No.2)にアバンテのレシーバーをペアリングした時に、何も知らずにサンダーショットのモデル設定(M1)を呼び出したまま新たなレシーバーにペアリングしたら、その後でサンダーショットを動かそうとした時に、ペアリングが解除されていたのだ。

最初は「あれ?」と思ったが、すぐに「あ、そうか!ということは…」と気付いて、サンダーショットとのペアリングをM1でやり直した後、2番目のメモリー番号(M2)をアバンテのモデル設定として、レシーバーをペアリングした。

M2にアバンテを設定

アバンテの電源を切り、メモリー番号をM1に切り替えて、サンダーショットの電源を入れると…

M1がサンダーショットの設定

あっさりとサンダーショットのESCとのペアリングに成功した。

これなら、グラスホッパーⅡ用の3PVプロポ(呼称No.1)にもメモリー番号2と3にアバンテとサンダーショットをメモリーしておけば、プロポを持ち替えなくても車を変えることができる。

いやー、知らなかったー!そして、気付いて良かったー!

早速、両方のプロポに全車の設定を入れておくことにしたが、ここでまた一つ気付きがあった。

それは、例えばNo.1のプロポに全車ペアリングしていた場合、No.2のプロポで走らせたい時は、各車の設定がすでにNo.2にも入っていたとしても、再度ペアリングが必要ということだ。

つまり、2台以上を同時に走らせていて、誰かとマシンを交換したい時は、プロポごと交換した方が早いということになる。

考えてみれば当たり前のことだが、ちょっと残念な印象を受けた。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum


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