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Legendary RC を買った。(その10)

12ページでは、リアのアッパーアームとスタビライザーを組み、フロントの足回り組み立てに移る。

12ページ

リアのアッパーアームを組む。

金属ボールジョイントに両切りボルトをねじ込み、スタビライザーの座を差し込んで、ナットで固定する。

組み立て動画のアドバイスで、スタビの座を説明書通りのボールジョイントに対して平行ではなく、取り付けた時に斜め前方になるように角度を付けておかないと、スタビの動きが渋くなると言っていたので、適当な角度を付けておいた。

両切りボルトの反対側にもボールジョイントを取り付けて、ナットの隙間を8mmに調整して完成。

もう一個組み立てる。

シャーシ側の取り付けは、ビスに六角ナットを締め込んでから、シャーシのビス穴に締め込む指示になっていたので、先にヘックスビスを留めておいた。

ここは、8mmの隙間をキープしながらスタビの座に良い感じの角度を付けて、さらにボールジョイントの向きを90度ずらして締め込む作業がとても大変だった。

スタビの座の角度に少しでも違いがあると、シャーシに組み付けた時にスタビの動きが左右でばらついてしまい、調整のために何度も組み直したので、万力などを3本目の手として使い、固定しながら組み立てることをお勧めする。

シャーシに組み付ける。

ヘックスビスにネジロック剤を塗って、シャーシに固定する。

アップライト側は、キット付属のビスとロックナットで固定する。

右側を組んだので左側も組もうと思ったら、同じサイズのロックナットが無い。

部品皿を一通り見たが、やはり無い。

そこでふと、ロックナットを使う箇所が前にあったことを思い出して、シャーシを確認する。

あった!やはり組み間違えていた。

コントロールリンクの取り付け部に使ったロックナットだ。

ロックナットに普通のものと低頭のものがあることに気付いていなかったため、間違えて低頭のものを付けてしまっていた。

さっそく交換する。

これでOK。

タミヤの説明書には各組み立て説明の左側に、実物大の部品図があるので、そこで確認してから取り付けるようにしているが、この時は油断していたようだ。

無事、リアの足回りが完成!

いやー、色々と苦労したけどカッコいい!

実際に組んでじっくり見ると、写真だけではわからないカッコ良さがある。

他のキットとどれくらい違うのか、確認してみた。

アバンテと同じくらい大好きなマシン、サンダーショットの足回りを見てみる。

入門用の安価なキットだけあって、非常にシンプルな作りで、当然、樹脂パーツだ。

青色で柔らかい樹脂が特徴的で、自分も含めた当時の子供達のハードな運転に、このシンプルさで耐えていたと思うと、それはそれで凄い。

そしてアバンテ。

こうやって見比べると、軽自動車とレーシングカーぐらい違うのではないかと思う。

ただ金属パーツを多用したアバンテは、残念ながら実車とは異なって、安価でシンプルな樹脂製キットと比べると、明らかに重さ(特にバネ下重量)を感じてしまう。

それでも、金属パーツによる精度の高さで、各部はスルスルと滑らかに動くし、その緻密さは機能美に繋がって、抜群のカッコ良さを見せてくれる点は、所有する者にとって至高の喜びを感じさせてくれる。

フロント側を組んでいく。

まずは、クラッシュラバーを組み立てる。

アバンテは、金属製の豪華な足回りとハイパワーなモーターを積んでいることから、クラッシュ時のダメージを考慮して、フロントにはクラッシュラバーが付いている。

どういう風に作動するかは、足回りを組んでからのお楽しみだ。

ロッキングアームにクラッシュラバーを差し込む。

シャーシに組み込み、六角ロングナットを差し込む。

バンパーにスタビライザーを取り付ける。

シャーシの裏側からビス留めする。

表返すとこんな感じ。

これでこのページは終了。

リアのスタビライザーを左右同じ動きに調整するのにかなり時間がかかったので、たった1ページの進捗だが、とてもボリュームのある工程だった。

続く…

Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum

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