Legendary RC を買った。(その4)
ボディの塗料などを買い揃えてから作り始めようと考えていたが、説明書を読みながらプランを練って、瞬間接着剤を入手したら、カーボンシャーシのエッジを仕上げたくなったので、開封することにした。
作業に取り掛かる前に、瞬間接着剤の粘度が高い方が良いのか低い方が良いのかを軽く試してみた。
すると、粘度が低い方がキレイに仕上がることがわかったので、普通の瞬間接着剤を買ってきた。
ブリスターパックにカッターナイフで切り目を入れて、カーボンパーツだけを取り出した。
この時点でもうすでにカッコいい。
それから、組み立てと今後のメンテナンス用に、メンテナンススタンドを買ってみた。
家に届いて開封した時には、ちょっと小さ過ぎたかと思ったが、過去に使っていたテレビ台を利用した回転スタンドは、ツーリングカー用の高さにしたのでバギーには使えず、直径が大きくてツーリングカーでもタイヤが当たってしまっていたので、ちょうど良いサイズなのかもしれない。
瞬間接着剤をカーボンプレートのエッジに塗ってみる。
塗るのに使ったのは三角綿棒で、瞬間接着剤が染み込んで少し硬化してからの方が塗りやすかった。
頑張って塗ってみたが、結果としてはあまり上手く行かなかった。
エッジからはみ出したくなかったが、けっこうはみ出してしまい、バリのような状態になってしまったのと、少し多めに塗った箇所は白化してしまった。
粘度の低い瞬間接着剤はエッジからの染み込みが予想以上に大きく、塗った効果があるのかよくわからなくなってしまった。なので、粘度の高いものをサッと塗るのが良いのかもしれない。
あと、三角綿棒のサイズを2種類買ってきており、小さい方を使おうと思っていたのに、それを忘れて大きい方を間違えて使ってしまったのも、上手くいかなかった要因だろう。
いずれにせよ、#600くらいのやすりを買ってきて、盛り上がったバリ取りをしなければならないという、憂鬱な事態となった。
ちょうど買い物に出かける機会があったので、ついでにスポンジやすりを買ってきた。
#600の封を開けてしまってから写真を撮ったが、まずは#600でひと通りカーボンプレートのバリを削ってみた。
触った時にバリを感じないくらいまで削っていくと結構疲れたし、そこまでピカピカにするつもりも無かったので、結局は#600で終えることにした。
単にキズを増やしてしまっただけな気もするが、せっかく塗った瞬間接着剤の効果を信じたい。
下準備が一応できたので、いよいよ説明書の4ページ目、①から組んでいく。
以前書いたように、本当は最も面倒くさいボディから作っていきたいところだが、9月にも関わらず連日の猛暑で、外に出て塗装する気が全く起きないので、先にシャーシを組むことにした。
リアのギアボックスを組んでいく。
ギアボックスに、ギアボックスプレートをビスで固定する。
ここはほぼ分解することは無いと判断して、キットに付属のタッピングビスを使ったが、一ヶ所だけ低頭ビスがあり、それはなぜかMネジだったので、そこだけ一応タップを立てておいた。
モーターを取り出して、モーターマウントとピニオンギアを取り付ける。
ブリスターパックからモーターを取り出して、しばし眺める。
小学生の頃に、従兄がモンスタービートルにテクニゴールドモーターを装着してかっ飛ばしていたが、ステアリングを切るたびにころころ転んで、それを起こしに走り回っていたのを思い出した。
前に「GTチューン相当」と書いたと思うが、どうやらGTチューンそのもののようだ。
抜群にカッコいいが、ステッカーチューンではなく、ケースそのものも金色だったら尚良かったのになと思った。
サンダーショットの走行中に、モーターマウントの緩みとピニオンギアの空回りを経験していたので、モーターマウントとピニオンギアの取り付けには、ネジロック剤を用いてビスを固定した。
ギアボックスにモーターを取り付ける。
タミヤらしく部品同士の合わせがカチッとして精度が高いので、作業がサクサク進む。
これで4ページはあっさり終了だ。
ちなみにギアボックスの樹脂は「PC+GF」と書いてあったので、ポリカをガラス強化してあるもののようだ。
これまで組んだどのキットより、カチッと硬い印象を受けた。
次は、カーボンシャーシにギアボックスをドッキングしていく。
続く…
Koshichi Museum by Muuseo
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