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レスキュークローラーを作った。(その7)
組み立てもいよいよ最終章へと来た。
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前回組んだ可動クローラーのアームを、本体に取り付ける。
まずは、シャーシに取り付けてある黒い土台パーツにシャフトを通して、アームを差し込み左右からキャップで抜けないように留める。
![](https://assets.st-note.com/img/1722223815074-Bi5vqjKQsa.jpg?width=1200)
次に、ギアボックスとアームをつなぐ。
ギアボックス側のクランクにOリングをはめる。
![](https://assets.st-note.com/img/1722223815055-A4nnE6s94r.jpg?width=1200)
アームを差し込む。
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ワッシャーと金属ばねを差し込み、六角ナットを締め込む。
六角ナットは締め込み量が決まっていて、ビス頭が1mm出るまで締め込む。
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ここは、可動クローラーという思い部品を上下に動かす基点になる部分なので、大きな負荷が掛かった時に機能するものだと思うが、どう機能するのかはわからない。
アームの先端と可動クローラーを連結する。
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ビス留めギアで固定する。
![](https://assets.st-note.com/img/1722985979324-InNj0OhMlv.jpg?width=1200)
これで可動クローラーが完成。
最後の部品となる、リアフックを組み立てる。
![](https://assets.st-note.com/img/1722986423264-wZWlnzcqrm.jpg?width=1200)
フックの部分を組み立てる。
フックの間にスリーブを入れて、ビスで固定する。
![](https://assets.st-note.com/img/1722986389567-AmtS0e02EM.jpg?width=1200)
可動クローラーと連結する部分を組む。
ビスを内側からフレームに通して、スリーブはめてから3mmナットで留める。
![](https://assets.st-note.com/img/1722986389620-LzwV9o2Mnt.jpg?width=1200)
可動クローラーに連結する。
ビス留めギアで固定して、ギアボックスのクランクの上に置くだけだ。
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クランクの根元にある黒い部品に突起があり、クランクが回転すると一緒に回転して、突起が上に来るたびにフックを押し上げることで、上下に可動するという非常にシンプルな機構だ。
さあ、完成だ!
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クーッ!カッコいい!
機能美とは正にこのこと!と言わんばかりのカッコ良さ。
早速、走破性を試してみたくなり、説明書の最後となる操作一覧に目を通してから、単1乾電池をリモコンボックスに入れる。
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基本的な操作方法はショベルドーザーと同じだ。
さあ、動かしてみよう。
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カーペット床の上に置いて、前進させる。スムーズに動く。
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可動クローラーを立てていくと、垂直に近い位置まで立ち上がって驚いた。
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布団の上に置いて、走らせてみる。
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ショベルドーザーだと行き詰まったり転倒したりしてなかなか走破できなかったが、さすがはレスキュークローラー、可動クローラーを上手く使えば、転倒もせず布団の凹凸を乗り越えていく。
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全長が長くて転倒しにくいこともあるが、可動クローラーの威力は凄いものがある。
凹凸に合わせて可動クローラーを上下させると、可動クローラーが抜群のグリップ力を発揮して凹凸を乗り越えるキッカケを作り、その後の上下操作を間違わなければ、本体がぐいぐい凹凸を乗り越えていく。
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「ここは無理かなー?」と思うところを乗り越えられた時は爽快だし、メチャメチャ楽しい。
走破性が高いので、操縦がもっと上手くなりたくなるし、色々とコースを考えてみたり、リアフックをどう使おうか考えたり、遊びの幅が広い。
いやー、良い買い物をした。
次は子供を誘って、ショベルドーザーと競争をしてみよう。
Koshichi Museum by Muuseo
https://muuseo.com/Koshichi-museum