99. コミットメントできる組織/ Equipo que se puede Organizaciones comprometir
僕らは、メンバーの誰もがコミットメントできる組織を目指しています。
毎朝、全員で行うミニミーティングがあります。
基本的には、新しい注文の確認、
その日の各チームの作業内容の確認、
そして、幹部のコメントを行います。
最初の2つは機械的なもので、
全員で管理しているkeepというアプリを使って、
その場で見ながら確認を行います。
このkeepという無料アプリは本当に便利なので、
後日記事にしたいと思います。
最後の幹部のコメントですが、
月曜と金曜にマネージャーからお話ししてもらい、
その後に僕が毎日コメントをします。
最初の頃は、マネージャーも毎日話すようにしてもらっていましたが。
ネタがなかったり、早朝一発目からはきついということで、
週の初めと終わりだけ話してもらうこととしました。
このコメントでは、
最近の動きや、今後の動きを読み取りながら、
メンバーを労わる言葉がメインとなっています。
どんなお客さんが来て、
どんな相談があって、今後どのように動いていきそうか、
そういった話がもっとできれば、メンバーそれぞれが
自覚を持って考えることができそうですが、
まだそこまではいけていません。
それぞれが多くの仕事を抱えていますから、
なかなかそこまで頭が回りませんよね。
最初の導入からそれを行なっていたから、
難しかったのかな。
来年からは、新規一点ということで、
導入していきたいと思います!
きっと、前日の最後の5分で、明日の朝話す内容を考える。
そんな時間を設けることができたらいいように思います。
よし、来年からやろう!
そして、僕の言葉なんですが、
まずは、元気に明るく挨拶をするようにしています。最近は。
「Buenos dias Todos! Como están?」
(おはようございます、みなさん!お元気ですか?)
シンプルだけど、トップの挨拶は重要に思います。
1日のスタートですからね。
その日の気分で、日本語で挨拶することもあります。
皆、簡単な日本語の挨拶はだんだんと覚えてきました。
異文化を学べることもミドリの良い部分だと思っています。
今はパラグアイ、日本、アルゼンチン、ペルーの国籍のメンバーがいます。
挨拶のあとは、
前日の出来事や、僕が思ったこと、
前日見つけたメンバーの良いところを褒める、
大事な連絡事項などなどがあります。
例えば、昨日であれば、
先週末にイグアス移住地の堤さんが作っている美味しくて甘いメロンがあるのですが、
それをお土産でもらい、月曜にミドリのメンバーで分けて食べました。
(めちゃくちゃ甘くて美味しいので、この時期パラグアイを訪れた人は必ず食べて欲しいです!)
その場で、「美味しかったですか?」
なんて感想を聞くのは、普通として。
(皆、甘くて美味しかったと言ってくれました)
僕がここで見せたかったのは、
堤さんのメッセージカードです。
メロンを箱買いするとついてくるカードなのですが、
ここには堤さんの熱いメッセージが記されています。
***
もっと甘くてもっと日持ちのするメロンを作りたい
そんな長い間の想いがかなえられました。
どうぞお召し上がりください。
生産者のことば
わたしは1975年に移住してきました。
その時12種類のメロンの種をもってきて、試験栽培をしました。
その中でいちばんおいしかったのはサンライズという品種でした。
しかし日持ちがしないのが難点でした。
最近ようやくあまくて日持ちのする
パラグアイの皆様方に満足していただけるメロンができるようになりました。
わたしは、地味豊かな赤土と、
昼と夜の温度差が大きいここイグアスの地でなければできなかったものだと思っています。
わたしも早い、今は意子が親理と販売を通ってくれてます。
メロンツツミがこの地で皆様方にめし上がっていただけることに
感謝しております。
***
これってすごく素敵なカードだと毎回思うのです。
どうしてミドリで話したのかというと、
これがブランドの大事なブランディングだと思ったからです。
僕が良いと思ったことを共有する。
これが、組織として思考を共有する重要なことだと思っています。
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