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81. 自分に限界を作る/ Hago mi limite

「自分に限界を作らない」


というのが、一般的な考えだと思います。


でも、今日のタイトルは、


「自分に限界を作る」



これも山崎さんから教わったことの一つかもしれません。


直接この言葉を託してくれたわけではないんですが、


彼の考え方の一つとして、


自分に限界を作ってもいんじゃね?と、思えたのです。


常に、成長、学び、向上を目標にしている僕らですが、


山崎さんの会社スタジオLには「ユニークな限界」があります。


一つ目は、「年間の売り上げは3億円まで」


二つ目は、「メンバーは25名まで」



ビジネスを行う組織、企業として、こういった指針ておもしろくないですか?


売り上げ3億円という数字もすごいなあと思いますが。。。


売り上げも増やして、人も増やしてガンガン稼ぎたいのが、


一般的な考えです。


少なくとも今までの僕は。


あ、できれば人は増やさずに少数精鋭がベストですが。



25人で3億円となると、

単純計算で一人が1200万円を稼いでいることとなります。


でも、それぞれの担当も技量も仕事の量も異なってくるので、

その中でも山崎さんはこの数字よりは稼いでいることと思います。


ミドリは昨年で言うと、1200万円の売り上げを11人で稼いだので、

一人100万円ちょっとの稼ぎです。。


パラグアイにしては頑張った方でしょう。。。


まあ、他人と比べても仕方がないですね。



さて、なぜスタジオLでは、

そのような限界を作っているのか。


山崎さんの回答は単純明快でした。


「無理なく働ける仕事量だから」


とのことです。



なるほどなあ、と。


ガンガン売り上げ伸ばしていきたい資本主義的な考えとは、

全く逆を言っていますよね。


でも、それでいいんだと思います。


山崎さんが会社からもらっているお給料の額も教えてもらったのですが、


想像していたよりもずっと少ない額でした。失礼かもしれませんが。


でも、その額というのも彼が決めたもので、


その理由も、


「月々、自分や家族が不自由なく暮らしていける額」


だということです。



ここでもまさに、自分に限界を作っていることとなります。



上を求めたらキリがありません。


常に儲けることばかりを考えなければいけません。


上場している株式会社なら尚更のことですよね。


株主の投資を還元するために、

常に企業は利益を出し、事業を拡大しなくてはいけません。


同じ規模、人数で毎年のように売り上げが伸ばせたら、


それは最高なのですが、なかなか至難の業ですね。



でも、これからの時代はそれでいいのだと思います。


まさに無理なく暮らせるような気がしました。



僕もこの話を聞いてから、すぐに我が家で毎月必要な最低限のお金というものを計算してみました。


およそ2000ドルくらいだったのですが、

毎月のローン支払いや奨学金も含んでいます。


あと、毎月の貯金も。


アパートも少し背伸びをして贅沢な場所を選んだので、(と言っても全然高級ではない)

結構な額になっていますが、

もっと節制して切り詰めれば下げられそうです。


でも、ケチばかりして、無理して生活するのも寂しいし、

今の生活がちょうどいいのかななんても思っています。


特に、もっとでかい家に住みたいという願望もないし、


もっと最新の車が欲しいという欲もありません。


強いていうなら、最近近所の犬がうるさすぎて毎日寝不足なので、


もっと静かな場所に住みたいですね。。。



さて、皆さんも自分に限界を作ってみるという考え方、

一度、自身の生活を見つめ直すことから始めてみてはいかがでしょう。


ある程度の基準まで仕事と収入の質を上げていく必要があることは第一条件でしょうが。

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