116. 経営戦略2024/ Plan de negocio 2024(3)
業界環境の3C分析というものがあります。
僕は今回のレポートを作る上で初めて知ったのですが、
自分たちの立ち位置を客観的に知るためには、
とても良い方法だと思ったので、実際に分析してみました。
きっと経営を勉強されている方は、常識のような分析だと思うのですが、
何せ僕はそんなものはほとんど勉強してこなかったに等しいので、
ここは素直に乾いたスポンジのように吸収していきたいと思います。
この6年の実践と、幼いころから見た親父の背中を参考にさらに伸ばしていきたいです。
では、下記がミドリの3C分析となります。
こちらはAiは使わず、自分で行ったものです。
この3年は連続で似たようなレポートを書いているので、
おおよそにして、こういった考えは持っていましたが、
いざ、しっかりとしたやり方に則って行うと、
今まで見えてこなかったものも見えてきて面白いと思いました。
【ミドリの3C 分析】
① 顧客
・アジア系、日本人の駐在員、観光客
・外国人の駐在員、観光客
・パロサントが好きなパラグアイ人
② 競合
・個人の木工Artesania職人(グアンパ・木彫)
*アロマ関係に関しては競合はいない
*木工アクセサリーも競合少ない
③ 自社
・環境に配慮した端材再利用と、日本人慣習のもとデザイン監修・製造管理を行っている。
パロサントの魅力を最大限活かした商品展開。食器関係からアロマ系、アクセサリー、アート作品やデコレーション、宗教関係など幅広い商品展開が、垣根を超えた顧客獲得につながっている。
この分析で、明らかにミドリの長所が見えてきます。
それは、②の「競合」ですね。
今までも何度か書いて生きていますが、
ミドリは極めて競合が少ない稀有な市場で戦っています。
全くいないわけではないですが、
言い方が悪いですが、正直「相手にならない」と思っています。
彼らを蹴落とすきは全くありません。
ともに成長して、市場を盛り上げていきたいと思っています。
また、同時に、競合が少ないということは、
市場として、参入要因が少ない。
市場としての魅力が低いとも思っています。
だって、儲かりませんからね。笑
もちろん、やり方次第だと思いますが、
パロサントという自然のもの、規制のかかっているものを相手に
商売しているわけですから、リスクもおおきい。
まして、お土産需要が多い中で、
コロナのようなパンデミックが起きて仕舞えば、
一瞬にして売り上げはゼロです。
今や、多くのスタッフを抱えているミドリは、
人件費も大きいですから、むしろマイナスでしょう。
想像しただけでも恐ろしいです。
① の顧客(ターゲット)は明確で、皆さんのおかげでミドリは成り立っています。本当に心から感謝です。
3の自社については、前記事のAiの回答も参考にしていますが、今まで好き勝手に自分たちのやりたいこと、ものを作ってきたことがつながっていると思います。
これは楽しいのですが、長続きしません。
現に昨年の売り上げは予想よりも伸び悩み、
今年2024年は改革が必要です。
より顧客、卸先の声を聞いて、
商品制作に活かしていきたいと思っています。
市場が求めるものを作る。当然のことですよね。
今までは、自分たちが好きで楽しくて作っていたもの、
これは売れる!と確信して作ってきたものばかりですから、
ある意味で独りよがりで、マスターベーションだった部分もあると思います。
その中で、当然ヒット商品も生まれてきました。
今後は心を入れ替えて、より謙虚にいきます。