96. 玉突き事故/ Amontonamiento(3)
三代目の旦那さんが警察に電話をしてくれました。
しばらくして、警察が来てくれました。
徒歩で。
僕らの事故現場はちょうど、大通りと大通りが交差する立体交差点の近くだったので、
すぐ近くに警察の駐在所がありました。
そこから徒歩で駆けつけてくれたのです。
めちゃのっそりと歩いてきました。
最初の三人のドライバーの身分証明書などを預かって控を書いていました。
今時、まだ手書きで書いていたので、
遅い遅い。。
字もめちゃ下手くそだし、
こんな書類あとで役に立つんかいな?というくらいでした。
職業を聞かれたり、
事故当時の様子も聞かれました。
特に僕が心配していた一台目が逃げ去ったことも伝えましたが、
そうかあ、みたいな反応で別に何もしようとはしていませんでした。
僕が、「この近くに防犯カメラでもあればいいんだけど」と言ったら、
「あの交差点にカメラがあるから、それで一台目のことがわかると思うよ。」
と言っていました。
絶対見返してないだろうなあ。笑
警察との最初のやり取りの最中は、
僕の車も含めて三台の車は、大通りの端に停めていたのですが、
道路は大渋滞を引き起こしていました。。
申し訳ないなあ、とも思いつつ勝手に車を動かすわけにはいかないだろうし、
呆れた顔したドライバーたちの視線を横目に見てみぬふりをしていました。
中には、おばさんが僕らに向かって罵声を飛ばしてきました。
「こんなところで事故ってんじゃないわよ!!」
よく聞き取れませんでしたが、
こんなようなことを言っていたと思います。
まあ、金曜の朝から大渋滞で、
職場や仕事に遅れたらそれはイライラしますよねえ。
でも、仕方ない。。
聞き取りも中盤になった頃に、
ようやくレッカー車が来てくれました。
4台目が一番ひどいダメージだったので、
運ばれていきました。
ついでに、僕と3台目の車も反対側の路肩に車を移動するように指示され、
ようやく渋滞は解消されました。
道路には、車両の壊れたパーツの破片が散乱していました。。
僕の車も、バンパーなど前方のパーツが凹んだせいで、
運転席のドアを開ける時に変な音がします。。。
うわあ、今年の2月に買ったばかりの新車があ、とじわじわと事故のダメージが精神的に押し寄せてきました。
警察の聴取も終わり、
三台目もレッカー待ちでした。
僕の車はバンパーが下がって心配でしたが、
無理やり持ち上げたら、なんとかまだ走れそうでした。
よかった。会議に間に合う!
僕はそっちの方が心配だったので本当に良かった。
事故にあった他の三人に、陽気に挨拶をしてその場を後にしました。
あいつ、なんか嬉しそうな顔してたなあ。
なんていうふうに、彼らは思ったかもしれませんね。笑
会場には無事時間通りにつきました。
相手方にも謝罪するとともに事故のことを少し説明すると、
よく同情してくれました。
そして、会議も無事にすみ、
思っていた以上に良い結果を収めることもできました。
本当よかった。
その後、早速保険屋に行き、
修理のための処理をしてもらいました。
「雨の日はよくあるよねえ。」
なんて、アテンドしてくれたお兄ちゃんは、実に他人事でした。笑
この日はミドリのイベントがあったので、
翌日、修理工場に車を持っていき修理の見積もりを取ってきました。
さらに翌日きた見積もりはなんと!
25millones Gs.
約50万円です!
わあ、これは大変だ!
本当に保険に入っていてよかったと、つくづく痛感しました。。。
修理屋の担当からも、ボディに絡んでるから大修理になるな、
なんてコメントをもらっていたので、覚悟はしてましたけど。
修理は一週間くらいかかるそうです。
修理に出すのでは見積もりが出てから
2週間後で、工場も忙しいようです。
改めて、みなさん雨の日の運転は気をつけてください!
焦らずゆっくり、
車間距離を開けて!