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48. 前田鎌利さんへの質問/ Preguntas a Sr.Kamari Maeda
前田さんの回答は下記の通りでした。
「自分の強みを知ったきっかけ」
>>ソフトバンクアカデミアで孫正義さんに認められ、1年間の間に実績を評価され最優秀賞を勝ち取った時。それが一番のきっかけでした。
ソフトバンクアカデミアでは孫正義さんの後継者を育てるために、
新たなビジネスアイデアの提案などを行うのですが、孫さんに認められれば、
翌日から新たなグループ会社の社長として任命されることもあるそうなんです。
やはり偉大な人から能力を求められたら、誰でも自信がつきますよね。
前田さんにとっても大きな転換点だったのではないでしょうか。
前田さんのこの回答の後に、僕からも質問させてもらいました。
ちなみに僕は、幼い頃から質問を考えるのが大好きです。
好奇心と探究心というのでしょうか。
勝手に湧いてくる、というニュアンスのほうが合っているかも。
エジソンの伝記を読んだ時も、彼はとにかく何にでも質問をする子、なんでなんで少年だったようですよね。
学校で先生が呆れてしまい、対応しきれず、
結局は家庭で母親が懇切丁寧に教育していた。
確かそんな感じだったと思います。間違っていたらすみません。
コメントで教えてください。
「前田さんが、アカデミアで最優秀賞をとった時のビジネスアイデアは何だったんですか?」
それが僕の質問でした。
>>書道のオンライン教室の提案でした。もっとより多くの人に書道を学んでもらうために、当時はまだオンライン教室が一般的ではなかったのですが、先駆者的なアイデアとして高く評価されました。当時は多分Skypeが出て少しずつ知られるようになってきた頃ですね。
しかし、時代がまだアイデアに追いついていませんでした。
ソフトバンクの事業は、30〜40億円の売り上げを出せる規模でなければ成立しません。
日本の書道人口は限られているし、簡単な話ではなかったのですが。
こんな裏話も聞けてとても面白かったですね。
続いて2つ目の質問。
「プレゼンテーターとして培った技術は、書家としてどう自分を売り出していくかに直結していくと思いますが、逆に書道で培った技術や感性をプレゼンクリエイトの面に何か影響あるいは変化を与えたか?」
>>もちろん両者通ずるものはあって、書道の余白の美のような、いかに空白を埋めないかというった感覚は、プレゼンの世界でも「間(ま)」として、反し方やスライドの見せ方にも大きく関係しています。スライドも、文字や写真でたくさん埋め尽くすのではなく、
状況や相手にもよりますが、なるべくシンプルにわかりやすく意図を伝えるように心がけています。
こうった内容は、ユーチューブの動画でも話されていましたし、
著書の中でも詳しく書かれているのだと思います。
ですが、実際に本人から話してもらい、
それを聞くのでは、吸収力と理解度が全く変わってきます。
「書道家になるために必要なもの」
>>特にありません。
書家としての資格のようなものは特になく、
世襲制の強い業界でもあるので、親から子へ継がれることも少なくありません。
逆にその日から「私は書家です」と言ってしまえば、
誰でも書家になることができるのです。
質問をするって、すごく大事ですよね。
僕もこれからも自分の質問力を信じて、
インタビューを続けていきたいと思います。
「質問」て、質を問うって書きますね。
面白いな〜。