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139. 高級スーパーへの営業/ Hacer negocios a Casa Rica

今年に入って、ミドリの卸先ナンバー2のJOPOIが閉店となってしまいました。

これはかなり大きいです。
毎月10万円以上の売り上げを出していたお店なので、

この影響はかなりのものです。

スタッフさん約2人分の給料ですからね。。。


大型ショッピングセンターに入っていたJOPOIですが、

運営側の指示で、今までいたテナントスペースからの移動を命じされたそうです。


でも、JOPOIが入っていたのは、

一階の人通りが結構あるスペースで、

ここからの移動は厳しいものがあります。


ましてやお土産屋さんなので、

季節によってバカ売れということも少ないですし、
そもそもパラグアイは観光立国でもなく、

ギフト需要というのは極めてスモールマーケットなのです。


そこで頑張っているミドリはなかなか大したもんです。笑



さらに、ひどい話なのですが、

JOPOIのテナントスペースの家賃は、

昨年末までは、20.000.000 Gs(約40万円)で、

それが一気に50%も賃上げされたそうなんです。


これはもう無理ゲーです。

毎月60万円も稼ぐために、どれだけのお土産品を売ればいいのか。

お土産ですから単価も低いし、毎日バカバカと売れるものではないです。


スペースはそこそこ広かったですね。80m2近くはあったと思います。

とはいえ、50%の値上げは厳しいでしょうね。


JOPOIが入っていたお店の近辺は全て、

立ち退きをして、超大型スポーツ用品ショップが入るんだそうです。

その数、10店舗近く。。。


こんな思い切ったことを、よくやるなあと。



まあ、経営や売れ行きが悪くてということではないので、

僕らは何もいう事ができません。

ただただ悲しくて、焦りが迫ってきます。


売り上げがあああああ。


頭が痛いものです。



ちなみに、JOPOIの中で、最も売れていたブランドは、

なんと!うちのミドリなんです。


JOPOIではいろんなブランドのギフトを扱っていましたから、

そこでミドリがトップというのは嬉しい事です。


しかし、さっきの家賃のことを思い出してみてください。

毎月10万の売り上げのミドリがナンバーワンで、

60万の家賃を支払うために、いくらかき集めたって、

ほぼ不可能な話です。


赤字は間違いないです。


家賃の他に人件費や経費がかかります。

・マネージャー1人(5.000.000 Gs(約10万円))

・販売員2人(2.600.000 Gs(約5万円) x 2人=約10万円)

・電気代(予想 1.000.000Gs(約2万円))

・そのほか(ネット?、水道、公益費など:予想 1.000.000Gs(約2万円))

合計9.600.000 Gs(約20万円)


毎月の固定費だけで80万円です。


ここからさらに、展示の棚の修理や交換、

改善のための投資費もかかってきます。


とっても、利益が出るビジネスとはいえませんね。。。


やっと利益が出る100万円売り上げたとしても、

ミドリのような売り上げのブランドが10軒ないと無理です。


ビジネスの世界は厳しいですねえ。



この二週間くらい、

彼女たちは必死で在庫処分のためのセールをしていました。


ほぼ半額近くで売り捌いていると思います。

ミドリは委託販売形式なので、売れたら集金できる仕組みです。


そのため、セール前の早い段階での回収を命じられました。


現在彼女たちが在庫処分しているのは、

あの店の買取商品ばかりです。

だからあれだけ必死なんですね。


考えただけで恐ろしいです。


ミドリも今結構な在庫を倉庫に抱えているので、

決して他人事ではありません。。。


常にストックを抱えるにではなく、

いいバランスを保っていきたいものです。

ただ一個だけ、最後に。

パロサントの商品は食品のように腐ることはないし、

劣化も少ないです。


価値も一気に上下しませんから、

そこはある意味で扱いやすい商品なのかもしれませんね。


そうそう!
最後に、今まで5年近く付き合ってくれたJOPOIのオーナーの
ギジェルミーナさんには感謝でいっぱいです。

その他マネージャーのベアトリス、売り子さんのベリンダとケニアも本当良くやってくれました!
今後の各々の成功を祈っています!ありがとうございました!




はい、全くタイトルの内容に辿り着きませんでした!

ということで、今ミドリは頑張って新しい営業先を探す営業活動を頑張っているわけです。


明日に続く。

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