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高専合格体験記#5(面接と学力試験)

こんにちは。とある女子高専生です。
前回投稿から、かなり期間が開いてしまいました…。今回は合格体験記第2段。「推薦入試で聞かれたこと、学力入試とは?」について書きます。高専を受験する方の参考になれば嬉しいです。



1.面接準備の流れ

さて、面接準備についてですが、はっきり言ってそんなに大層なことはしていません。したことは以下の通りです。

1. 自己分析 ≒ 願書を書く
2. 面接で聞かれそうな事とその答えをまとめてみる(箇条書き)
3. 中学校の先生と面接練習
4. ダメ出しされた所を直す

ひたすら、これの繰り返しです。ちなみに、私が面接練習一回目をしたのは、3年生の夏休みからでした。(高専の推薦入試は早いので早めに準備をしました)



2.面接準備(自己分析)


面接で聞かれそうな私のステータス

勉強面
・得意科目は数学と理科(苦手科目は体育)
・美術部部長
・習い事で空手を続けている(小学2年生~)
性格面
・責任感があり、色々挑戦することが好き
・海外への興味が強く、留学もしたい
・好き嫌いが激しい
・協調性に乏しい



気になる人は前回記事を読んでいただけると幸いです。



3.面接準備(質問と解答)

ここでは、私が実際に聞かれた質問と私の答えを書きます。(箇条書き)
面接では、文章を暗記して読み上げるのではなく要点をつないで話していくと、焦った時もどうにかなります。8つほどの質問で、面接時間15分~20分程度でした。

なぜうちの高専を志望するのか 
・建築について勉強したいから
・技術者として成長できると感じたから
・オープンキャンパスや体験入学での雰囲気が良かったから
中学校で頑張ったこと
・美術部の部長
・空手
・文化祭や体育祭でのイラスト制作
得意科目と苦手科目は何か。また苦手科目の対策はどうしているか。
・得意科目(数学)
・公式などに当てはめて解いていくが楽しいから
・物事や現象を数字や記号を用いて求めることができるから
・苦手科目(体育)
・運動能力は劣るが、一生懸命取り組むことを心掛けている
入学後、頑張りたいことは何か
・もちろん勉強
・部活(野球部のマネージャー)
・寮生活で、協調性や主体性などを伸ばしたい
・部活、勉強以外にもいろいろなことに挑戦したい
ボランティア経験はあるか 
・なし
・入学後は積極的に参加したい
将来の夢は何か
・人々が安心・安全に生活することの出来る構造物をつくること
・東日本大震災や、熊本地震について感じたこと
・南海トラフ地震について
・世の中に貢献する技術を生み出すための技術者になりたい
・高専で学びたいこと
建築の勉強をしたいとのことだが、一級建築士の資格要項は知っているか
・知っている
・軽く要項を話す
・高専卒業後について
海外で働くこと、学ぶことについてどう考えるか
・自己成長できるいい経験だと思う
・自分も将来的には海外で働きたい



4.面接準備(面接練習)

中学校の先生に空き教室などを使って、面接練習してもらってました。(放課後や昼休み)

面接練習の際によく言われるのが以下の3つです。

1. 声の大きさ・話す速さ
2.ドアのノックや、立ち振る舞い(礼儀面)
3. 話す際の目線や動き

声の大きさ速さは、人が聞き取りやすくわかりやすいように。一人でも練習できる項目です。音声などを録音して、自分でも聞きなおしてみると良いでしょう。

礼儀は、ネットや文献で読むより、実際に実践して先生や大人に意見をもらうことが、最短で最強です。一人の人だけでなく、いろいろな人に練習に付き合ってもらいましょう。

話す目線動きは、要するに態度です。俯いたり、きょろきょろしていたらどんなに良い話も台無しです。堂々と、相手の首やネクタイの結び目あたりを見て話すことがポイントです。


私の失敗
一級建築士の要項や、海外で働くことについては予測していませんでした…。なりたいもの、叶えたいことがはっきりしている場合には、資格や自分の考えについて、調べたりまとめたりすることをお勧めします。

iPhoneの人は面接用アプリもあるみたいです→(knock knock)


5.面接準備(反復)

面接練習は、一回したら完璧にできるものではありません最低三回は、練習することをお勧めします。同じ学校を受ける友達等に、どんな風に願書や面接を受けるかについて、聞いてみるのもいいかもしれません。

また、面接で話すことと対応させて、願書もグレードアップさせるとより良くなると思います。


6.学力試験

私は学力試験は受けていないのですが、一応レベルの対策はしていました。それは、ひたすら過去問を解くことです。高専、学力試験は全国統一なので、推薦試験より難しい印象があります。(実際難しいです)

推薦で落ちた人+学力試験のみ受ける人

この2パターンの人がいるため、推薦より倍率が上がる場合があります。

また、「国、数、英、理、社」の5教科を勉強しないといけません。遅くとも12月初旬からは、受験勉強を始めることをお勧めします。


以上で記事を終わります。高専を受験する中学生の方、頑張ってください。
次回は、推薦入試本番について書きたいと思います。よろしくお願いします。

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とある女子高専生
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