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電験3種-1ヶ月もあれば合格-

こんにちは
そのへんの高専生です。
Instagramもなんとなくやってます。

最終更新日 2024/3/7

この記事では、
電験3種に対策期間3週間ほどで合格したよ~
というお話です。
余裕もって1ヶ月。



「こいつ何者?信頼できるの?」
と思った方は私の自己紹介記事についても読んでくれると幸いです。


「編入学試験の情報を知りたい!」
「実際の合格者に会いたい!」
「合格した先輩に対面で相談してみたい!」
という方はこちらを是非。



国立高専機構について

それでは、、





注意事項

誤解のないように説明します。
素人(文系の方など)が1ヶ月で合格することはほぼほぼ不可能だと思います。
私の記事を読んでいただいてる方であればご存知だと思いますが、私は高専で電気電子工学を学び、東工大でも電気電子を専攻としています。
このバックグランドを持っていることはご承知ください。

また、この記事では万人に共通するであろう具体的な方法論などは述べません。私が分からないからです。私はただ純粋に、
目標到達のために自分に足りないものを見極めて、
いかに効率よく試験で点数を取るか?
に重きを置いて勉強しました。

そのため、実務に役立てるための勉強はしていません。とにかく試験に合格するための勉強です。頻出以外のところは勉強しません。

ということで、
私が効率よく点数を稼ぐために行ったことを次から述べていきます。
参考にできるところがあれば、参考にしていただけると幸いです。
参考にできないところがあれば、心の中でツッコミ入れてください。




理論

電気の人間として落とすことはできなかった。
普段の勉強ではあまりでてこないような頭使いそうな回路をメインに学習した。直流のお話。
交流は、そんなに対策せずに、三相交流のところだけ勉強した。

理論で話せるのはこのくらい。曲がりなりにも電気科。
授業で電気回路は勉強しているのでそれほど勉強せず。しかし、理論科目で落ちたら周りに笑われるので1週間という長めの時間を割いて、過去問等もしっかりやった。

そう、私は受験する資格やその結果、学校の成績を周囲の人に言ってしまうのだ。自分でも「これはいわないほうが良かったのでは?」と思うことがある。しかし、既に言ってしまっていることがとてもとても多い。
まぁ、そのおかげで逃げられない環境が自然に構築できている。



電力

これは3回も受験した。落ちた理由を説明させてくれ。

1回目
勉強していなかった。理論と法規に集中していたため、対策0。
授業でわずかに水力発電・火力発電は学習していたものの、それだけじゃ流石に合格点は無理だった。


2回目
受験日が「卒業旅行→引っ越し」の5日後くらいであることは知っていた。知っていたんだ。申込をして友達と卒業旅行の計画を立てている時から知っていたんだ。
でも、勉強するわけなかろう。高専を卒業した春休みだ。遊んでしまうではないか。ということで、引っ越しも落ち着いてから勉強を始め3日後くらいに受験した。水力・火力・原子力発電の勉強をして受験。
ま、去年と変わらないので、落ちるよね。


3回目
今年が最後。この3回目で不合格だったら、理論と法規が帳消しだぜ。
去年と同じように申込の時から忙しくなることは知っていた。しかし、去年から成長したぞ。東工大の最初の1年間を乗り越えた春休みにもかかわらず、そんなに遊ばずに勉強を始めたんだ。すごい。

試験10日くらい前から、2日くらいで発電分野を学習した。ここは頻出だからね。それから、全体を流し読みした。その結果、

  • 知識で解けるもの

  • 独立した計算問題(電線のたるみとか)

  • 少し総合的な知識が必要なもの

分類することができた。まずは前2つを終わらせた。終わらせたと言っても、読んでから教科書の例題を解くだけ。教科書の練習問題までは解けなかった。前2つが終わったら、過去問と平行して総合的なやつを勉強した。過去問は6年分くらいした。これで無事合格。10日間の勉強で合格。

ちなみに満点。よくやった。



機械

対策期間0日。うん、勉強してない。

授業で変圧器などの科目があったので、その薄っぺらい知識と当日の(直感と呼びたい)で合格することができた。実力10点、直感40点、その場の発想10点くらいだろうか。

最後の10点は大事である。例えば、問題文を読んだときに「これは、知識いらないな。誰でも解ける。」と気づくことがあるだろう。つまり、与えられた数字の積で解けそうな問題。このとき、単位が非常に重要である。
与えられた単位から、回答に求められる単位を導く。あとは、数字をあてはめるだけ。物理的に何言ってるか知らないし、どういう分野の問題なのかも知らないけど、解けてしまう。

ただし、大部分はさすがに勉強してないと解けないと思うので、勉強することをおすすめする。



法規

3日で頭に詰め込んだ。「ん??」となる人が多いと予想する。

しかし、3日の勉強で事実として合格した。これは、機械のように直感に頼らず、しっかり自信を持って合格点を取れた。

法規で意識したことは

  • つらつら書いてある条文みたいなやつ(以下、条文)は流し読み

  • 計算問題は解けるようにする。

の2つであった。

条文は眠くなるし、日本語も難しいので読む気になれない。だから、適当に読んだ。あとはとにかく問題演習。問題で問われるところはだいたい決まってるので、頻出であると分かったらそこだけしっかり読んだ。

次に計算問題。知識問題が1問5点であるにもかかわらず、後半の計算問題は1問7点問題である。これは徹底して勉強するのが効率的であろう。これも演習をメインに行った。

こんな感じだろうか。試験終わったら9割忘れた。



使用教材

以下のシリーズを使用しました。
理論・電力・機械はそんなに変更することはないと思うので、少し古いものでも安く手に入るのでいいと思います。最新のものは、各章ごとに頻出度のマークがあるようで頻出度順で勉強したい方にはおすすめです。電力の受験用に新しく買ったら、そのマークがついていました。

アフィリエイトとかじゃないので、純粋に使用して良かったので掲載しています。


過去問は、サイトがあったのでそれを使用してました。
過去問集を購入してもいいと思いますが、最近はこういうサイトがあるので嬉しいですね。間違えた問題を保存できたりもするので、勉強しやすいです。




終わりに

今回は、電験3種合格したぜ!という記事でした(ただの自己満ですみません)。
本当なら2年で全科目合格するつもりが3年になってしまいましたが、合格できて良かったです。
とくに、電力は満点合格だったので嬉しかったです。

各科目に絞った結果、3週間ほどの期間で合格できました。
おそらく、電気系の人間であれば1ヶ月ほど勉強すれば一発合格も可能だと思います。これから勉強する人はぜひ頑張ってください。


それでは、

不定期な次回の更新を楽しみにお待ちください。

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