見えていなかった景色。
最近 、目の調子が悪い。もっと具体的に言うと、ピントを合わせるのに時間がかかる。
考えてみると、私の目はかなり酷な状態を強いられている。
ハードコンタクトをつけて、電車で往復2時間ほどスマホかKindleの画面を見つめ、仕事中は8時間PCモニタを見つめ続け、寝る前は布団のなかでKindleを見ながらうとうとする。
もう、ずっと、目からの距離30~40センチでピントを合わせ続けている。そこからズレると、ピントを合わせるのに時間がかかる。
これを例えるなら、固いイスに10時間以上、縛りつけられているのと同じではないか。急に立とうとしても膝がしっかり伸びない。背筋が伸びない。腹筋も背筋も弱っている。
ヤバイ。
ということで、今朝から電車で立っている間は窓の外を見ていた。
緑も多く、「テレクラ日本一」なんて看板があったり、屋上で語り合う男女がいたりする。
今まで流れていることにすら気づいていなかった景色は、意外と密度の濃いものだったんだなぁ。少し、この景色を大事にしてみよう。
…あれ。
いま、ふと思ったのだけれど、老眼、じゃないよね?
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