反逆クラッシュ~ムゲンゾーン環境までのピカゼク解説【リミットレスベスト4 はかいこうせん杯準優勝 PJNO31位など】
こんにちは!サイトウコウセイ(@cwpokeca)です。
今回は反逆クラッシュ環境~ムゲンゾーン環境までに使用したピカゼクの記事を書いていこうと思います。前回書いたCL愛知優勝のピカゼクの記事には反逆クラッシュ環境になったばかりの構築まで記載しており、そちらの続きで書くと記事のボリュームが増えてしまう為、今回新たに書かせて頂きます。
CL愛知優勝~反逆クラッシュ環境前半までの記事は有料から無料に変更しています。ピカゼクの理解をより深めたい方や時系列を追って見ていきたい方はそちらの記事をまずは見て頂ければと思います。
■主な成績 反逆クラッシュ環境以降
3/21 団ポケ(反逆クラッシュ環境)BEST4
5/31 6/1 Limitless Online Series (反逆クラッシュ環境海外版)BEST4
6/6 ダイスロールボックス争奪戦(ムゲンゾーン環境)優勝
6/7 はかいこうせん杯(ムゲンゾーン環境)準優勝
6/27 PJNO(ムゲンゾーン環境)31位
■団ポケ(反逆クラッシュ環境)3/21
反逆クラッシュ環境前半の構築から隠密フード→げんきのハチマキ、シロナカトレア→マオ&スイレンに変更しました。
・変更点と変更理由
・隠密フード→げんきのハチマキ
反逆クラッシュ環境前半はストリンダー、マグカルゴLO、オーベムなどのデッキに対する評価が高く、採用されていたカードでしたが、次第にドラパルトがtier1に食い込む形になり、マグカルゴLOや、オーベムが数を減らし、ストリンダーもワザを使う為の要求値が高い為、teir2以下になった為、ミラーやドラパルトなどのVmaxデッキにより勝ちやすくする事と、小ズガに対してのサンダープランを取る為にげんきのハチマキを採用しました。
げんきのハチマキに関してはよくTwitterなどで質問を頂くので、詳しく書くと5枚目のエレキパワーとしての役割が多く、様々なデッキに対して細かい打点調整が出来る事と、HPのインフレが進み、打点を上げれるエレキパワーをより大切に使わなければ負けるゲームが増えた事と、グズマ&ハラからサーチできるという点で評価しました。
主な使用例
アサルトサンダー∔ハチマキ∔エレパ=120点 小ズガなど
フルドライブ∔ハチマキ=160点 デデンネGXなど
タンデムショック∔ハチマキ=170点 オドリドリGXなど
フルドライブ∔エレパ∔げんきのハチマキ=190点 ゼラオラGXなど
タンデムショック∔エレパ∔ハチマキ=200点 パルスワンVなど
フルドライブ∔エレパ×2∔ハチマキ=220点 ザシアンVなど
ライトニングライド∔ハチマキ=260点 ライライなど
タッグボルト∔エレパ2枚∔ハチマキ=270点 ミュウミュウなど
ライトニングライド∔エレパ2枚∔ハチマキ=320点 ドラパルトVmaxなど
フルドライブ∔ハチマキ=160点を2回で320点 ドラパルトVmaxなど
例を上げるとキリがないですが、このようにかなり使い道があるカードになっています。
・シロナ&カトレア→マオ&スイレン
まずシロナ&カトレアを不採用にした理由は使えるターンが無かった事と、スピードかみなりエネルギーで縦引きできるようになった事が主な要因です。そして、ドラパルトVmaxがtier1に食い込んで来た事により、勝率を高める為に採用しました。基本的に対ドラパルトVmax戦においては、ワタシラガのハッピーマッチも含めて2回使えればかなり高い勝率を出す事ができるのと、研究を進めていくにつれ、ミラーで強いという事がわかり、ミラーで先にフルドライブを打たれた場合、マオ&スレインで回復する事により、相手に2パンの要求値を上げる事ができるカードで、先にフルドライブを打たれても捲れるカードの一つとなりました。後は、中打点を与えてくるデッキに対してめっぽう強く、かなり活躍した為採用しました。
・マッチアップ
予選
1 三神ザシアン 先 〇
2 ドラパルト 後 〇
3 ブーバー 後 〇
4 ドラパルト 先 〇
5 ピカゼク 後 ×
決勝トーナメント
1 超ミュウミュウ 後 〇
2 三神ザシアン 先 〇 ※配信動画あり
https://youtu.be/NWxU4SkjEms
3 小ズガ 後 ×
ベスト4
■Limitless Online Series Q4 5/31 6/1
Limitless Online SeriesはPTCGOという海外のポケモンカードのオンラインゲームで行われた、海外の有名チーム主催の大型大会です。人数でいうと1500人位の大会で日本のCLと同等規模の大会となります。日本からも強豪プレイヤーが多数参加しており、海外からも世界大会でよく見る名前の強豪プレイヤーが多数参加する、世界大会に近いような大会です。
カードプールでいうと反逆クラッシュまでの環境で、そこに日本ではレギュ落ちしてる、レインボーエネルギー、スーパーポケモン回収、ソルガレオGX(ソルバースト)など一部のカードがあるという環境でした。
PTCGOはこの大会の一週間前に始めたという事もあり、海外環境がわからなかった為、環境読みなどは特にせず、反逆クラッシュ環境終盤に使っていたピカゼクのリストを使う事にしました。
団ポケで使ったリストから1枚変更しました。変更したカードはサンダー→無人発電所です。
・変更点と変更理由
・サンダー→無人発電所
団ポケのリストでサンダーを採用していた理由は、主に小ズガに対してサンマ∔ハチマキ∔エレパ∔アサルトサンダーでベンチのピカゼクにエネ加速しつつサイドを取ったり、ジラーチを倒したり、Vmaxに対して2パンで倒したりなどのプランがありましたが、サンダーを出すことの要求値や、そのプランを通しても小ズガに負ける事があった為、より要求値が低く、小ズガに勝ちやすい無人発電所を採用しました。この時の小ズガはオドリドリやデデンネでドローする事がメインのデッキだった為、サイドを1-3or3-2と取らせた後にリセットスタンプ∔無人発電所を張る事で小ズガ側の動きが止まり、勝てる確率が増えました。後は、デデンネでデッキを回していくタイプのピカゼクやミュウミュウ系統にも刺さるカードでもあり、自分に特にデメリットがあるカードではない為採用しました。
・マッチアップ
予選
1 プテラ 〇
2 FTB 〇
3 三神ザシアン 〇
4 三神ザシアン ×
5 ドラパルト 〇
6 ドラパルト ×
7 ピカゼク 〇
8 三神ザシアン 〇
9 三神ザシアン 〇
10 ピカゼク 〇
11 ドラパルト 〇
12 ピカゼク ×
13 三神ザシアン 〇
14 タチフサグマ 〇
15 チラチーノLO ×
16 三神ザシアン 〇
17 ルカメタザシアン 〇
18 ドラパルト 〇
19 コンボザシアン 〇
20 コンボザシアン 〇
予選16-4 で4位で決勝トーナメントへ
TOP8 レインボーミュウミュウ 〇〇-
TOP4 コンボザシアン ××-
ベスト4
■ダイスロールボックス争奪戦、はかいこうせん杯 6/6 6/7 (ムゲンゾーン環境)
ここからは、現行のムゲンゾーン環境に入りました。爆炎ウォーカーが出たタイミングでコロナウイルスが全国的に流行し緊急事態宣言などが発令されていた事もあり、大会が無かった為爆炎ウォーカー環境でのレシピなどは特に無いですが(自分自身もコロナの影響で仕事がめちゃくちゃ忙しくなり、ポケカをほとんどやってなかった)反逆クラッシュから大きく環境が変わる事になりました。
・マルヤクデVmax
・クワガノンV
・ムゲンダイナVMAX
・ボーマンダVMAX
・ジュナイパー
上記のようなカード達が環境入りした事により、大きく環境が変わる事なりました。特に爆炎ウォーカー環境までteir1に君臨していたピカゼクですが、ムゲンゾーンが発売され、ムゲンダイナが出た事により、かなり向かい風になって来ました。そして、カードリストが発表されたタイミングでジュナイパーの評価がタイムライン上で高いなと感じました。上記を踏まえてムゲンゾーン環境の最初の週の環境予想をしました。
tier1
ムゲンダイナ、マルヤクデ、三神ザシアン
tier2
ピカゼク、コンボザシアン、小ズガ、ジュナイパー
tier3
ボーマンダ、クワガノン、LO、ミュウミュウ、ルカメタザシアンなど
ボックス争奪戦とはかいこうせん杯はムゲンゾーン発売から1日後と2日後の大会だった為、ムゲンダイナと、ムゲンダイナやGXに強いジュナイパー、ムゲンダイナとジュナイパーに対して戦えるマルヤクデ、その他前環境までに強かったデッキ中心なカオスな環境を予想していました。それを踏まえ、ピカゼクはムゲンダイナに対して不利ですが、ジュナイパーもそれなりに数が居るのではないかと思い、ムゲンダイナ以外のデッキに対して強く出れる、ピカゼクを選択しました。
■デッキレシピ
新しく採用したカード
デデンネGX2枚
ムゲンダイナのアブソルの採用率が高く、ジラーチが強く使えなかった為、デデンネGXの2枚目を採用しました。ムゲンダイナ戦では、勝敗が決まるまでのターン数が少なく、短くて、3~4ターンで勝敗が決まる可能性があるマッチでもあります。ピカゼク側は3-3or3-2-1のサイドプランで4回攻撃して勝つのが基本的なプランとなり、この時点の構築ではタンデムショック∔リセットスタンプを通し、1ターン稼いで勝つか、後1パラライズボルトで展開を遅らせて勝つというのが主なプランでした。悪タイプの特殊エネルギーでハイドあくエネルギーが出た事とナイトシティなどがある事により、ポケモン入れ替えやマオ&スイレンやとりつかいなどの入れ替えカードが少ない為、タンデムスタンプをジラーチを頼らずに通しやすくするために採用しました。
ゼラオラGX
あれば便利なカードで、ジラーチを減らしたのと、タンデムショックへの要求値を低くする為に採用しました。ジラーチの採用枚数を減らした事もあり、ベンチスペースの空きも増える為、採用しました。
クワガノンV
このカードのおかげでピカゼクの苦手マッチをかなり克服できるようになりました。主に、小ズガ、LO、ミラー、ザシアン系統に使う事が多く、パラライズボルトはもちろん、ちょうでんじほうも強力でカプコケコVで補っていたGXワザを使わない高火力を実現してくれました。パラライズボルト∔ちょうでんじほうで240点が出るので、ザシアン、ピカゼクなどが落とせるのも評価が高いです。ミラーではエレキパワーが使えなくなる為、クワガノンを一撃で倒せるカードがパルスワンの7エネある状態のライトニングストームか、ライライのライトニングライド追加効果しかありません。またザシアン系統はエネルギー復帰やブレイブキャリバー宣言後の復帰手段にポケモン入れ替え、メタルソーサーなどのグッズを使う事が多いのでこのプランはかなり通りやすいです。
エリカのおもてなし
以前まではマリィを2枚入れており、マリィを2枚入れていた理由は、小ズガ、Vmax系統、ザシアン系統に要求値を上げて行く為に採用していたカードでしたが、小ズガはクワガノンが居る為、マリィを使う必要がそこまでなく、ザシアン系統はムゲンダイナが多くなり、以前より数は減るかなと思い、こちらもデデンネGXの2枚目と同じく、タンデム∔スタンプの要求値を下げる為に採用しました。
・マッチアップ
ダイスロールボックス争奪戦
1 小ズガ 〇
2 タマムシジュナイパー 〇
3 小ズガ 〇
4 三神ザシアン 〇
優勝
はかいこうせん杯
1 クワガノンパッチルドン ×
2 コンボザシアン 〇
3 コンボザシアン 〇
4 マルヤクデ 〇
5 スぺネク 〇
トナメ
best16 三神ミカルゲ 〇
best8 インテレオン 〇
準決勝 ぴえんLO 〇
決勝 ゼラオラパルスワン ×
準優勝
・感想
2つの大会のどちらとも、ムゲンダイナへのメタが強く予想通りムゲンダイナ以外のデッキが勝ち上がったおかげで、ムゲンダイナと1回もマッチせずに勝つことができました。ムゲンゾーン環境の1週目は予想通りジュナイパーが多いなという印象がありましたが、ムゲンダイナには強く出れますが、マルヤクデなどに勝てない為、ほとんど勝ち上がっていませんでした。後は、ムゲンダイナが器用なデッキでは無い為、圧倒的tier1ではないだろうなという予想も当たっており、両大会共に使用数が10%~15%でした。
■PJNO 6/27 (ムゲンゾーン環境)
PJNOはJCSが開催されなかった代わりに、有志で開催された大会で、参加人数は200人程でしたが、CSPが高い人が多くかなりレベルが高い大会でした。大会のレギュレーションで通常の対戦と違う事は、デッキリストを事前公開して対戦するという事です。CSPが高い人が多い大会の為、ムゲンダイナやムゲンダイナに強く出れるデッキが多いだろうなと思い環境予想をしました。
自分が予想した環境予想
tier1
ムゲンダイナ 三神ザシアン コンボザシアン マルヤクデ
tier2
ピカゼク ジュナイパー 小ズガ クワガノン ボーマンダ
tier3
LO ミュウミュウ ルカメタザシアン など
実際の環境
※上記画像はラッシュメディアさんの記事から引用させて頂きました。
引用元↓
https://cardrush-media.com/pokemon-wrhara-200602/
自分の予想と違った所はクワガノンとLOが思った以上に多かった事です。特にLOに対してはかなり甘い考えで、クワガノンのパラライズボルトを打ち続けたら勝てるだろうと考えてましたが、見事に負けてしまいました。あきらかにLOに対して甘く見すぎていた事と、練習不足が出たマッチでした。
■デッキリスト(PJNO)
採用カードと理由
・ピカチュウ&ゼクロム 2
このデッキのメインアタッカー。フルドライブからのエネルギー加速は基本的にどのデッキが相手でも1度は使いたい事と、タッグコールからサーチできるので、サイド落ちも考慮して2枚の採用。
・ライチュウ&アローラライチュウ 1
第2のアタッカーであり、対ムゲンダイナ、Vmax、ザシアン系統に対してかなり強く使えるカード。2枚採用したかったカードですが、枠がなく採用を断念しました。特に終盤のリセットスタンプ∔タンデムショックが強く、ライトニングライドもベンチに戻れる為、相手のサイドプランを崩す事ができます。1-3-1-3プランや3-2-3プランを押し付ける事ができます。
・デデンネGX 1
ムゲンゾーン環境前半までは2枚採用していましたが、1枚に変更しました。1枚に変更した理由は特に対ムゲンダイナ戦の対策カードを序盤に引いた時に手札を切ってしまうと、負けてしまう為、1枚の採用にしました。基本的に手札が渋い時やリソースが切れた時に使います。終盤の引き込みに使いたい為1枚の採用。以前よりはグレートキャッチャーは減りましたが、序盤に出すと負け筋になるデメリットもあるので、出来るだけ出さないように心がけてプレイしています。
・カプコケコ・プリズムスター 1
雷デッキには必須のカードです。このカードがサイド落ちしていた場合、後攻1ターン目のフルドライブは打てません。
・ジラーチ 3
以前は2枚でしたが、3枚の採用に戻しました。アブソルが入っていないデッキに対しては相変わらず強いのと、とりつかいを採用したことで入れ替え札を増やし、アブソルが入っているデッキに対しても使えるタイミングが増えました。基本的に序盤、中盤、終盤で全て使い、ジラーチの願い星でサーチしたカード∔必要なカードをデンジやグズマ&ハラなどでサーチしていくというのが基本的な戦い方になります。スタートできるのが理想で、基本的に盤面に1枚居れば大丈夫なので3枚の採用。
・マーシャドー(リセットホール)1
採用するかしないかを最後まで悩んでいたカードの一つですが、ムゲンダイナ、三神ザシアン、コンボザシアンなどに混沌のうねりが採用されてるデッキもあり、混沌のうねりを使われるとかなり厳しくなる為採用。自分で使ったワンダーラビリンスを破壊する役割もあります。
・パルスワンV 1
後1の送電プラン、第3のアタッカーとして使用できる申し分ないスペックです。後1フルドライブができない時や対ムゲンダイナ戦は、そうでんから入るとベンチのピカゼクを育てながら展開でき、送電の返しに倒されなければ手張り込みで4×30+10で130の火力が出せますのでそのままダメージを与え、フルドライブと合わせて280まで見る事ができます。青天井なのも評価が高く、V maxラインと戦うにはこのカードの打点を重宝します。2枚入れてもいいですが、後1はそうでんよりもフルドライブの方が強い為、フルドライブ出来ない時の保険として1枚の採用。
・ワタシラガV 1
ポケモンから好きなサポートに変換できるカード。サポートの現物を増やすよりも状況次第で使いたいサポートを選べる為採用。序盤にボスの指令などをあえてトラッシュする事により、終盤にボールからボスの指令を持ってこれたり、特に対LOではとりつかいorマオ&スイレン、ジュナイパー戦ではマオ&スイレンを多く使いたい為採用。
・クワガノンV 1
このカードのおかげでピカゼクの苦手マッチをかなり克服できるようになりました。主に、小ズガ、LO、ミラー、ザシアン系統に使う事が多く、パラライズボルトはもちろん、ちょうでんじほうも強力でカプコケコVで補っていたGXワザを使わない高火力を実現してくれました。パラライズボルト∔ちょうでんじほうで240点が出るので、ザシアン、ピカゼクなどが落とせるのも評価が高いです。ミラーではエレキパワーが使えなくなる為、クワガノンを一撃で倒せるカードがパルスワンの7エネある状態のライトニングストームか、ライライのライトニングライド追加効果しかありません。またザシアン系統はエネルギー復帰やブレイブキャリバー宣言後の復帰手段にポケモン入れ替え、メタルソーサーなどのグッズを使う事が多いのでこのプランはかなり通りやすいです。
・クロバットV 1
ムゲンゾーンで出たかなり強力なドロー効果を持つカードです。手札を温存しながら縦引きできるのは貴重で、要求値が高くなる対ムゲンダイナに対して、デデンネやクロバットが欲しいタイミングが多々あり、ボールからサーチする際に使い分けれる点や、GXではなく、HPが180なのでタッグボルトやミカルゲや、タンデムショックなどにも耐えれるという点も評価し採用しました。ワンダーラビリンスやエネポーターなどトラッシュしたらいけないカードも増えた為デデンネの2枚目よりクロバットの採用をしました。
・リセットスタンプ 2
終盤の相手の要求値を上げれるカード。どのデッキにも強く使えるカードで特にタンデムショック∔リセットスタンプでターンを稼げる事が多々あります。デンジからサーチ可能なカードではありますが、2回使うゲームも多々あるので2枚採用。
・タッグコール 3
先行に安定的にピカゼクに手張りしたい事と、先行2ターン目や後攻1ターン目にグズマ&ハラを高確率で使いたい為採用。序盤にかなり使いたいカードなのですが、終盤はほとんど使わないので3枚の採用。
・エスケープボード 1
ジラーチを採用している為必要なカード。2枚採用したいカードでしたが枠の都合とムゲンダイナのアブソルの採用率が高く、アブソルが盤面に居るとあまり使わなくなる為、1枚の採用となりました。LOやミラーのタンデムショックケアにも使えるので2枚の採用もアリ。
・ポケモン入れ替え 4
ジラーチ やそうでんした後のパルスワンとピカゼクを交代したり、アブソルが環境デッキに入っている事が多い為、最大枚数の採用となります。
・エレキパワー 4
特にVmax戦などHPが高い相手には使うカードです。エレキパワーを使う事により、通常打点では倒せないポケモンを倒せるようになるので、最大枚数の採用。
・タッグスイッチ 1
ピカゼクの追加効果や、ライライの追加効果を補助したり、逆に使用後にエネルギーを分散したり、コケコプリズムスターからのライライからピカゼクに移す事により、後1フルドライブの補助したりあると便利なカード。特殊エネも動かせるので付け替えよりこちら優先しています。ムゲンダイナ戦などは使える余裕がないので不採用も考えていましたが、その他のデッキとの対戦で使う事が多々あるので採用しました。
・クイックボール 4
ポケモンをサーチできる貴重なカードです。最大枚数以外あり得ない為4枚の採用。
・おおきなお守り 1
三神ザシアン、ミラー、ムゲンダイナ戦は特に使います。オルジェネ∔ブレイブキャリバーを耐えたり、ミラーであればエレキパワーの要求を上げ、一番やられたら嫌なエレパ3枚フルドライブの要求値を上げたり、ムゲンダイナの最大打点ドレットエンドをライライが耐えられるようになります。グズマ&ハラでサーチできる為1枚の採用。
・ツールスクラッパー 1
逃げ0を作りやすくするふうせんやエスケープボードを壊し、相手の動きを鈍くしたり、おおきなおまもりや、メタルコアバリア、ジャイアントボムなどを壊すことにより、相手のゲームプランを壊す可能性が出てくるカードです。デンジからサーチできる為1枚の採用。
・げんきのハチマキ 1
5枚目のエレキパワーとしての役割が多く、様々なデッキに対して細かい打点調整が出来る事と、HPのインフレが進み、打点を上げれるエレキパワーをより大切に使わなければ負けるゲームが増えた事と、グズマ&ハラからサーチできるという点で1枚採用。
・エネポーター 1
ミラーやムゲンダイナに対してエネルギーのテンポを取れるカード。ムゲンダイナはキャプチャーエネルギー、ハイドあくエネルギーが入ってる構築が多く、ワンダーラビリンスプランをより強く通しにいくプランや、ワンダーラビリンスプランが使えない時のサブプランとして採用。ミラーやクワガノンに対してスピードかみなりエネルギーをジラーチなどにずらし妨害したり、クワガノンがちょうでんじほうを使ってポケモンを倒してきた時に、後ろに準備しているポケモンの特殊エネルギーを前のクワガノンに付け替えて倒したり、マルヤクデやレシリザなどのヒートエネルギーをずらしてHPを下げたり、ボーマンダVMAXのウィークガードエネルギーをすらしてワンパンしたりなど、かなり役割が多いカードです。
・デンジ 3
雷デッキにおける万能サーチカードです。序盤、中盤、終盤にかけて要所で強いカードもこのカードのお陰で輝きやすくなります。ワタシラガでの回収や、1ターン目はグズハラ打ちたいこともあり、3枚の採用です。
・グズマ&ハラ 2
スピード雷エネルギーにより3枚消費3枚獲得を3枚消費5枚獲得に変更できたカード。特定サーチしつつ2枚ドローはバグなのでサイド落ち考慮や序盤に必ず打ちたい事や、ワンダーラビリンスの採用もあり、2枚使うゲームもある為、2枚採用。
・ボスの指令 2
ゲームを終わらせる事が出来るカード。終盤に主に使うので、そこまでの枚数の採用はしておらず、ワタシラガも採用している為2枚の採用。
・マオ&スイレン 1
ミラー、中打点のデッキ、クワガノン、LOなどに対して強く出る為採用。ミラーで先にピカゼクやライライにフルドライブを打たれた時にマオスイレンで回復する事により、GXワザ以外での2パンに対しての要求値を上げたり、グッズロックで前を縛られた時やパラライズボルトで50点乗ってるアタッカーに対して使ったり、対ジュナイパー戦でコケコプリズムにおまもりを付けてたたかう際に使ったり、1枚あると勝ちに繋がるゲームも多々ある為採用。
・とりつかい 1
クワガノンが増えたことにより、グッズロックで入れ替えが縛られている中、それを解除できたり、アブソルでジラーチ∔エスケープボードが通りにくいので、それを緩和したりできるのと、縦引きの枚数も少なくない為、器用に使えるカードです。アタッカーチェンジも頻繁にする為、ベンチ枠の都合でゼラオラ が抜けてしまったのでそこの穴も埋める枠となってます。手札を温存しながら願い星もふくめ8枚見れるこのカードはかなりこのデッキにマッチしてます。1枚あると便利なカードでワタシラガなどで回収も出来る為1枚採用。
・サンダーマウンテン 1
雷デッキで入れない理由がない位強いカードです。採用しない理由はありません。
・ワンダーラビリンス 1
特に対ムゲンダイナに対して強いカードです。
ムゲンダイナ側は最短で2回の攻撃でゲームを終わらせる事ができますが、ピカゼク側は最低でも3~4回攻撃しないと勝てません。なので、相手が攻撃できないターンを作る事が大切になります。最初はタンデムショック∔リセットスタンプのみで対戦していましたが、ポケモン入れ替えやクロバットVなどで解決される事が多く勝率が上がらなかった為、ワンダーラビリンスを採用しました。後出しハンマーは後攻の1ターン目だけしか使えない為、エネポーターとワンダーラビリンスの採用に至りました。
メリットとしてグズマ&ハラでサーチでき、基本的にフルドライブ打った後ならばこのカード貼っても影響が少ない事や(ライライに3エネつけた場合も手張りで間に合う)クワガノンも3エネでそのままパラライズか手張りちょうでんじほうの2択が取れます。また、対LOでもまどろみの森を剥がしたり、リソースマネジメントを打たせない事もできたり、三神ザシアンに対して先にワンダーラビリンスを貼りオルタージェネシスを遅らせたり、終盤のタンデム∔スタンプ∔ワンラビが強力でオススメです。
・スピードかみなりエネルギー 4
素引きしても、サーチしても強いカードな為、4枚採用です。雷ポケモン以外に貼るとドローできないのでそこは注意しましよう。
・基本かみなりエネルギー 9
フルドライブやコケコプリズムスターの関係で基本エネもかなり重要になります。8枚でも回せなくはないですが、エネ管理がかなりシビアになり9枚だと余裕が出来た為9枚の採用。何か削って採用したいカードがどうしてもある場合は減らせる枠でもあります。
・採用を検討したが、不採用になったカード
・ゼラオラGX
デッキにあれば便利カードですが、ワタシラガ、クロバット、デデンネ とベンチ展開するカードが増えた点、なくてもまだ動きに支障がなかった為不採用となりました。
・ライチュウ&アローラライチュウGX 2枚目
特にムゲンダイナ戦でサイド落ちした場合、かなり厳しいゲームになりますが、2枚目を使うゲームが少ないのと、スタートで出て欲しくないので、枠の都合上不採用となりました。
・グレートキャッチャー
使う相手が少なくなった事と、グレートキャッチャーを使う相手に対しては不利ではない為不採用となりました。
・マリィ
フルドライブやタンデムショックを使いながらマリィを使う事により相手の要求値を上げていくカードでしたが、ムゲンダイナ相手にこのカードを使うと自分の要求も上がってしまう事やザシアン系統にはかなり強く使えますが、マリィが無いと勝てない相手ではない為不採用となりました。
PJNOでクワガノンが勝った事により、クワガノンが環境に増えると、対クワガノンには有効そうなので採用は再び視野に入れています。
・エスケープボード 2枚目
LO戦で2枚目があると今の構築より勝率が上がります。
今回はLOが少ないと思っていたのと、ムゲンダイナのアブソルを重くみて採用を見送りました。枠があれば入れたいカードです。
・ザオボー
混沌のうねり、グッズ破壊、エネポーター同様エネルギーテンポを取れるカードとして候補に上がりましたが、サポートという事で打つタイミングが難しく断念しました。
■基本的なデッキの回し方
対戦相手によって、動きが変わるので一概にテンプレの回し方というのは無いのですが、このデッキの良い所は要所要所に強いグッズが多く入って要る為、雑にグッズをトラッシュしたり強く使えない場面で使わない事は意識して回していきます。
先行の場合はピカゼクに手張りできれば問題ないので、最低限そこを目指してプレイしていきますが、手張りできない場合、無理して手張りする為にデデチェンジを打ちたくなる場合もありますが、先行2ターン目に動けそうな手札の場合はそのまま手張りせずに番を返す事も多々あります。
後攻の場合は理想は後1フルドライブを打つ事ですが、そこも無理してリソースを切りながら、デデンネやクロバットを使って後1フルドライブを狙うより、送電か後2のフルドライブを目指してプレイしていきます。
あとは、相手に厳しいサイドプラン(1-3-1-3や3-2-3など)を取らせに行きたい為、序盤は無駄なポケモンや相手に簡単なサイドプラン3-2-1などを取られるポケモンは出来るだけ置かない事を意識します。
序盤に押し込まれても、終盤にリセットスタンプ∔タンデムショックで捲れるゲームも多々あるので、盤面や相手にもよりますが、急がずにリソースを大切にしながらプレイしていきしょう。
サポートは序盤にジラーチを使いながら、カードをサーチしていき、足りないパーツをグズマ&ハラやデンジで加えていきます。終盤はデンジでリセットスタンプを手札に加えたり、デデンネやクロバットで山を掘り、ボスの指令を使いサイドを取りにいく動きをします。
■各デッキへの立ち回り
・ムゲンダイナ
先行を取れれば先行を取ります。
先行の場合は、ピカゼクに手張り又はクワガノンに手張りを目指します。
後攻の場合は、送電orパラライズボルトorフルドライブを目指します。
サイドプランは出来れば、2-3-3で次点で3-2-3で更に次点で1-3-1-3のプランを目指します。3-3や3-2-1などはできるだけ避けたいですが、ムゲンダイナ側が先2でボス∔ドレットエンドでピカゼクorライライを取ってくる場合などは厳しいですが、それはムゲンダイナ側の上振れなので諦めましょう。
最初は2のポケモンであるパルスワンかクワガノンから入るのが理想で、ピカゼクのフルドライブから入った場合、ボスの指令1枚で相手に3-3のプランを取られる事や、3を倒された後のリセットスタンプが弱く簡単にボスを引かれる可能性が高い為、出来るだけ、2のポケモンから倒させましょう。1のポケモンから倒させた場合、2のポケモンをベンチに出来るだけださずに、ライトニングライドをうまく使い、1-3-1-3のプランを狙います。
相手がベンチ展開あまりしてこなかった場合、パラライズボルトをねらいにいきます。ボール系等のグッズが止まり、クワガノン倒す要求を高く出来ます、進化されなかったらピカゼクにアタッカーシフトしてエレキパワーフルドライブ打てればかなり優位に立てます。
また、相手のムゲンダイナVに1枚エネルギーが付いており、その他のポケモンにエネルギーが付いてない場合は追加効果なしのタッグボルト∔エレキパワーで落としにいくのも有効なプランの一つです。
クワガノンプランがいけない場合は、パルスワンの送電→ピカゼクフルドライブ→タンデムショックのパターンか、フルドライブ→パルスワンのライトニングストームで2パン、あとはライライでタンデム∔スタンプ∔ワンラビやエネポーターなどで相手の要求値を上げ2体目を倒していくプランを取ります。2-3か3-2でサイドを取らせた場合スタンプでドロー込みで2枚にでき、お守りタンデムワンラビまで入ってると要求がエネルギーorスタジアム、入れ替え、ボスの指令と3枚要求にする事ができ、捲りやすくなります。
状況によってかなりプランの分岐があるので一概には言えませんが要点としては
1 3ー3プランは回避するようにする。
2 妨害は打つ場面を考えて打つ(特にスタンプ)
3 お守りはピカゼクでもクワガノンでもなくライライに
4 ライライはフルドライブやコケコプリズム等エネルギー供給前には出ない(ジグザグマで調整されるため)
5 デスカウントを意識
・コンボザシアン
先行を取れれば先行を取ります。
ジラーチプリズムスターが入っている構築がスタンダートな為、3-2∔ジラーチプリズムスターという一番やられたくないプランは出来るだけ避けるようにベンチにポケモンは展開していきましょう。基本的にピカゼクとライライをアタッカーとし、その他のポケモンはジラーチのみで戦っていきます。
ピカゼクとライライは基本的にワンパンされる事がない為、2のポケモンが盤面に居ない場合、相手はエネルギー加速をしつつ最低でも4回攻撃しないと勝てませんが、ピカゼク側の理想は2-2-2や2-2-1-1などを取る事で、少なくて3~4回、多くて5回の攻撃で勝つことが出来る為ザシアン側と同じ位の攻撃回数ですが、エネルギー加速が簡単な為、基本的に勝ちやすいマッチだと考えています。
ただ、ミュウや戒めの祠が入っている場合は、少し分が悪くなる印象ですが、ムゲンゾーン環境ではどちらも採用率が下がっている印象です。
メタルコアバリアなどでターンを稼がれる場合があるので、ツールスクラッパーは大切に使いましょう。
ジグザグマが入っている場合はブレイブキャリバーをされたピカゼクが回収ネットを絡めて突然倒される事もあるので、余裕があればマオ&スイレンを使い回復しておきましょう。
クチートGXの特性で場に強制的に2のポケモンを出される場合があるので、出来るだけ手札に抱えないようにしておきましょう。
・三神ザシアン
先行が取れたら、先行を取ります。
こちらも、コンボザシアンと同じ要領で一番最悪なオルジェネ後に2-2でゲームが終わらない事を特に意識して盤面を作っていきます。
理想は先2フルドライブ→オルタージェネシス→フルドライブで三神を倒す事が出来たらほぼ勝てます。
後攻の場合は、ピカゼクを出さずに戦うプランもあり、主にパルスワン、ジラーチ、ライライで戦っていきます。※PJNOの配信の三神ザシアン戦ではこのプランで戦いましたので、動画を見て頂ければよりわかりやすいと思います。
送電後にそのままライトニングストームで場に4エネある為130点が出て、その後タンデムショックで160点出し、290点で三神を倒す事が出来ます。出来ればアルティメットレイは使われたくないので、タンデムショックから入るのが理想です。
ピカゼク側は3-2-1もしくは、3-2-2とサイドを取り勝ちにいきます。
送電プランから入った場合は、クチート特性で2のポケモンがベンチに出ると、2-2のプランも取られかねないので、出来るだけ手札に2のポケモンは持たないように意識しましょう。
ピカゼクプランで戦う場合は、ピカゼクにお守りは必ず貼りましょう。
・クワガノン
PJNOの優勝レシピとそこまでスパーをしていない為、現時点ではほぼエアプ状態で書きます。ちなみにPJNOで優勝したmasaさんとは、PJNOの1週間前に1戦だけフリーでクワガノンと対戦したので、その時の記憶を思い出しながら書きます。※今後スパーをして明確なプランができればそちらに書き換えます。
相手のプランとしては3-3でタッグチームを倒す事がメインのプランになります。具体的にいうと、ピカゼクとライライに対してパラライズボルトを1回打ち、倒すハードルを下げ、その後ちょうでんじほうで取っていくプランとなります。それを回避するためにこちらは、2-3-3もしくは-2-3-2のプランを相手に押し付けるプランを行います。最初はパルスワンorクワガノンからスタートできれば理想で、パルスワンの場合は送電で後ろのピカゼクに、クワガノンの場合はパラライズボルトで相手のクワガノンにダメージを乗せます。その後相手は、ボスを使い裏のポケモンにパラライズボルトを使うか、前のポケモンにパラライズボルトorちょうでんじほうを使う事になります。そうすると、ダメージレース的にこちら側が有利になり、勝ちに持っていくことができます。後は、50点乗った段階でマオ&スイレンで回復し、相手のパラライズボルトを使用しないといけないターンを増やす事によりダメージレースを有利に進める事もできます。ほぼエアプなのでこちらは参考程度にお願いします。
・マグカルゴLO
クワガノンのパラライズボルトを使い続ける事が大切なゲームになります。
盤面はクワガノンとジラーチのボード付きが最低限居れば問題なく、ピカゼクも居れば尚良いとです。基本的に先行を取り先行2ターン目から、パラライズボルトを狙いにいきます。パラライズボルトを連続で打つため、ポケモン入れ替え4枚、マオ&スイレン、とりつかいの6枚を最大限活用することと、ワタシラガでそれらを回収する事が重要です。ジュジュべ&ハチクマンで山を削るのに相手はある程度盤面を形成してから、山を削りに来るため、キーパーツであるカードはできるだけ早めに、ジラーチやデンジなどで回収しておきましょう。非GX4体∔ザシアンでサイドを6枚取りに行くイメージで戦います。出来れば、メリープをパラライズボルトで倒していきたいですが、リソースマネージメントのヤレユータンやマグカルゴを倒す場合もあるので、エレキパワーは雑に使わずにそのタイミングで使いましょう。また、げんきなハチマキをクワガノンに付ける事ができれば、マグカルゴはエレバ∔パラライズボルトで、ヤレユータンもエレパ2枚∔パラライズで倒せます。
ミュウが入っている場合が多く、タッグボルトのベンチ狙撃が通る事はほとんどないので、タッグボルトはザシアンに使えるタイミングがあれば使っても問題ないです。
スタジアムはできるだけ、相手がまどろみの森を貼った後に貼りましょう、まどろみの森が3枚の構築が多く、1枚サイド落ちなどしている場合、2枚目にたいして、ワンダーラビリンスを張り替えると、相手がリソースマネージメントをすぐに打てなくなる時もあるので、そこも意識してプレイしましょう。
・ミラー
ミラーで意識する事は、最初にGXワザを使わずに相手のピカゼク又はライライを先に倒せるかという事を意識します。
3-2-1のプランが取れれば勝ちやすいので、3-2-1のプランを狙い、逆に相手に3-2-1を取らせないような盤面作りを心掛けましょう。
相手に先にフルドライブを打たれる場合は、出来るだけアタッカーにダメージを乗せられないように、ジラーチやパルスワンなどを前に置いておきます。あとは、フルドライブを無理して打つより、先にGXワザを使わずにピカゼクorライライを倒す事が重要なので、フルドライブが打てない場合はジラーチを2体盤面に置き、返しにエレパ3枚フルドライブでピカゼクをワンパンできる準備をします。もし、アタッカーに先にフルドライブを打たれた場合の捲る手段としては、マオ&スイレンを使う事と、タッグボルトでの6枚取りを狙う事などがあります。
自分が先にフルドライブを打つ場合はできるだけ、相手のピカゼクorライライに対して打つことと、サンダーマウンテンをは出来るだけ貼らずに打ちましょう。※サンダーマウンテンを使うと、相手がグズマ&ハラを使わなくてフルドライブを使える為、エレバ3枚フルドライブをされる事が多々ある。
ちなみにエレパ3枚フルドライブを決めた場合はほぼ勝ちです。逆に決められた場合はほぼ負けなので、おおきなお守りをピカゼクに貼って、要求値を上げておきましょう。
あとは相手が先にGXワザを使った場合や、フルドライブを打つ前の準備の段階でクワガノンVのパラライズボルトはかなり有効に使えます。基本的にピカゼクが210点をグッズなしで出すことが不可能な為、パラライズボルトからはいりピカゼクに50点乗せる事が出来れば、次のフルドライブでピカゼクをワンパンしやすくなります。終盤でGXワザを使った後の場合はパルスワン以外でクワガノンをグッズなしでワンパンできるカードがないので、サンダーマウンテンやカプコケコが使用されたあとで、パルスワンが盤面にエネが付いた状態でいない場合や、相手の場のエネルギーが少ない場合は、1ターン稼ぐ事もでき器用に使えます。
・マルヤクデ
基本的に先行を取りますが、後攻を取る方も多いので、基本的に先行になります。
基本的にサイドプランは3-2-1を目指します。相手は後攻1ターン目にボルケニオンのフレアスターターから入る事が多いので、先2のフルドライブでボルケニオンを倒す事を目指します。フルドライブの付け先はライライを優先し、余裕があれば、グズマ&ハラでげんきのはちまきを加え、エレキパワーを1枚~2枚手札に持っておきます。返しのターンに5エネ付いたマルヤクデにピカゼクがワンパンされた場合返しにリセスタ∔ライトニングライド∔エレパ2枚∔げんきのハチマキで320点を出しワンパンを狙います。
その後相手はライライを倒す為に準備が必要になるので、返しのターンでライライが倒される事はなく、ターンが返ってきたら、デデンネやクロバットを倒しにいくか、マルヤクデにタンデムショックを使いましょう。
・小ズガ
基本的にクワガノンからパラライズボルトを先行2ターン目もしくは後攻1ターン目に使う事を目指します。げんきのハチマキをクワガノンに付けていると、小ズガに対して2パン、ズガドーンGXに対して3パンでエレキパワーを使わずに倒す事ができます。小ズガ側のクワガノンの回答として、ズガドーンGXのさくれつバーナー∔ビックリヘッドなどがありますが、ポケモン入れ替えやとりつかい、マオ&スイレンを使い攻撃し続け、最悪びっくりヘッドで倒されたとしても、ロストゾーンにエネルギーがいく為、後続でピカゼクを2体押し付ければ勝てるゲームはかなり多い印象です。クワガノンの回答としてレシリザが入って要る構築などもありますが、レシリザで来た場合もパラライズボルトを使い、クワガノンが倒されても、そこからピカゼクピカゼクの盤面を作れば、サイドレース的に勝てる試合が多い印象です。
・ジュナイパー
基本的にカプコケコプリズムスターとピカゼクorクワガノンで戦います。ジュナイパー以外のポケモンはフルドライブやタッグボルトやパラライズボルトなどで倒していきサイドを取っていきます。フルドライブを使う際はカプコケコプリズムスターにエネルギーを加速します。そして、おおきなおまもりをカプコケコプリズムスターに付ける事で倒されにくくし、ジュナイパーに対して、カプコケコプリズムスターのマッハボルト∔エレキパワーで倒していきます。HPが120以下になるとガルーラなどで倒される危険があるので、ワンパン圏内に入った場合は出来るだけ早めにマオ&スイレンで回復させましょう。ワタシラガの特性も含めて2回以上マオスイレンを使えれば基本勝てるゲームです。
■PJNOの大会当日のマッチアップ
1 モルペコクワガノン 先 〇
2 三神ザシアン 先 〇 ※配信卓
https://youtu.be/pm9bx_hYYis
3 マグカルゴLO 先 ×
4 小ズガ 後 〇
5 ストリンダー 先 ×
6 三神ザシアン 後 〇
7 ムゲンダイナ 後 〇
5-2 予選31位 予選落ち
■最後に
反逆クラッシュ~ムゲンゾーンまでのピカゼクは考える事も多く、特に反逆クラッシュと爆炎ウォーカーの環境のピカゼクは今までのピカゼクの中で一番強いピカゼクだった為、CLやシティリーグが無かった事は残念でしたが、LLimitless Online Seriesという世界規模の大型大会で結果を残せた事や、PJNO以外のピカゼクで出た大会では、高いアベレージを出すことが出来た為個人的には良かったと思っています。伝説の鼓動以降でセキタンザンVmaxやルカリオVなどがどれ位環境に出てくるかにより、ピカゼクの立ち位置も変わると思いますが、引き続き考察は続けていこうと思います。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!