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世間は結婚相談所に対して甘すぎるのではないだろうか

はじめに

この前居酒屋で前職の同僚と話していて、結婚相談所の話題になったのだが、そこで世間一般の結婚相談所に対する期待値と自分の期待値とで大きなズレがあることに気付かされた

自分は結婚相談所の付加価値は結婚させることにあり、それ以上でもそれ以下でもなく、結果にコミット出来ない仲人などさっさと辞めちまえ、他に仕事はいくらでもあるんじゃ、消え失せろ、という立場を貫いているが、世間一般はもう少しマイルドに、人間には限界があるよね、特に結婚なんて他人の不確定な未来に仲人が結果を確約出来るはずがないんだから結婚出来なくてもそれは仕方ないよね、という意見が大勢を占めるようである

埋まらない溝の大きさに驚きを禁じ得なかったので、覚えていることをメモしておく


結婚にコミットしない相談所を責められない理由

居酒屋で結果にコミットできない仲人は辞めちまえ!という極論を語る自分に対し、常識人としての立場で語る彼らはこのような例えを持ち込んできた

例えば、難病の患者が病院にかかり救命を望んだとする
しかし、医療にも限界があるんだから、救えなかった時に医者を責めるのか?

というものである

なるほど、確かに例えとしては悪くない

実際、自分としてもこの状況であれば医者を責める方がお門違いであり、彼らと同じく常識的な意見に賛同できてしまった

妙に納得感がある……
しかしよく考えよう

医療と婚活は全く別物じゃないか!

病気で死ぬシチュエーションは基本的に医者がありとあらゆる手を尽くしてもどうしようもないという状況が基本のはずである
もし仮に病院に行って、何の診察も、何の処置も施されず、明らかに見殺しにしているという状況だったら世間一般の常識人でも怒るはずである
この仕方ないよねという理屈が成り立つのはサービスの提供側が最後まで手を尽くすという前提があるからに他ならない

じゃあ、結婚相談所の仲人はどうだろうか?

断言しよう
一部の信念を持って業務をしている人間を除いて、ほとんどの仲人はなんの付加価値も生み出していない
ただ、間に入って連絡の取り継ぎをいているだけだ
間に入ったからと言って、アイドルのプロデューサーのように方々を駆け回ったりなどもしない
ただただ中抜きを行なっているだけである

しかも、仲人の仕事は誰でもできる
医者はかなり難関の国家資格が必要であり、他人の生死を取扱うのだから、責任のレベルが違いすぎる
比較対象にすることすらおこがましいだろう

相談所以外の仕事などいくらでもある
仲人はなろうと思えばだれでも明日からなれるのだから、力不足の仲人はどんどんと淘汰して業界自体を洗練していけばいい
難しいから仕方ないよねというには、いささか諦めが早すぎるのだ、仲人も世間も
結婚に興味のない人間は少なくとも我々の邪魔をするな
悪徳仲人の肩を持つなら、等しく婚活者の敵だ!


おわりに

仲人の肩を持つと言うことは、想像以上に人でなしの発言であることを自覚すべきである

なんの気なしに酷いことをいう人間を少しでも減らしたい

そのために、自分は骨を折ろう

これからも

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ダイキっち
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