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003. 越境しよう

今日は大学生になってから初めて知った言葉であり、自分が大切にしている言葉でもある「越境」について、書こうと思う

「越境」とはその名の通り
境界線を越えること

つまり人や教育における「越境」とは
自分自身の日常という境界線から飛び出し、全く異なる環境に身を置く行為を指す

そして色んな方が「越境」の重要性を語る

自分にとって「越境」が重要だと考える理由は「自分自身の前提を疑うことができるようになるから」である

集団の中での「当たり前」「こうあるべき」「正しさ」という考え方はどこにでも存在する

特に日本においては顕著に強いように感じる

そのため、自分と全く同じ価値観・考え方を持った人などいないと誰もがわかっているはずなのに

・その前提を忘れ、いつの間にか自らの「当たり前」を押し付けてしまう
・相手を理解しようとするのではなく、理解してもらおうとしてしまう
・理解してくれない相手にイラッとなってしまう
・お互いの「正しさ」をぶつけあってしまう

特にSNSでの誹謗中傷は、自分自身の「正しさ」「こうあるべき」をカッとなって一方的に押し付ける良い典型例であるように感じる

そんな自分自身の当たり前が伝わらず、イラッととした時、ふと前提に立ち返ってみる

自分と相手が違うことは当たり前。
相手に完璧に理解してもらうことは難しく、逆に、完璧に相手を理解することも難しい。
でも、だからこそ、少しでも相手との違いを理解しようと努力しよう。

そう思うことができれば、カッとなる心に踏み止まる力が生まれるのではないだろうか

そして関係性はもっと暖かいものになるのではないかと思う

急に壮大な話になるが、自分は、誰もが自分自身の前提を疑い、相手を理解しようとするマインドが常にあれば、SNSでの誹謗中傷も、世の中の争いと言われるものも全てなくなると考える

そしてその「踏み止まる力」「理解し合おうとする心」を醸成する手段が「越境」であると考える

自分の「当たり前」から飛び出し
他者の「当たり前」を知る行為

他者の「当たり前」を知ることができれば、自分の「当たり前」を疑うきっかけが生まれる

そして人間関係においても、自身のキャリアにおいても、より良い可能性を見つけ出すことに繋がる

越境し続ける心がミクロでもマクロでも暖かい世界を創り出すのではないだろうか

そんな暖かい世界を創れるよう
まずは自分が、明日も越境しよう

2024.10.19

※一方で、「こうあるべき」が強いからこそ、間接的な監視などが必然的に生まれ、安全な日本に今住めているのかもなとも思う、、、複合的に絡み合う世界。今回は長くなるので割愛するが、改めて難しい問いに立ち向かっていると感じる。

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