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【残り59日】世界的IPが生む安定収益!東映アニメーションのグローバル展開

独立してプロデューサーを目指しているKoseiです。
僕はこんな人間です!
▶︎プロデュースとスポーツが大好き
▶︎人と人を繋ぎ、共に成長することを大切にしています
▶︎ポジティブなコミュニケーションで良好な人間関係を築きます
▶︎趣味はバスケットボール、選手情報の収集・分析も得意
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はじめに

2024年も残すところ【59日】。皆さんは日々をどのように過ごしていますか?

東映アニメーションは、「ワンピース」や「スラムダンク」など、国内外で広く知られるIP(知的財産)を多数持つ老舗のアニメ制作会社です。

版権や商品販売においても強い収益力を誇り、今後も安定した成長が期待されています。また、近年では一部IPへの依存度を低減するため、新たなコンテンツ開発も進行中です。本記事では、東映アニメーションのビジネスモデルを仮説を交えながら分析し、他業界にも応用可能な視点で考察します。

企業概要

  • 設立年: 1948年

  • 上場年: 2000年

  • 時価総額: 6,174億円

  • 売上高: 886億5,400万円(2024年予測)

  • 主力事業: 映像制作・販売、版権事業、商品販売

  • 主な収益源: 映像制作・販売39%、版権44%、商品販売12%

  • 営業利益: 233億6,400万円(2024年予測)

  • 特徴: 世界的な人気を誇る「ワンピース」「スラムダンク」などのIPを有し、版権収入や商品販売を通じて安定的な収益を確保。

仮説①世界的なIPを活用した収益安定化

結論

東映アニメーションは、世界的に人気の高いIPを活用し、安定した収益基盤を確保することが可能です。

理由

「ワンピース」や「スラムダンク」など、長年支持を集めるIPは安定した収益を生むだけでなく、世代を超えたファン層の確保にも寄与します。また、版権収入は一定の契約収入が見込まれるため、ビジネスの安定性が高まります。

具体例

「ワンピース」に関しては、漫画の連載が続く一方で、各地でのグッズショップ展開も行っており、国内外での売上拡大が期待されています。また、「スラムダンク」も一部の配信や映画化で根強い人気を維持しており、収益性を高めています。

仮説②新規IPへの取り組みで依存度低減

結論

東映アニメーションは、新規IPの開発やライブイベントの実施などにより、一部IPへの依存度を低減させ、収益の多角化を図ることができます。

理由

長年にわたり安定的な収益を生んでいるIPがある一方で、新たなIPの開発が進めば、従来のファン層に加えて新規ファン層も取り込みやすくなり、事業の安定性が向上します。

具体例

自社開発の「ガールズバンドクライ」では、ライブイベントを開催し、これまでのアニメ作品とは異なるエンターテインメント体験を提供しています。このように、従来とは異なる方法でファン層を拡大できる可能性が高まっています。

仮説③欧州やアジア市場での配信権収益の増加

結論

東映アニメーションは、欧州やアジア市場における配信権の拡大を通じ、海外市場での収益をさらに向上させることが可能です。

理由

アジア市場だけでなく、欧州でも東映アニメーションの作品の需要は高まっており、配信権を活用することで低コストで収益を得られます。特に円安の影響で海外収益が増える点も、収益性向上に寄与します。

具体例

中国や韓国では「スラムダンク」の人気が高まっており、国内での配信が好調です。また、欧州でも「ワンピース」などの配信権が想定以上の収益を生み出しており、グローバルな収益源の拡大が期待されています。

IPの多角展開と収益安定化

東映アニメーションの強みであるIPの多角的な展開は、他業界にも応用可能です。例えば、映画や音楽業界で人気シリーズを持つ企業が、映像配信やライセンス収益を通じて収益源を多角化することが考えられます。また、新規IP開発による顧客層の拡大も、ブランドの持続的成長に繋がる重要な戦略です。

まとめ

東映アニメーションは、人気IPの活用と新規IPの開発による収益基盤の安定化と多角化を図っています。欧州やアジア市場における配信権の収益も伸びており、今後も安定した成長が期待されます。これらの施策は、他業界にも応用可能なビジネスモデルであり、将来の成長が期待される企業として注目が集まります。

今年の合言葉は「Keep Moving」。1ミリでも動き続けます!
”プロデューサー”におれはなる!!!

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