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【残り79日】テーマパークから広がる新たな展開!オリエンタルランドの多角化戦略

独立してプロデューサーを目指しているKoseiです。
僕はこんな人間です!
▶︎プロデュースとスポーツが大好き
▶︎人と人を繋ぎ、共に成長することを大切にしています
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はじめに

2024年も残すところ【79日】。皆さんは日々をどのように過ごしていますか?

四季報写経も1日5社ずつ進め、現時点で55社まで進みました。平日は5社くらいの時間配分が良いかもしれないですが、休日は1日10社まで伸ばして時間配分を考えてみたいと思います。

今回取り上げているのは株式会社オリエンタルランドです。

株式会社オリエンタルランドは、日本を代表するテーマパーク、東京ディズニーランド・シーの運営で有名です。しかし、その強力なテーマパーク事業に加え、ホテル事業や、2028年から開始予定のクルーズ事業など、多角的な成長戦略を持っています。

本記事では、オリエンタルランドのビジネスモデルを深掘りし、仮説を立てながら、今後の成長機会とアナロジー思考を駆使して他業界への応用可能性を考察してみようと思います。

企業概要

  • 設立年: 1960年

  • 上場年: 1996年

  • 時価総額: 73,356億円

  • 売上高: 6,184億円(2024年予測)

  • 主力事業: テーマパーク事業(東京ディズニーランド・シー)、ホテル事業、商業施設

  • 主な収益源: テーマパーク事業が売上の83%を占め、ホテル事業は売上の14%でありながら営業利益は28%と高い。さらに、2028年にはクルーズ事業に参入予定で、数年で1,000億円規模の収益を目指している。

オリエンタルランドの売上はテーマパーク事業が圧倒的ですが、ホテル事業は営業利益率が高く、新規参入予定のクルーズ事業も注目されています。

仮説①ホテル事業のインバウンド需要拡大での利益増大

結論

オリエンタルランドのホテル事業は、今後さらにインバウンド需要の拡大に伴い、成長し続ける可能性があります。

理由

日本を訪れる外国人観光客の増加により、東京ディズニーリゾートのホテルの稼働率が引き続き高い水準を維持し、客室単価の上昇が期待されます。訪日観光客は特に東京ディズニーランドを目的とするケースが多く、これに合わせたサービスの拡充や新たなプロモーションの実施で、さらにホテル部門の利益率向上が見込まれます。

具体例

2024年以降、日本政府が観光促進政策をさらに進める予定があり、訪日観光客数が大幅に増加する見通しです。特に、中国や東南アジア諸国からの観光客が増える中で、オリエンタルランドのホテル部門はこれらの顧客層に特化したサービスを提供し、収益の大幅な拡大が見込まれます。

仮説②クルーズ事業の新規参入による成長の拡大

結論

オリエンタルランドが2028年に予定しているクルーズ事業への参入は、企業全体にとって新たな成長の柱となるでしょう。

理由

クルーズ市場は現在、世界的に拡大傾向にあり、日本国内でもクルーズに対する関心が高まっています。オリエンタルランドがディズニーブランドを活用したクルーズを提供すれば、ファミリー層やインバウンド観光客を中心に人気を博し、収益の多様化に貢献するでしょう。

具体例

クルーズ事業の売上は、2〜4泊の短期間で高付加価値のエンターテインメント体験を提供することで、年間1,000億円規模の売上を目指せる見込みです。ディズニーの世界観を海上でも体験できるクルーズは、特にファミリー層に強く支持され、また、リピーターを確保できる仕組みを構築することで、安定した成長を実現できるでしょう。

仮説③テーマパーク事業における新エリアと価格改定による客単価向上

結論

テーマパーク事業において、新エリアの開設と価格改定によって、オリエンタルランドはさらなる成長を実現できると予測されます。

理由

テーマパーク事業は、新エリアの開設により集客力を強化できるだけでなく、チケットの価格改定により顧客単価も向上しています。これにより、単に入場者数を増やすだけでなく、1人あたりの消費を増加させ、収益率を高める戦略が効果を上げています。

具体例

近年、新しいエリアのオープンに伴い、オリエンタルランドは特定のエリアでの特別な体験を有料で提供することで、通常のチケット収入に加えて新たな収益源を確保しています。これにより、顧客がテーマパーク内での消費を増やし、オペレーションコストを超えて利益を増加させる効果が期待されます。

ホテルビジネスモデルの他業界転用

オリエンタルランドのホテル事業は、テーマパークに訪れる観光客をターゲットに、プレミアムな宿泊体験を提供することで高い利益率を誇っています。このビジネスモデルは他業界にも応用可能です。

例えば、ラグジュアリーリゾートやヘルスケア業界においても、顧客に特別な体験を提供し、プレミアム価格を設定することで、高利益率を維持することができるでしょう。特に、ヘルスケア施設や高級スパなどで「顧客体験」を強化することで、他の競合施設との差別化が図られ、価格競争に巻き込まれることなく、収益性を高めることが可能です。

また、フィットネス業界においても、特定の会員向けにカスタマイズされたサービスや特別な施設を提供することで、リピーターを確保し、長期的な顧客基盤を築くことができます。オリエンタルランドのビジネスモデルに見られる「顧客体験重視」の考え方は、他業界でも非常に有効な戦略です。

まとめ

株式会社オリエンタルランドは、テーマパーク事業を中心にホテル事業やクルーズ事業を展開し、多角的な成長戦略を進めています。特に、ホテル事業の高い利益率や新規参入予定のクルーズ事業が、今後の成長の鍵を握るでしょう。

また、アナロジー思考を用いれば、同社のビジネスモデルは他業界でも応用可能です。特別な顧客体験を提供し、プレミアム価格を維持することで、収益性の高いビジネスを構築することができます。ビジネスプロデューサーを目指すうえで、こうした戦略を他業界へ転用する視点を持つことが、今後のキャリアにも大きく役立つでしょう。

今年の合言葉は「Keep Moving」。1ミリでも動き続けます!
”プロデューサー”におれはなる!!!

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