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中国の日本人学校に通う男児が殺された事件について思うこと

 私は、noteに政治的なことは極力書かないように心掛けている。今日はMLBで活躍する大谷翔平選手が、ホームランと盗塁の50-50を達成し、更に、51-51も達成するというビッグニュースもあったので、楽しい方のニュースについて書いても良かったけれど、表題の方が気になった。

 日本の政治家は国益の優先順位をどう捉えているのだろうか。私は、国民の命を守ることが最優先と考えている。しかし、今の政府及び政治家の一部は、経済やメンツを優先しているように感じる時がある。

 過去には、ISの戦闘員に日本人ジャーナリストが拘束され、助けを求める映像が流されたが、結局は殺害された。私は、当時の政府がどのような動きをしたのか詳しくは分からない。しかし、日本人ジャーナリストは殺害されて終わった。

 政府は助けるべく動いていたのだろうが、「自分の意志で危険地域に行ったジャーナリストを助けなければならない面倒な仕事が増えた」とでも考えているのではないかと感じるほど動きが鈍いと感じた。

 コロナのパンデミック中に開催された東京オリンピックは、開催に賛否両論あった。結局、国民の命を守りつつオリンピックも開催するという、二兎を追った形になった。オリンピック開催を公約したメンツを守ろうとしていると、当時の私は感じた。

 IOCからは、「あの大変なパンデミック中にも、無事にオリンピックを開催した日本は素晴らしい」と高い評価を得ているようだ。しかし、国民に感染拡大のリスクを負わせ、一般人はテレビでしか観戦できなかった。私は、国民に大きな精神的、金銭的負担を負わしたと感じている。

 オリンピック後は利権にからむ汚れたお金の話もあったし、最近、選手村だった晴海フラッグは、入居を希望する日本人の個人より金儲けの不動産業者(不動産屋は全て金儲け目的であるが)に、多くの部屋を押さえられたというオマケも付いてしまった。

 話はそれたが、私は政治家の先生方は、もっと国民の事を深く考えてほしいと望んでいる。次のNHKのニュースを読んでも、政府は男児が殺害されたにも拘わらず中国に気を使う事を優先していると感じる。政府の本気度が感じられない。

 上川外務大臣、林官房長官のお二人は共に、自民党総裁選挙に出ておられる。男児が殺害された事件は、日々起きる様々な問題の中の一つに過ぎず、ご自分としては総裁選の行方の方が気になっているのではないか。

 今回の事件は、過去の柳条湖事件や中国の「反日教育」が中国人に影響を与えていると思われる。しかし、そういうことを全て考慮した上で、まず国民の命を守る行動を取って欲しいと、政府及び政治家の先生方に強く願う。

※ 見出しの地図はgoogleから引用し、一部加工したものです。

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