「milet stairs 6段目札幌」
miletさんの札幌ライブの感想です。stairs のライブに行くつもりがあってまだ行っていない方には読むことをお勧めしません。
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鳥肌がたった。
光と音と言葉の芸術がずしりと私を貫いた。
ライブが一つの作品だった。
2時間以上経ったいまだに余韻が残っている。
感動した。
miletの話し方や声がいつもと違った。
元気がなかったようにも見えた。
声はカスカスで小さかったが、歌になるとそれをまるで感じさせない。
MCで言った。
病気を患ったらしい。
声が出なくなる病気。
人生は階段だと彼女は言っていた。
降っても昇っても立ち止まってもいい。
けど階段はどんどん下にも上にも伸びる。
自分の周りが背中を押したり、階段を作ってくれることがあっても、足を動かすのは自分。
右足を前に出したら自然と左足もでる。
大丈夫だよと。
ツアーの直前に声が全く出なくなり、病気が判明。中止を考えたそうだ。
でもギリギリ直前で声が少しずつ出るようになったと。
声が出なくなってものすごく怖くて苦しくて
でもそれでも今日はなんとか歌えていて、今日があることがすごいことなんだと。
そのエピソードの後の怒涛のクライマックス。
音楽の素晴らしさを感じずにはいられなかった。
今日も本当に最高の1日でした。