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「心臓を捧げよ」


進撃の巨人の映画観戦。
私は進撃の巨人について5時間は少なくとも語れる自信がある。
ものすごく哲学的で、愚かな歴史は繰り返すし、繰り返すしかないことを感じさせられる作品だった。歴史を繰り返すことを学んでいる私たち人類が力を持ち過ぎてしまった先に何が待っているのか。

自由の奴隷になってはいけない。

過去でもなく未来でもなく、今この瞬間の、なんの意味もないこの時間のために私は生きているのだと思えることができたなら。

生命の目的は子孫を増やしていくことにあるのなら、増やして終わり、それでよいのだろうか。
現代の解決などできそうにない大問題をこれからの世代にぶん投げて、今が良ければそれでよし。

戦争、宗教、歴史、紛争

これは進撃の巨人の漫画の話だけではなくて、作者が現代社会に訴えるメッセージのようにも感じた。
人間は馬鹿で誰一人として例外はない。歴史は繰り返される。にもかかわらず馬鹿な私たちが力を持ち過ぎてしまった。後悔するしかできないのだ。
たまたま力を持ち過ぎてしまった人間がこれからどのように歩むのか。

ダークストーリーで、胸が痛む作品だが、平和と幸福を望む作者の想いが伝わった気がした。

実際に目で見たことのないものにどれだけ想像力を広げることができるのか。

今日も最高の1日でした。
明日も最高の1日にします。

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