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好きなものを、好きと言おう 第6.8回「漫画とアニメ Part 3 アニメ篇(3)」

今日も快晴。だけど心はフクザツ。なので、好きなことを語ってセルフで癒される。

さて、3回目の今回はいよいよ好きなアニメベスト5の発表だ。それでははりきって、どうぞー(SPECの雅ちゃん風)

3回目でベスト20出揃った、今回はベスト5の紹介

5位 五等分の花嫁(第1期: 2019,  2ff2021,   映画:2022,  ∞2023,  *:2024

五等分の花嫁* ©️春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁*」製作委員会

 家に借金があり貧乏生活を送る高校生・上杉風太郎は学力は随一だが、それ以外に価値を認めない男子。ある日、食堂でいつものように焼肉定食(焼肉抜き)を注文し、一人でいつもの席で食べようとしていたところ、ひょんなことから見慣れない女子・中野五月(いつき)と席を相席することになってしまう。五月は、食事中も勉強を続ける風太郎のテスト答案を取り上げると100点満点。五月は自分が勉強が不得意なため、勉強を教えてくれるよう初対面の風太郎にお願いする。だがしかし、にべもなく風太郎は断ってしまう。その日、妹らいはからの電話で、風太郎が父親経由で高収入の家庭教師のアルバイトを依頼されたことを聞かされる。それは最近転校してきた女子と聞いた後、食堂で相席してけんか別れとなった中野五月が同じクラスに転入してくる。風太郎は、このまま険悪な雰囲気では家庭教師のバイトがなくなってしまう、と五月のご機嫌を取ろうとするがうまくいかない。五月は食堂で他の女子4人といつも食事をとっていて、五月の後を追うとなぜだかその女子たちと行く先々で遭遇し絡まれる。そして五月のマンションの部屋の前でやっと五月をつかまえて説得しようとすると、他の女子4人も目の前に現れ、私たちは五つ子だと告げ、風太郎は初めて家庭教師が五つ子全員であることを知るのであった・・・

 言わずと知れた大ヒットラブコメディ、TVアニメが2期まで制作、その後も最後の完結までを描いた映画版、途中のエピソードを描いた♾️、結ばれた後の新婚旅行編の*、と続き、原作は14巻で完結しているが、その続きのエピソードがマンガ以外のメディアでも出ることが発表されている。アニメにハマるきっかけとなった作品と言っても過言ではない。他のエッセイでも書いたけど、とにかく緻密なストーリーと伏線回収の技術には驚かされた。そして五つ子のキャラが明確に分かれていること、胸キュンエピソードが満載なこと、それそれのキャラがかわいいこと、など好きになる要素がいっぱいだ。原作は最後まで読んで、映画版以外の作品は見た。でも映画版はなぜだか見ないでとっておいている。自分の推しの子が結ばれないストーリーは、なんだか可哀想すぎて見れていない。CVも豪華だ。長女の一花(いちか)役には花澤香菜、次女の二乃(にの)役には竹達彩奈、三女の三玖役には伊藤美来、四女の四葉役には佐倉綾音、五女の五月役には水瀬いのり、上杉風太郎役には松岡禎丞。原作の完結まで映像で描かれている。


4位 お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(2023

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 
©️佐伯さん・SBクリエイティブ/アニメ「お隣の天使様」製作委員会

 ある雨が降る夕方、男子高校生・藤宮周(あまね)は、公園のブランコで雨に濡れたまま泣きながら座っている同級生・椎名真昼(まひる)を見かけ、躊躇した末に持っていた傘を差し出して、そのまま帰る。翌日、周は学校に登校するが風邪をひいている自分に気付く。傘を差し出した隣のクラスの真昼は、学校では天使様と呼ばれるほど容姿端麗で学力、運動も秀でていて男子全員から垂涎の的となっている。周はその夕方、部屋の前で風邪の症状がひどくなりふらついてしまう。そこに現れたのは、天使様の真昼。こんなことは学校ではいえないが、マンションの隣の部屋には天使様が住んでいたのであった。真昼は、周の風邪が自分の責任と感じ、周の部屋に入り看病する。最初は単なる傘の貸し借りから始まったつながりが、その後、夕食を作ってもらうことをきっかけにお互いを認め合いゆっくりと進んでいく・・・

これは甘い。甘すぎるアニメだ。もう途中から本当に体に悪いほど、無意識に甘いアニメとなっていてキュン死とはこういうことか、思った。アニメでは最後の最後でお互いの気持ちを通わせているが、原作のラノベではその後もすっと描かれており、もう本当に体に悪い。アニメでは最後の方でクラスメイトにおつきあいすることを告知するイベントがあって、そこで真昼がバッサリ他の男たちを切って落としており、一番好きだ。癒されたい、と思う方におすすめ。でも甘すぎるので注意!
アニメ版では原作のラノベ4巻までの内容が描かれている。原作のラノベは最近最新の10巻までが出ている。僕はこのラノベは紙媒体で全部買っている。主なCVは藤宮 周:坂泰斗、椎名真昼:石見舞菜香、赤澤 樹:八代拓、白河千歳:白石晴香


3位 俺の妹がこんなに可愛いわけはない(第1期:2010TRUE ROUTE2011,2012、第2期:2013年)

俺の妹がこんなに可愛いわけはない   ©️伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP

 主人公の高校生・高坂京介はある時期から輝くことを諦めた冴えない男子高校生。その妹、高坂桐乃は学力優秀、スポーツもできて特に陸上では頭角をあらわしている、読モもこなす美少女。ただし兄妹の仲はサイアク。いつからか桐乃は京介につっけんどんな態度をとり続けており。京介もなかば諦めている。そんなある日、家で桐乃の落とし物を拾った京介。普通のパッケージに隠されたその中身はなんとエロゲーだった。夜、桐乃から久しぶりに部屋に押しかけられ「人生相談がある」と一方的に告げられる・・・ここから、桐乃が自分の好きなものは周りの同級生には言えないこと、もちろん家族にも言えないこと、おかげで本当の自分の趣味を話せる仲間もいないことを相談される。桐乃は相談の最中もつっけんどんな態度を崩さないが、京介が桐乃のためにネットで繋がれる仲間を探し、オフ会にもついてきてくれたこと、家族や友達に秘密がバレそうになった時に京介が盾となって闘ってくれたことを通じて、反目していた兄に、昔の想いを取り戻していく。

序盤のストーリーはこのへんまで。この後も京介の周りには桐乃のオタ仲間である同い年の黒猫、桐乃の普通の趣味の友達である、あやせや、高坂家の幼馴染で京介のことをかいがいしく世話をする麻奈美など多くの女の子とのエピソードが描かれる。話の内容は、オタク文化や、シスコン・ブラコンのやや過激な内容も含んでいる、きょうだい系のラブコメであり、分岐verのストーリーがいくつもある。

この作品は、もう桐乃役のCV、竹達さんがすごい好きなので印象に残っている。竹達さんのその後演じる五等分の花嫁の二乃役のツンデレは、俺妹に通じる世界があると思っている。桐乃の言動は本当に理不尽なのだけど、最終的に許してしまう、そんな世界もいいな、と思う。

原作はラノベで、12巻までの本編と分岐のifバージョンが続き17巻までで完結。アニメは第二期まで放映、web版のテレビ未放映の過激決着Verの3話もある。ボクは原作は読んでいない。主なCVは高坂桐乃:竹達彩奈、高坂京介:中村悠一、黒猫:花澤香菜、沙織・バジーナ:生天目仁美、田村麻奈実:佐藤聡美、新垣あやせ:早見沙織、来栖加奈子:田村ゆかり


2位 たまゆら(OVA4)2010、第1hitotose2011、第2期もあぐれっしぶ:2013、劇場版4部作:20252016「第1 芽(きざし」「第2 響(ひびき)」「第3 憧(あこがれ)」「第4 朝(あした)」)

たまゆら もあぐれっしぶ ©️佐藤順一・TYA/たまゆら製作委員会

広島県竹原市。ここで暮らす女子高生・ぽって、こと沢渡楓(ふう)は祖母と母、弟と暮らしている。以前は横須賀の汐入で暮らしていたが、高校入学を機にそれまで自分の中でうまく向き合えていなかった父親の死と向き合い、父親が育った場所で何度も幼い頃自分も遊びに行った竹原の高校に入学を決める。幼い頃よく遊んだ塙かおると再会、かおるも楓ががんばってここにきてくれたことを嬉しく思っている。楓は父親の形見であるカメラ・ローライ35Sでいろいろな風景や人物を撮影し、地元のカメラ店には、楓が幼い頃に撮ったある風景写真が店頭に飾られている。その写真には”たまゆら”と表現される光の玉が写り込んでいる。その写真に惚れた、かおるの同級生桜田麻音(まおん)、かおるの幼馴染の岡崎 のりえ、この4人は同級生となりどこにでも一緒に行動する仲良しとなる。楓は父の足跡を探す旅にみんなの協力を得て向かい合い、結成した写真部を通じてかつての父の思い出と共に自分の心を見つめなおしていく。また、尊敬するカメラマンである志保美 りほとも交流を持つようになり、写真がますます好きになっていく。やがて二年生になり、写真展で賞を取るほどの写真の腕前を持つ上級生・三谷 かなえとも出会い、一緒に写真を撮影していく。そして、かなえの卒業を経て、自分たち4人が3年生になり進路を考え、それぞれが悩んで、自分だけの道をみつけていくのだった・・・

たまゆら、大好きなんです! 元はと言えばこれも主人公の楓のCVが竹達さんであったことがきっかけなんだけど、それ以上にお話が素晴らしい。本当に泣いてしまう。泣けるポイントは父の足跡を辿って心の整理をつける楓、先輩かなえとの分かれ、そして楓が自分の進む道を決めていく劇場版、特に第3部の終盤、楓が自分の気持ちに気づくあたりから涙が止まらない。それ以外にもなんてことはない普通の暮らしそのものが、泣けてきてしまう。もう泣きたい時にはたまゆら、とボクは決めている。

主なCVは沢渡楓:竹達彩奈、塙かおる:阿澄佳奈、岡崎のりえ:井口裕香、桜田麻音:儀武ゆう子、志保美りほ:葉月絵理乃、塙さよみ:大原さやか、沢渡香:宮本佳那子、ももねこ:福井裕佳梨、楓の母:緒方恵美、楓の祖母:松尾佳子、「ほぼろ」店主:松来未祐、写真館オーナー:中田譲治

そして第1位は・・・
1位 WORKING !!(第1WORKING !!2011、第2期 WORKING !!’ : 2011、第3期:WORKING !!!2015

WORKING !!!   ©️高津カリノ/スクウェアエニックス・「WORKING!!3」製作委員会

映えある第1位の座はWORKING !シリーズでした。

 小鳥遊宗太(たかなしそうた)は北海道のとある高校生。ある冬の雪の日、学校の帰り道で体当たりしてきた幼い女の子からファミレス「ワグナリア」のアルバイトをやってくれないかとお願いされる。小鳥遊はファミレスごっこかと思ったが、その見た目幼い女の子は種島ぽぷら、高校2年生と名乗った。家族環境から女性への偏見があり、12歳以下の女の子に興味がなかった小鳥遊だが、見た目が幼いぽぷらの頼みに応してバイトを引き受ける。小鳥遊はロリコンというわけではなく、小さくて自分では生活できなそうないきものが好きなのだ。ファミレスに出勤すると、全く仕事しない女店長・白藤杏子、見た目がヤンキーなコック佐藤潤、同じくコックで底がしれない相馬博臣、見た目きれいな女性チーフだが、帯刀して仕事している轟八千代、個性的な仲間に囲まれて仕事を覚えていく。そして・・・シフト表で名前は知っているが一度も会ったことがない伊波まひると、ある日バイト先で間違って遭遇した。会った瞬間小鳥遊は、まひるの渾身のパンチを浴びるのであった・・・実はまひるは極度の男性恐怖症で、男性に遭遇すると反射的に見境なく暴力で目の前から排除しようとするのであった。男性恐怖症を治したいまひるのため、白藤店長はまひるに男嫌いを小鳥遊で治せ、そして小鳥遊には12歳以上の女性への偏見をまひるで治せと命じる。こうしてワグナリアでの奇妙なバイト生活が始まっていくのであった。

お仕事コメディで、小鳥遊とまひるの関係、佐藤と八千代と白藤の関係、他にも途中からバイトで参加する葵、小鳥遊家の家族関係などが並行して描かれる。本当にラブコメ以外でイッチバン好きなアニメ。第3期まで長く放映されたのもいい。ことあるごとにU-NEXTで見直してみており、早くAT-Xでまた放映されないかなといつもリクエストを出している。もうボクの中では不動の一位だ。原作は14巻まで。
主なCVは,小鳥遊宗太:福山潤、種島ぽぷら:阿澄佳奈、伊波まひる:藤田咲、轟八千代:喜多村英梨、白藤杏子:渡辺久美子、佐藤 潤:小野大輔、相馬博臣:神谷浩史、山田葵:広橋涼

以上、今現在ボクが好きなアニメ1-5位でした。やっと書き上げたよ。
よかったら6-10位篇11-20位篇もみてくださいね。

じゃあ読んでくれてありがと、次回はラノベ篇を書きます。

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