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2020年6月のお酒のエッセイ グレンモーレンジー10年 連載29

この1ヶ月のお酒は、しばらく禁酒していた時期があり、率としてはさほど高くない。先月の.678から.519に下がった。禁酒は自分で望んでしたことだ。どうしても酔うわけにはいかなかったから。

今は少しずつ、というか前と同じペースで飲んでいる。この前までのウィスキーは1000円と安いけどスコッチウィスキー、淡い色が特徴、カティサーク700mL。 モルトブレンデッドウィスキー。名前の由来は最も速い快速帆船の名前から。
もう何十回読み直している、羊をめぐる冒険をまた読んだからかな。もちろん12年とか18年といった高いものではなく、無印。味は可もなく不可もなく。酔うためだけだったら問題なし。毎日ハイボールで5杯ずつのみ、4日で飲みきった.

カティーサーク、とても綺麗な琥珀色

そして、これを書いている月曜日の今日、酒のいしかわまで行って手に入れた、
久しぶりにちょっと高い箱入りのスコッチ、「完璧すぎるウィスキー」グレンモーレンジーオリジナル(10年)。税込みで4200円もした。家飲みでは超久しぶりのシングルモルト。美しいビンと琥珀色の液体。グレンモーレンジと言えば、オレンジピールを入れたハイボールが有名(特設ページを見ると飲みたくなりますよ)
オレンジも買って、さあ、と思ったら炭酸を買い忘れ。やっちまった。俺の馬鹿。
気を取り直してロックで6杯。超バニラ感。ちょっと酔う。

完璧すぎるウィスキー、グレンモーレンジー

後は、そんなに。相変わらずの、香るエールが暑いせいか機会が増えた。
それとワインを月4本だから、そんなでもない。リモンチェッロはすっかり、つれあいの御用達になったから僕はこの1ヶ月は飲んでいない。残りあと少し、えらいぞ、つれあい。

リモンチェッロ、がんばった、つれあい

年当初からの飲酒率は.479と徐々に5割に近づいている。その分、確実に人間としては衰えてる。先々月にも言ったけど、後悔はしないよ。死ぬまで完璧な人間なんて、イヤでしょ?というか、完璧だったことなんて、ただの一度もない。ポンコツがさらにポンコツになっただけの話。人に迷惑をかけなきゃ、それでいいさ。そうだよね?、、、もうすでに、迷惑かけっぱか。ごめんなさい。って言えばいいもんでもないよね。やれやれ。


2022年7月現在、当時を振り返って
いつからかウィスキーがお酒の中心となった。そのきっかけは自覚があるけど、今は言えない。一生言えないかも。

この月はカティサークとグレンモーレンジー。色味が全く違う。不思議だ。味も違う。でもどちらでも美味しく飲める。

リモンチェッロは先月の飲み方を覚えたけど、もっぱらつれあいにまかせてある。

もちろん完璧な人間なんていないし、自分は真逆な人間でもある。
でも生きているんだなぁ。それがわかってれば、それでいい。
んじゃ、このへんでチャオチャオ!

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