連載129 2024年10月のお酒のエッセイ「プライベート飲み会解禁の話」
先月、120日振りにお酒飲んだ話を書いた。
これは言ってみれば会社の接待飲みのようなものだった。楽しかったけど。その後、ちょうど一週間後の9/17火曜日、やっとプライベートでの、お酒を解禁した。
初夏、ボクが休酒を始めたり、体重が激減したりしていることを、とあるところに書き、友人はすぐに心配して連絡をくれた。その時は自分で状況をまだ受け止められなくて、誘いにのれなかった。
あれから4ヶ月弱、いろいろ機会を断ってきた。心の整理、はまだついていないけど、とりあえず少しだけ余裕ができたので、いの一番に待ってもらっていた友人に声をかけた。場所はいつものあのお店、友人にはこちらに来てもらった。
夕方、待ち合わせの植田駅まで歩いて行ったら、すっかり汗をかいてしまい自販機でものすごく久しぶりにセブンティーンアイスを食べた。贅沢マカデミア。
久しぶりに行ったあの店は、何も変わっていなかった。
たかが4,5ヶ月行かなくても、この界隈はそんなに変わらないのだろう。
と、思ったらいつのまにか、赤ワインを置くようになっていた。マジか。時は流れているんだなぁ。
料理は最初からとばして、たくさん頼んだ。友人が頼みすぎ、っていうくらい。なんか嬉しかったのかな。付け出しはいつものローストビーフ、注文はもろきゅうから始まり、角ハイ、4種盛りのお刺身、いつもの通り4種以上入っている!
牛ハラミはボクは必ず頼む。枝豆、もつ煮込み、若鶏の唐揚げ、スパイシーポテト、赤ワインのカペルネソーヴィニヨンをボトルで、ホワイトホースのハイボール、またまた赤ワインのボトル、エノテカのカペルネソーヴィニヨン、ところでなんで赤ワインしかないのかな? 魚料理多いのに。魚には日本酒ということなのかな。
話は久しぶりのお互いの近況、といってもボクは話せることは少ないので、全然キレも何もなかったけど、虫を飼い始めた話!を聞いたり、アニメオタクでしょう?と言われたり、なんか楽しかったな。まだまだいけると思っていたけど、遠くから電車で来てもらっていたのを忘れてた。ボクも本調子ではなかったし、料理も残してしまい名残惜しかったけど、また今度、年末に今度は平で、ということで、プライベート一発目の外飲みは終わった。お酒はそんなに飲んでなかった(つもり)だけど、友人が気を遣ってくれたのだろう。家に帰るとやっぱり酔いを自覚した。
そして表紙のフリーエッセイ篇で書いたけど、The BeatlesのCD と解説本、おまけにワッフルまでおみやでもらったよ。そしてこのあとはタクシーを拾って帰り、家で、つれあいとむしゃむしゃワッフルを食べた。美味でした。ボクはシナモンが好き!
いつもいつも気にかけてくれてありがとう。
あれから1ヶ月たったけど、あれ以来飲んでいない。
だから9月の外飲み2回以来また1ヶ月飲んでいない。
でも次はもう決まっている。今週末だ。他にも計画を立ててくれている人がいて、ボクは幸せ者なのだろう。ありがとう。すべての生きとし生けるものに感謝するよ。今なら神も信じられるかも。
静かに待つよ、神の手をね。
2024年10月現在、当時を振り返って
1週間前の月報検討会のプレゼンのラストページにこっそり載せたお酒のエッセイ。昨日アップした連載128「10月の土曜日、The Beatles 「Revolver」を聴く」と対になっているエッセイ。1回のプレゼンのトップページとラストページに種類の違うエッセイをこっそり隠しているのです。(隠す、というか会議室の大きな画面で見れば、なんかあるな、と誰もが気づく状態。でもそれをみるか見ないかは人によるのですよ)
今回の対となるエッセイはどちらも同じ友人とのある1日の話(正確に言えば違うけど)を書いた。もらったビートルズと、飲んだお酒の話。こんな月もまぁ珍しいけど、それだけの価値のある1日だったということではないだろうか。この1日の話を延々と書けばジョイスのユリシーズみたいな作品が誕生する、はずもないか。
相変わらず、神の手は見えないし実感できていないけど、無神論者のボクだって祈りたい時はあるのさ。
そして、本文中にある次のお酒の機会、先週の金曜に無事終えた。この会も良かった。来月のお酒のエッセイに書きたいと思う。
今日は明日のための一歩の日で会社を休んでいる。この日にエッセイを書くことはないと思っていたけど、今日は時間を見つけて書いてみた。継続は力なりってね。自分で言ったことは守らなきゃ。
それでは、この月報シリーズはまた来月。また、あいましょう。
オ・ルボアール!
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