好きなものを、好きと言おう 第6.1回「漫画とアニメ Part 1 漫画篇(1)」
好きなものを、好きと言おう シリーズ、すでに掲載順番を変更したことは告知している。アガサ・クリスティとエラリー・クイーンと森博嗣の回を後回しにして、先に漫画とアニメについて語りたい。漫画とアニメ、何が違うのか。言うまでもなく、絵が動き声の吹き替えがあるのがアニメで、紙または電子版で動きのないものを漫画とする。この好きはいろいろ多岐に渡るので、何回かに分けて書いていきたい。まずは漫画について語る。
子供の頃好きだった漫画
小学生から中学生の頃、子供にありがちだけどボクも御多分に洩れず漫画やアニメが好きな子供だった。よく覚えているのはチャンピオン系(秋田書店)の漫画が好きだったこと。一番好きだったのは、小山田いくの漫画で、代表的なものに「すくらっぷ・ブック」があった。長野県小諸の中学校を舞台とした青春ものの漫画で、二頭身で描かれることが多いキャラクタが特徴だった。晴ボン、マッキー・・・懐かしすぎる。今でも当時の形態ではないが手に入るらしい。他に「ぶるうピーター」とかも好きだったな。ちなみにだけど実弟であるたがみよしひさの「軽井沢シンドローム」は高校生の頃にハマり、その頃自分で描いていたエッセイもどきのタイトルには「軽シン」のタイトルを使わせてもらっていた。まぁ「軽シン」はずっと大人の内容だったけどね。
あとはチャンピオンといえば、水島新司の野球漫画「ドカベン」これも大好きだった。山田太郎、里中、岩鬼、殿馬・・・そして数多いライバルたち。印象に残っているのは甲子園での戦いで、通天閣高校の「通天閣打法」とか弁慶と義経の八艘飛びでタッチをかいくぐってホームインするところとか。悪球打ちの岩鬼とかね。その後のプロ野球篇とかはついていけなかった。
あとはスーパーカーブームがあったので「サーキットの狼」とかね。ランボルギーニとかフェラーリとかロータスヨーロッパとか、夢中になったなぁ。
それと子供の頃はホラー漫画も好きだった。今では大嫌いだけど。そうだねー、一番トラウマに残っているのはつのだじろう「恐怖新聞」。もう今思い出すだけでも怖い。これは本当にイヤ。他にはドラマにもなった「エコエコアザラク」とか、「うしろの百太郎」も思い出したくない。なんで子供の頃好きだったのだろう? 今では絶対に信じられない。
あとはサンデーで島本和彦の「炎の転校生」も好きだったなー。思い切り馬鹿さ加減が好きだった。映画にもなったのかな。もちろんあだち充の「タッチ」も全巻持ってたし、高橋留美子の「うる星やつら」も全巻持ってたし、「軽シン」も持ってた。今思えばまぁまぁ買ってたのかな。でも「タッチ」より「みゆき」が好きだったし、大人になった今、「みゆき」は電子書籍で大人買いしてしまった。あだち充だったら「スローステップ」も好きだったし、ドラマになった「陽当たり良好」も好きだったなぁ。でもタッチ以降は読まなくなってしまった。高橋留美子で言えば「るーみっくわーるど」とかも好きだったけど一番好きったのはなんと言っても「めぞん一刻」。五代裕作と音無響子、個性的な一刻館の面々や、苗字の最初の文字が数字のキャラクタたち、ライバルや五代を取り巻く女性たち。八神が健気だったな。ボクが高校生の頃大団円を迎え、ラストがすごい好きだった。響子さん好きだったなー。アニメも見た。斉藤由貴のOP曲「悲しみよこんにちは」も好きだったな。
サンデー系で言えば、外せないのが上條淳士の「To-y」、今でもすっごい好き。最近電子書籍を大人買いした。絵が好き。かっこよすぎる。女の子もユニセックス気味で綺麗だし、いやらしくないのもいい。
それと、横山光輝の「三国志」。大人になってからブックオフで全巻大人買いした。この漫画で三国志が好きになって、小説も読んだなぁ。
あと好きだったのは車田正美の「リングにかけろ」。ギャラクティカ・マグナム!!!とか、ブーメラン・スクエアとか、ジェットアッパーとか、スペシャルローリングサンダーとか叫びながら友達と戯れあっていたのを思い出す。車田正美で言えば「聖闘士星矢」も好きだったけど、なんか尻切れトンボになってしまった。もうコスモがどうとか言い始めると、ついていけなくなってしまった。やっぱり、現実から離れすぎてもねえ。リンかけも十分現実離れしてたけど。でも最初は真面目なボクシング漫画だったんだよ。必殺技が出るまでは。
もちろん、ドラゴンボールとか北斗の拳も好きだったけど長すぎてついていけなかった、「こち亀」とかもね。高校生の終わり頃までで漫画は一旦卒業した。だからその時くらいまでのものしか覚えていない。
今うちにある漫画(紙ベース)
さて、今、上に挙げた漫画たちは、紙ベースで持っていたものは、もう家にはない。ぜーんぶ漫画好きの義姉にあげてしまった。紙ベースで今あるものは、小山ゆうの「がんばれ元気」と里中真智子の「ギリシャ神話」だけだ。実質、がんばれ元気、しかないと言ってもいいだろう。「がんばれ元気」はボクシング漫画だ。最初の方だけあらすじを述べると、母を亡くし、いつまでも芽が出ないプロボクサーの父と貧しいながらも楽しく暮らしていた堀口元気。元気は大きくなったら父のようにプロボクサーになるのを夢見て特訓を積み重ね子供の頃から才能を発揮し始める。ある日、なかなか試合がつかない父に試合が組まれる。若手有望株の関拳児との対戦で、噛ませ犬のようなマッチングだ。関に勝つことを目標に無理なトレーニングを重ねて試合に臨んだ父だったが・・・ このあと話は、元気が大人になり、因縁の関とついに世界戦を戦うところまでが描かれる。
これは本当に好きだ。いわゆるスポ根ものだけど、底流には元気の父への思い、そして憧れの関との試合への思い、尊敬し女性としてもみている芦原先生への思い、そして打ち勝ってきた火山をはじめとしたライバルたち。泣けてくるほど、いろいろな思いが最後に溢れてくる。
以上、漫画篇その1について書いた。実は、最近、ここ2年くらいは電子書籍の漫画を大人買いしていて、その数は引くほど多い。なのでこれについてはその2で書きたいと思う。
とりあえず、とっかかりはここまで。漫画っていいよね。
今後の予定
6.1回漫画篇part1「紙ベースの漫画」、6.3回漫画篇part2「電子書籍篇」、6.5回アニメ篇part1、6.7回アニメ篇part2、6.9回ラノベ篇、計5回前後で書いていきたい。
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