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2019年11月のお酒のエッセイ ウーヴ・クリコ ローズ 連載14
ウーヴ・クリコ(ローズ)
11月はあまりお酒を飲んでいない。たった3日だけ。全ては体調が悪いせい。
でもお酒が悪いんじゃなく、もう既に片足を棺桶に突っ込んだせいかな。
3日はつれあいの誕生日で、一足先に大台に乗った。Happy birthday、さそり座の女。僕もあと3ヶ月で大台。天皇誕生日コンビだ。この日はもちろんシャンパンで、ウーヴ・クリコのローズ。少しお高めな価格だけど、価格だけの価値はある、、、のかな? 直訳して”クリコ未亡人”はイエローラベルがポピュラーだけど、たまにはローズで。
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って言えるほどそんなにしょっちゅう飲んでいるわけじゃなく、年4回・2人の誕生日+結婚記念日+クリスマスだけ。たまたま、これが4ヶ月の間に集中しているだけなのだ。
さて、家には今、ピノ・グリージョ1本しかアルコールはない。果たして来月の忘年会までに体調は回復するだろうか。回復しても、ダメでも今は僕のターンじゃないから、おとなしくしていようかな。
2022年4月現在 当時を振り返って
3日しか飲んでいない、こういう月もあったんだね。なつかしい。しょっちゅう体調は悪くなるけど、今はその上で飲んでいる。いつ死んでもいいように。
シャンパンが飲める年4日のうちの1日、この年はクリコ未亡人のローズだった。おいしいよね。シャンパンならなんでもいいけど、やっぱり柔らかいのと、硬いのとある気がする。クリコ未亡人は、、、どっちだっけ?
しばらくピノグリージョというブドウの種類のワインに凝っていた時期があって、探しては買い、それを飲んでいたけど今はそこまでしない。すごくすっきりとした味で大好きだったっけど、そんなに近くのお店では見ないせいかな。この月のお酒のエッセイは、あまり飲んでいないから短い。いつもこのくらいが本当はいいのだろうけど。
最後の、僕のターンじゃない は6月にやまちゃん、なりきょうちゃん、さーやんと仲のいい後輩に去られて、そのショックから抜けきれず、もうぼくが部屋の人を飲みに誘ったりすることも当分ないだろーな、と思っていた。当時はね。まさかその翌年、あれが蔓延し飲みにいくこと自体が難しくなるとは想像がつかなかった。不思議だよね、世の中って。あれとの共存に時代が変わりつつあるいま、3月・4月は3回、気の合う人と飲みに行けたし、この連休中の6日も僕発信の飲み会の予定。こういう時代だからこそ、顔を突き合わせて笑いたいのだ。