特別編 イタリア旅行記 その2-出発
2-1
渡欧前日に休みを取り、東京駅近くのホテルに宿泊。すでにツイートしたように、夕方は大丸でポールポキューズのパンと惣菜を買い食事。
出発当日。つれあいと2人でスーツケース引きずりながら、八重洲南口で成田行きの高速バスに乗車、第一ターミナルへ。10時くらいに着く。
2-2
空港の代理店で手続きし、eチケット航空券の発券とスーツケースを預けるためアリタリア航空へ。自動で発券できる装置は不調で、結構長い時間カウンターに並ぶ。あとで聞くと常時不調とのこと。なんかイタリアらしい。ビジネスクラスとか、特別なクラスはスッと進むけど、エコノミーは待つしかない
2-3
手続きが終わり、添乗員さんと顔合わせ。そして現金をユーロに両替。換金レート云々があるけど、面倒なので近くの両替カウンターで両替。イタリアはカード天国でどこでも使えるというけど、信用していないので現金を用意。5とか10ユーロ紙幣を持っていれば、チップ用の1ユーロ硬貨を得やすい。
2-4
出国手続きは今は簡単、パスポートをスキャンさせて、その写真と顔認証スキャナを合わせるだけ。髪型を変えようとメガネをかけようと、多少整形しようと問題ない。そして搭乗時間まで待つ。つれあいは時間の概念が薄いので、乗り遅れないようぼくが注意を払う必要あり。
2-5
やはり、つれあいが決めた時間までに戻ってこない。まじかよ! 探しに行き見つけて、あわてて出発ロビー内のセブンで水とおにぎり(ミラノ到着が夕方でその日は夕食の設定がない)を買い、飛行機に乗り込む。ヒヤヒヤだぜ。
2-6
アリタリア航空、行きの成田ーミラノ間の所要時間は約12時間。機内食は3回。1回目は搭乗後しばらくして、イタリアンか和食か選択で各自違うものに。イタリアンは自分でよく作るフジッリのトマトソース。2回目はなぜかおにぎり。3回目はパンとチーズの軽食。続きは明日
2022年5月現在 当時を振り返って
ポールポキューズのお惣菜、美味しかったな。そしてアリタリア、コロナの影響で今は無くなってしまい、悲しい。でも乗れただけでもうれしかったな。つれあいの時間という概念のなさは時として本当に困る。この後も旅行においても、普段の生活においても困ったちゃんエピソードは売るほどある。でもしょうがない、長年一緒に暮らしてきた自分もそれを容認してきたし、もしかしてぼくがそうさせてしまったのかもしれない。いつもそれは考えなきゃならないことだ。この時はさすがに焦った。だってこんな空港で物を見ていて乗り遅れました、なんて理由にもならないから。ひょい、と見知った姿が視野に入った時、運命の神は見捨てていなかったと思った。機内食はいつもと違う環境を楽しむ、という感覚で行けばなんでも美味しい。機内で映画とか見たり、食べたり、眠ったり。そうこうしているうちに、ミラノに着くのであった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?