【音ゲー】いち音ゲーマーの爪事情
プロ野球選手の、特に投手は爪の手入れは念入りにするというのはよくある話なんですが、音ゲーをやる人にとっても同じことが言えるのでは…?とふと思いました。強度こそ違えど、指先に結構な力がかかることをやっているので、そうすればおのずと爪には負担がかかります。野球選手であれば爪切りではなくやすりで整えるみたいなんですが、音ゲーマーはそこまで気にする人はいないんじゃないか?というので、これをきっかけに何か啓発的なものができれば…と思ったんですが、何もかもが全然詳しくないので僕自身の経験に基づいてこの記事は書いていきます。
ちなみに野球選手が爪を気にしないといけないのは、シンプルに爪が伸びすぎているとボールを投げるときに爪が割れるからです。基本的にはボールを投げるときに、人差し指と中指でバックスピンをかけるようにしてリリースします。そのときに、爪が伸びすぎているとボールから指が離れる瞬間が指の腹じゃなくて爪になります。爪の強度はそこまで高くないので、何回も繰り返してるとすぐに割れます。自分も何回かやりました。割れる場所によってはボールが投げられなくなることもあるので、そうなる前に爪のケアをしておく、というわけです。
音ゲーに置き換えると、野球をやるときほど爪は短くしなくてもいいと思いますが、長すぎるとやはり割れるリスクが高くなると思います。押すために力が入る場所が指の腹じゃなくて爪にもかかってしまいますからね。
僕が一番気にしてたのはjubeatをメインでやってたときで、押し方の癖も一因としてあったとは思いますが、伸びすぎたときに指の腹ではなくつま先で押してしまっているとすぐ割れました。jubeatはデバイスがかなり特殊で、タッチパネルみたいな感じではあるけど押すのがパネルではなくボタンというのもあって結構な速さで押させる譜面がまあまああるんですよね。譜面研究を重ねたりするなどして押し方が決まっていれば綺麗に押せるんですが、忘れてたり初見だったりすると、特に高難易度譜面は押すのに必死でつま先で叩いてしまう、ということがよくありました。
jubeat以外だと、IIDXをするときもそれなりに気を付けます。筐体こそかなりデカいですがゲームのプレーするのに使うデバイスのサイズは(特にSPだと)全押しができるくらいにはコンパクトなので、極稀にボタンの横にあるスキマに爪が入ることがあります。短いと入らないですが、長いとひっかかりやすくなるんですよね。今のところこれが原因でケガをしたとかはないんですが、結構ヒヤッとするのでちゃんと爪を切らなきゃ…とはなります。
それとは別に、スクラッチを取る手の人差し指(自分は1Pなので左手)がたまに爪が剥がれそうになるときがあります。手の小ささも影響してると思うんですが、どうしてもスクラッチと3鍵を同時または連続して拾うときに、真上から押せずに斜めに力を入れるときがあるんですね。その力の向きが、ついてる爪から指先の皮膚をはがすようにいってしまうので、それを何回も積み重ねてやってしまうと指先がかなり痛くなります。プレーこそできるもの痛みで集中できなくなるレベルではあるので、発症した時点でどれだけ調子が悪くてもその日は終わりになります。
逆にそれ以外の音ゲーではそこまで爪を気にしたことはないかもです。強いて言えばDDRやDRSをするときに足の爪が伸びすぎてると靴下が破れるかも、となるくらいです。デバイスが大きいと爪より突き指の心配の方が勝ります。ドラムマニアはたまに手が絡まって自分の手をスティックで叩く、ということはありますが(めちゃくちゃ痛いですけど)爪が割れることはないです。そう考えるとjubeatってなかなか爪にやさしくないゲームだな…
まあなんにせよ、指先を使う音楽ゲームをするときは爪が伸びてていいことはないので定期的に整えた方がいいと思います。変な力がかかりすぎてると長年続けてると変形はしますが、よほどのことがなければそこまで気にする必要もないと思います。僕自身は左手の人差し指の爪がちょっとおかしくなってますが、別に誰に見せるものでもないので気にしてないです。
そんな、いち音ゲーマーの爪のお話でした。というわけで今日はこの辺で。