長男、二十歳になる。
10月も終盤になってやっと秋らしい気候になってきたここ数日ですが、本日、10月21日は、長男、S太朗の二十歳の誕生日でした。
20年前の今日、台風が来て暴風の中、夜中の1時頃に産科医院にバイクで駆けつけ、出産に立ち会ったことを思い出しておりました。
奥さんは岐阜県多治見市の実家(自宅がある春日井市からは車で3〜40分ほどの距離です)に帰っていて、夜中の0時過ぎに、ちょっと陣痛がきたから今から病院に行くから、と連絡があり、
赤ちゃんて陣痛が来てもそんなにすぐには生まれないと聞いていたので、顔を洗って歯を磨いて、そう慌てずにぼちぼちバイクで向かいました。
でも、到着して、30分くらいですぐに生まれてびっくりしたことを覚えています。
長男の名前には、すぐに生まれたので、世界最速の動物の一つで知られる鳥、「隼」の一文字を使いました。
そんな最速で生まれた長男は、はやいものであっという間に二十歳。
今日もS太朗の大好きなモンブランのケーキを買って帰って、なんとなくゆるい誕生日のお祝い。
小学校までは、ろうそくを年の数立てて誕生日パーティーっぽいことをやっていましたが、さすがにこの年ではそこまでやることもなく、軽くおめでとー、の程度です。
自分の誕生日に実家で親といる息子もどうかと思いながら、ケーキを一緒に食べておりました。
この写真は多治見のジージとS太朗。田んぼでトラクターに乗っております。2〜3歳くらいでしょうか。
そしてこれは先日、その長男 S太朗が多治見の同じ田んぼの稲刈りを手伝って、コンバイン(稲刈機)を運転している写真です。
なんという成長!
これで当分は耕作放棄地にならずにすみそうです。
今は民法の一部を改正する法律により成年年齢が18歳に引き下げられたため、18歳以上であれば多くのことができるようになり、特に二十歳がどうとかはないのかもしれませんが、
それでも二十歳は本人の人生にとっても育ててきた親にとっても節目の年です。
親から離れ、自分ひとりでも立派に生きていけるように育っているかな〜。
性格的にはのんびり、ゆったりとゆる〜く育っている感じです。
まだまだこれから長い人生、幾多の困難が待ち構えているとは思いますが、
樹木希林さんの名言で私の大好きな言葉、
「おごらず、人と比べず、面白がって平気で生きていけばいい。」
そんなふうに生きていって欲しいと、なんとなく思う息子の二十歳の誕生日でした。