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ソファ選びで失敗しないために知っておくべき3つのこと。

みなさんは、ソファを買って失敗、後悔したことはありませんか?

ソファって大きいし、そこそこ値段もするし、失敗したらめちゃめちゃ後悔しますよね。
今回は、ソファ選びで失敗しないために知っておくべき3つのことを紹介します。


ソファ選びで失敗って?

私はRESTYLEという中古家具屋を経営していますが、海外から輸入をしての仕入れではなく、家具が不要になった方から買取をして仕入れています。

その買取をご依頼頂くお客様はさまざまな理由で家具を手放されるのですが、けっこう多いのがソファを買って失敗して後悔をしながら買取依頼をされる方です。

家具はほとんどのところで返品ができません。
なので、ウチみたいなところに買取を依頼されるのですが、一回買ってしまえばまったく使っていなかったとしても中古扱いになって、当然、買取業者も商売なので、利益も取らないといけないとなるとそれ何りの金額での買取になり、買った値段よりかなり安くなるのです。

だからと言って自分でメルカリやヤフオクで売るのもソファは大きいモノだけにかなり面倒です。

なので、家具の中でもソファの失敗は金銭的にも労力的にも、かなりの後悔が伴います。

中古家具屋を18年やってきた、その経験からソファ選びで失敗・後悔しないための極意をお伝えします。

1、衝動買いは絶対にダメ。

ソファはパッと見のかっこよさ、かわいさだけで衝動的に買ってしまうと高確率で失敗します。

RESTYLEでのソファが不要になって買取を依頼をされる理由でしばしばあるのが、「搬入できない」「部屋に置くと大きすぎた」「テーブルなど合わせると高さが合わない」などのサイズの問題や「座り心地が悪い」、「部屋に置くと雰囲気が合わない」、「他の家具と色が合わない」などの確認不足による理由です。
特にインターネットでパッと見のファッション性だけで勢いで買ってしまった場合によく起こります。

必ず、サイズを確認すること。搬入時に入るかどうかだけでなく、部屋に置いた時の想定をしてみて、全体の幅や高さだけでなく、座面の高さ、肘の高さ、その他の家具との距離感、動線などの確認が必要です。

店頭で買うときは必ず座ったりするとは思いますし、色も素材感もわかるのでほぼ確認不足はないとは思うのですが、
ネットで買うときはそうはいきません。なので、一番良いのはそのソファと同じものがあるお店に確認しに行くことをお勧めします。

とはいえ、同じものを置いているお店なんてなかなか無いという場合は、その販売店に電話をし、できればビデオ通話で無理なら音声だけでもいいので、硬い柔らかいなどの座り心地や張り地の素材感など、ネット上で確認できないところを聞きましょう。
電話はちょっと、という方はサイト上で不明な点をメールなどで事細かに問い合わせましょう。
そうすることで失敗の確率は格段に下がります。
それもやってくれない、詳細を教えてくれないお店からは買うべきではありません。

とにかく、ソファはじっくりと選ばないと危険です。

2、作りを見るべし。

ソファはいつも座るもので、いつも体重の負荷がかかり、特に消耗しやすい家具の一つです。
なので、作りの良さにはこだわりましょう。

RESTYLEではソファの買取依頼はよくありますが、結構な確率で座面にヘタリがあったりします。
もちろん座る頻度や負荷のかかり方でヘタリ方、劣化具合は変わってきます。
作りの良いソファでも必ず少しづつはヘタってくるものです。

でも、作りが悪いと短期間で信じられないほどヘタったり、劣化したりします。

なので、作りにはかなり大事です。

安いソファは安いなりの作りですが、値段が高いからといって作りが良いとは限りません。
ここが怖いところ。

しかし、作りの良し悪しを知るうえで使っている素材や構造などは一番重要な部分なのに、ソファは見えない部分が多く、作りの良さははっきりいって外観の見た目ではわかりません。

なので、構造や素材の良さをしっかりと謳っているソファを選びましょう。

メーカーにとって、内部の素材や構造にこだわりがあってしっかりと作ってあるのであればお客さんにとって良いことなので、必ずアピールしているはず。

わからなければお店かメーカーに聞いてみましょう。きちんと作ってあるのであれば隠す必要はないし、むしろお客さんにとって利益になることは伝えたいはずなので、喜んで応えてくれます。

フレームの構造・素材、クッションの構造・中材、クッション下のスプリングなどの構造・素材などはチェックしたい部分です。

とはいえ、予算もあると思いますので、自分の予算に合った最良のソファを選ぶために作りの部分を重視して選んでみましょう。

3、リセールバリューにこだわる。

上の2つはソファ選びで気をつけることで家具屋さんではよく言われることです。
最後、3つ目は中古家具屋ならではの視点。

リセールバリューにこだわること。

リセールバリューとは再販価値のこと。
つまり、いくらで売れるかです。

「一生モノの家具」なんていうことばがあったり、家具屋さんも「ずっと使い続けられる家具ですよー」なんて言ったりしますが、
現実は一生使い続ける家具なんて数少ないですよね。

RESTYLEに買取を依頼されるお客様で家具を売られる理由として、買い替えの方は多くいらっしゃいます。
家族構成や生活様式の変化、年齢を重ねることでの好みの変化、単純に飽きたから、などなど。

そうなってくると、手放す時のことを考えて購入しておくと安心です。できるだけ高く売れるものです。
でも、新品定価が高いモノが高く売れるとは限りません。

つまり、中古市場で人気があるかどうかでリセールバリューは決まります。新品定価は高くなくても、その低下に対して高い比率で売れるものもあります。

それを知る為にはメルカリやヤフオクなどでいくらで売れているかを調べることが必要です。”いくらで売っている”ではなく、”いくらで売れている”かです。

それが一番調べやすいのが「オークファン」というオークション落札相場のサイトです。主にヤフオクで過去にいくらで落札されているかがわかります。

私たち買取をする業者もこういった落札相場を参考に買取価格を決めていきます。

なので、リセールバリューがよければ、万が一手放すときも全く値がつかずに大きく損をするということはないので、その「売れる相場」を踏まえて購入することをオススメします。

さらにプラスでオススメの選び方

以上、ソファ選びで失敗しないための知っておくべきことを3つ挙げてきましたが、その3つを踏まえてさらにオススメのことを1つお教えします!

まずは中古で探してみること。

3つの条件を満たした状態の良い中古のソファが見つかれば最強です。

是非、ソファを選ぶときの参考にしてみてください。

RESTYLEのネットショップもぜひ覗いてみてくださいね。


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