行動に移すまでに時間が掛かる人へ 2 向井宏作 | 人生の前進をつくる人 2024年5月29日 23:58 やろう、とひらめく。そのとき「いまやろう」と腰を上げるか、「そのうちに」といったん忘れるか。やろうと思ったときに、なにかきっかけとなる行動を起こす。それができない人は、いつになってお始めることができない。むしろ次第に「まだ準備ができていない」という思い込みの方が強くなっていく。いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、いけるという予感、やりきれる体力、そのすべてが完璧にそろう時期がくると、信じてしまうのだ。だがいくら準備をしても、それらが事の成否を決めることはない。いかに素早く一歩目を踏み出せるか。いかに多くの問題点に気づけるか。いかに丁寧にできるか。少しでも成功に近づけるために、できることはその工夫しかない。よく行動する人は、知識は最低限でいいと考える。なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。だからよく失敗する。だがそれで「順調」だと思っている。そのように私たちの脳は、自分の行動をうまく正当化するようにつくられている。小さくても「一歩を踏み出す」という行為さえ続けていれば、「なぜこれが正しいのか」脳が勝手に理由を集めてくれる。吉田松陰は、行動につながらない学問は無意味だと考えた。大切なのは、不安を無くすことではない。いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、休むことなく生み続けることなのである。覚悟の磨き方僕の好きな松田松陰が語った言葉。迷った時や不安に襲われる時、先人の言葉は助けになります。有難い。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #行動力 #一歩踏み出す #行動すること #動きながら考える #松田松陰 #動きながら準備する 2