【撤退の決断をできる経営者はえらい】
【撤退の決断をできる経営者はえらい】
10年以上前、経営していた居酒屋を撤退した時の話。
もう、うまくいかないことは分かってた。
毎月100万円を超える赤字が何ヶ月も続き、アルバイトは定着せず、顧客満足度も非常に低い店だった。
1日14時間労働をしていて、私のやる気も底をつきかけていた、、、
でも、数ヶ月間、辞める決断ができなかった。
今までに3000万近く投資して、撤退したら借金だけが残る。
金銭的にこれからさらに苦しい時期になることは容易に想像できた。
でも、辞める決断が出来なかったのは、実はお金ではないんだよね。
自分が自分じゃなくなる感覚
アイデンティティを失う感覚
「逃げるのか!」
と言う自分の心の声との戦い。
これが嫌だったんだ。
創業した頃は100店舗を目指してた。
そんな夢が自分と一体となって、撤退とはその自分自身を失うような感覚があった。
追加融資を受けて、営業を続けると言う選択肢もあった。
あの時、追加融資を受けず、早期に撤退して本当によかった。
だからこそ私は、居酒屋事業より遥かに好きで、得意で、短時間で稼げる仕事に出会い、こんなにも早く一時引退することができた。
もし、あなたが事業の撤退を考えているなら、私は心から応援し、尊敬する。
一時的にひどい痛みを経験するけれど、だからこそ自分の本来の使命に出会える。
徹底は何かを始めるのに比べると、10倍以上の勇気とエネルギーを必要とする。
だから、早期に撤退をできる経営者はえらい。
既存のビジネスモデルの多くは、もうこれからの時代は通用しない。
それを覚悟して、今後を考えよう。
note from 坂田公太郎
【自己紹介】
株式会社セミナーエリート:代表取締役 兼 CEO
社外アイディア企画室:顧問
11年前の独立以来、ずっとテレワーカー。
過去セミナー登壇700回以上、1万人以上を指導。
日本各地はもちろん、
ニューヨーク、
ゴールドコースト、
など世界5カ国でも
セミナーを成功させている。
自身の講座
『トップ1%セミナー講師養成講座』
にて、多数の稼げるセミナー講師を育成。
社員ゼロながら2億超の売上を作る。
2019年より沖縄に移住したのを機に、
妻と共にオンライン完結のビジネスに着手。
「週休5日のライフスタイル」
ながら、2ヶ月で3000万円以上の売上向上に
貢献するなど、オンラインビジネスをマスター。
著書に
『地上最強のセミナー講師バイブル』
など4冊。
今までに55ヶ国以上を旅している
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