琉球は、日本では無くアジア
【琉球は、日本では無くアジア】
今日は、世界遺産・玉陵(たまうどぅん)へ。
ここは琉球代々の王が眠る。
玉陵は、琉球が最盛期を迎えた1501年に第3代の王、尚真王によって創られた。
この琉球王国は、かつてのヴェネチアであり、いまのシンガポールだ。
絶妙な立地に支えられ、中継貿易をし、少ない人口で大変に栄えていた。
きっと当時の人たちの航海技術、交渉技術は大変素晴らしいものであったと容易に想像できる。
この玉陵などの琉球建築を見る限り、日本の影響はそれほど受けて無く、インドネシアのボロブドゥール、カンボジアのアンコールワット、インドのタージマハルに近い。
文化的には、ここは日本でなくアジアだ。
そして長期的に日本の国力が弱まっていく以上、近い将来沖縄は、アジアとの関係を強めていくだろうし、またそうあるべきなのだろう。
かつてそうだったようにね。
沖縄は、やり方によっては日本の衰退の影響を受けずにすむ場所。
マレーシアはかつて「Look East(東から学べ)」を合言葉に、大きな成長を見せた。
今、沖縄、日本は「Look West」をスローガンにして、アジアから学ぶべきなのだろう。
そう、歴史を通して、ずっとそうだったようにね。
坂田公太郎
#沖縄移住
#社外アイデア企画室
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