「夏の終わりに」やるべきお部屋の掃除場所はどこ?
夏が過ぎて、景色も秋色。
あっという間に冬が来ますね。
さて、夏に使ったものをしっかりメンテナンスしておけば、修繕や商品を買い替える必要がなくなることで節約につながります。
ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今やるべきお部屋の掃除場所を、
4か所ご紹介します。
【エアコン】
カビ菌や雑菌が潜んでいるため、シーズンオフには必ずきれいにしたい場所です。
カバーについたホコリを取ってから、フィルターを掃除し、エアコンの内部をきれいにします。
除湿や冷房を使うと、室外機から水が出ることから分かるように、エアコン内部には水滴が残っています。
カビやニオイへの対策で一番効果的なのは、エアコン清掃スプレーよりも、エアコン内部の乾燥です。
清掃業者さんオススメの手入れ方法は、「夏の終わりに暖房モードをつけたまま2時間放置」だそうです。
(日刊住まい「清掃業者直伝!エアコンのニオイは『夏の終わりに暖房モードで2時間放置』でサクッと解決」より引用)
クーラーの使用で結露してしまった内部を乾燥し、カビや雑菌の繁殖を抑えるにはこれが一番。
ぜひ、外出時にエアコンをつけっぱなしにして、カビや雑菌の繁殖を抑えましょう。
【扇風機】
まずは前面のカバーと羽根、背面のカバーを外して丸洗いします。
このとき羽根を反対の手で支えて一枚ずつ優しく洗うのがポイントです。
扇風機の汚れは油とホコリが混じっているので、住居用洗剤や台所用洗剤を使って洗うと簡単に取れます。
そして乾燥している間に、本体に付いているほこりを掃除機でしっかり吸い取り、全体をかたく絞ったクロスで拭けば終了です。
【夏の衣類】
素材や汚れ具合にもよりますが、衣類の場合は軽く洗濯しただけでは汗や皮脂が残っており、次の衣替えの際に首まわりなどに黄ばみを発見してしまうことになるため、シーズンオフ前には衣類のつけ置きを行ってから酸素系漂白剤を入れて、いつもの洗濯を行うのがお勧めの方法です。
衣装ケースやクローゼットにしまう際には、完全に乾燥させてから収納すると良いでしょう。
夏にお世話になった帽子やサンダルも、汗や皮脂を吸収しているのでこの機会に洗っておきましょう。
ビーチサンダルのような素材は洗剤でこすり洗い、革のサンダルは水でぬらした後にしっかりと絞ったタオルで拭きあげます。
ひどい汚れは水で薄めたボディーソープで拭いた後に、洗剤が落ちるまでしっかり水拭きして乾燥させるのが良いと思います。
革製品にダメージを与えるので、ドライヤーの熱風より扇風機の風がベストです。
水洗いできない帽子の汚れは、水でぬらした後にしっかりと絞ったタオルで軽く叩きながら落として、しっかり乾燥させます。
【照明器具】
夏の間に照明器具に入り込んでいる虫の死骸などを夏の終わりにしっかり掃除しておけば、スッキリして気持ちがいいし、大掃除も楽になります。
電源を切ってカバーを外し、内部の虫をペーパーなどで集めてポイ。
表面についたホコリはスポンジや柔らかいブラシで払い落として丸洗いすると良いです。
キッチンやリビングの照明器具は油汚れも付いているので、台所用洗剤で水洗いを行ったり、掃除用スプレーなどで汚れをふき取ったりするといいでしょう。
電球周辺の熱がひいたら、電球や隙間のホコリをハケやハンディモップで落として、照明器具が乾いたら器具を正しく取り付けます。
きれいになった照明器具だと部屋がワントーン明るくなります。
以上が今やるべき掃除場所としてあげられますが、やはり部屋全体もきれいにしたいですね。
理由は、梅雨から夏の間に繁殖期を迎えるダニのほとんどが秋には死骸になるからです。
掃除機などで除去しなければ死骸はそこにあり続けることになるので、知らないうちに吸い込んでしまうとアレルギー症状の原因になります。
目に見える大きさではありませんが、快適に過ごすためにも、部屋ごと一掃する事を強くおすすめします!
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