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みまもりまする
近藤です。
山の我が家では庭にやってくる鳥のためにあちこちへ餌を置いています。かわいいもんだからトレイが空になると私がまめに補充をするので、「うちへくる鳥はみんなメタボになっちゃうんじゃないか」と夫は心配しています。
4月も20日余りが過ぎました。4月入社の皆さんも、新しい仲間を迎えた職場の皆さんも少し慣れてきたでしょうか。
私の所属する愛媛の会社の新入社員も研修を受けたり、技術の勉強などで毎日緊張の連続のようです。当たり前ですが、ベテラン学生だった彼らも社会人としてはピカピカの一年生。見るもの聞くものみんな新しくてドキドキして当然です。
彼らが早くいろんなことができるようにならなくちゃ、とあまりにも一生懸命なので「お茶の時間取ってね」「疲れたらストレッチしたりしてね」などと先輩社員たちが声掛けするぐらいの熱心さはベテラン社会人が忘れていたものを思い出させます。(経験でごまかしちゃいけないものがたくさんあるなあ、って)
そんな一生懸命の新入社員たちに今週訪れた試練は「電話対応」。先輩にいろいろ教わり、台本も作ったのでしょうか、ドキドキして頑張っています。その緊張感は先輩社員たちも同じなのでしょう。彼らが電話が取るとみんな一瞬動きが止まるのです。そして、聞き耳を立てている様子。中にはじっと見つめている人も。上手く取り次げたらみんながホッとした様子になるのでこちらも小さく息を吐いたりします。
私も上手く行ったら「今のよかったやーん」と拍手を送ったりしますが、普段から彼らの指導などで接している先輩たちは私の何倍も心配したり喜んだりしてるんだろうなあ、と思いながら見ています。小さいことですが、大事なことです。
新入社員が電話を取り次ぐのと我が子が小学校に入学するのとは似ているなあと思いました。彼らが徐々に外の世界を広げていく嬉しさとまだ早いかな、大丈夫かなという心配が混じり合う感じ。そして、努力する彼らを手を出さないでじっと我慢して見守る感じ。ね、似てますよね。
新しいことに挑戦する人も成長するけれど見守る側も成長できる、そんな4月なのです。
では、また。