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CL2023横浜 シニア準優勝 ロストカイオーガ

こんにちは。コサイトウです。
CL横浜2023で準優勝することができたのでnoteを書きました。
昨年、CL福岡2022で3位のときは代筆してもらいましたが、今回は自分で頑張ってみました。
文章力があまりないので、読みづらいかもしれませんが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
また、今回の記事は全文無料で読んでいただけます。
参考になればサポートをしていただけると幸いです。
サポートページは最下部にあります。
頂いたサポート費は今後の遠征費に充てれればと思います。

さて、本題ですが僕が今回のCLで使用したデッキは「ロストカイオーガ」です。
何人かの方々がすでにnoteを出されてますが、僕が使った60枚は他のものと少し違う点もあるかと思います。
採用不採用したカード、60枚を決めた経緯と当日のマッチングを中心に書きたいと思います。

目次

  1. このデッキを選んだ理由

  2. 原案と当日の60枚に決まった経緯

  3. マッチング

  4. 最後に

1.このデッキを選んだ理由

WCSからの帰宅後すぐに学校が始まり、ロストアビスのカードを一回も触っていないところから始まりました。
はじめはギラティナVstarのデッキを使っていました。
毎晩リモートをお願いしていた結果、かなりロストが強いなと感じていました。
そのとき一つのデッキリストを貰いました。
それが今回のCLで話題となったロストカイオーガだったのです。
僕が結果を残せたCLはズガドーン(ひのたまサーカス)やこくばバドレックスといった山を作りながらほって戦うデッキだったため、リストを見たときこのデッキを使おうと思いました。

2.原案と当日の60枚に決まった経緯

以下のリストが原案です。

原案

原案を使ってみた感想

デッキのコンセプトは山札を0枚にして、エネルギーリサイクルや普通の釣竿を使ってエネルギーを山札に戻して、カイオーガで一気にサイドを取るということでした。
しかし、花選びやクイックボール、アクロマ等で落とさなければならないVIPパスが稀に山に残ってしまい、カイオーガが決まらない。
マリィやツツジを打たれると手札にあったカードが山札に戻ってカイオーガが決まらない。
等の問題がありました。
そのため、ヤレユータン、やまびこホーン、ツツジなど欲しいカードが出てきました。
理由は以下の通りです。

  • ヤレユータン

  1. トップにアクロマやとりつかいを戻して山札を掘りやすくする。

  2. 花選びで終盤に残りやすいバトルVIPパスをロストにおくる。

  • やまびこホーン

パルキアやギラティナを一体しか出さず、絶対にツツジを打てる盤面にされるのがキツかったので

  1. トラッシュにいったVポケモンを出してサイドを4枚取りする。

  2. ロストマインでのサイド2枚取りをする。

  • ツツジ

ロストミラーになったときに相手の手札を変えることができず、カイオーガ側がツツジを一方的にうたれるため、それに対抗するためツツジは入れたいと思いました。

以上の理由を踏まえて、作り直したデッキがこちらです。

原案改良後

やまびこホーンとツツジを採用してみました。ヤレユータンを入れて使ってみましたが、あまり僕はつ使いこなせなかったためバトルVIPパスを抜いて、かくしふだを打ちやすくするためトレーニングコートを採用してみました。しかし、やまびこホーンを採用してもツツジは無視することができません。不要物をなくし、かくしふだを打ちやすくしてもツツジからの引きが良くないと勝てない結果となってしまいました。正直、このとき挫折しかけました。新たな壁、アルセウスインテレオンにも勝てないという事実が発覚。この時は使うか迷ったレベルです。そんなとき一筋の光が見えました。しあわせたまごとジガルデ、この2枚を入れてみてはとアドバイスを頂きました。それを踏まえ作り直したデッキがこちらです。




改良2

しあわせたまごを入れることによってツツジをうたれたとしてもダメージを限りなく少なくすることが出来ました。
アルセインテに勝てなかったのもジガルデを入れることにより、勝率が上がりました。
ジグザグマは非常に優秀で、キュワワーを2枚取りするプラン、メッソンを2枚取りするプラン、ジグザグマのおかげでプランの幅が広がりました。
しあわせたまごを入れたため、ツツジは抜き、ツツジをうたれても攻撃を続ることが出来るというコンセプトに変えてみました。

しかし、練習をしていく中で思いましたが、ツールジャマー&ツツジにどう考えても勝てない。
これまで考えてもいなかった今まで勝てていたギラティナに勝てない。という現象が起きてしまいました。
カビゴンも抜いてしまったため、HPが高いポケモンに対抗出来なくなってしまいました。
このような経緯を経て改良し、CLに持ち込んだ60枚に仕上がります。

実際にCLに持ち込んだデッキ

はじめに抜いたバトルVIPパスの採用。
やまびこホーン、ツツジの2枚目を採用。スタジアムを入れない。
このような構築に辿り着きました。
初見のアルセインテには勝てる読みでジガルデは結果的に抜きました。
マスターのDay1の環境を見てロストが多いという結果になっていたので、ツツジは厚めの2枚採用。
ヤミラミ、カイオーガの的を増やすためのやまびこホーン2枚採用。
確実に使いたいカードは厚めに採用することにしました。
バトルVIPパスは抜いていましたが、やはり入れました。
前述した山に残ったとき問題に関しましては、しばらくこのデッキを使い練度を上げていくうちに1-1-4でカイオーガで取るプラン以外にも、2-2-2や1-1-2-2等のプランもジグザグマややまびこホーンを採用したことにより見えてきたので、最悪山に残ってもいけるというところまでいけたので、序盤の展開を優先し入れることとしました。
このデッキをしばらく使っていた中で明確に強いと感じるスタジアムがなかったため不採用にしました。
序盤の展開>スタジアムという結果に至り、このバランスが自分には合っていました。
試合当日はやまびこホーン、ツツジの2枚採用が思った以上に強く、1枚ロストに送ると相手はもう使ってこないと思ってくるため、不意のツツジややまびこホーンを決めることが出来ました。
実際に半分の試合はこれで勝っていました。

3.マッチング

1戦目 アルセウスインテレオン 後攻
1ターン目にベンチに出てきたメッソンを後攻2ターン目で2体取り。
その後アルセウスしか出てこなかったので、ウッウからのカビゴンでアルセウス1体取る。
最後はやまびこホーンを2枚使用し、メッソンを2体をヤミラミで取って勝ち。

2戦目 ロストアメイジングバレット 先攻
ウッウでサイド1枚取る。
ロストに10枚溜まってから、ジグザグマ回収ネットを使い、ヤミラミで相手のキュワワーを2体取り。
相手も同じような動きでサイドを取られていくが、2枚目のツツジが不意打ちで決まり何も引けず相手の方が止まったので、ヤミラミでマナフィを取る。
次のターンにヤミラミで2体取りして勝ち。

3戦目 ゾロアーク 後攻
手札にエネルギー6枚。場にはキュワワー1枚ではなえらび。
何も引けず先2で試合終了。負け。

4戦目 キュレムパルキア 先攻
後1でエンペルトを出されて数ターン止まるも、相手もなかなかエンペルトで攻撃が出来ず、手張りでカビゴンを育ててエンペルトに攻撃。
相手はエンペルトを逃がし、パルキアで攻撃。
ヤミラミでエンペルトを倒し、次のターンにカイオーガでサイド4枚取りで勝ち。

5戦目 アルセギラティナ 先攻
相手ギラティナスタート、アビスシークで終了。
先2でギラティナにウッウで攻撃。
相手のターン、アルセウスをベンチに出してギラティナと入れ替え、トリニティチャージ。
あなぬけを使い、ギラティナを倒す。
そのまま山札をひたすら掘って作って、最後にカイオーガでサイド4枚取りで勝ち。

6戦目 パルキア 先攻
先2ゲッコウガでメッソンを2体取り。
先3、ジグザグマを3回使ってメッソンとジメレオンをヤミラミで取る。
次のターン、ホーン2枚を使ってヤミラミでメッソン2体落とし、勝ち。
この試合はかなりのいい動きがこちらは出来ました。

7戦目 アルセギラティナ 後攻
後1でアルセウスにウッウで攻撃。
2ターン目、相手はアルセウスで攻撃してきたため、後2カビゴンで攻撃。
その後は山札をひたすら掘って作って、最後にカイオーガでサイド4枚取りで勝ち。

8戦目 キュレム 先攻
後1でエンペルトマリィされるも、アクロマを引き
そのアクロマで、アクロマととりつかいを引く。
先4でカビゴンで攻撃。
後4カビゴンがやられ、先5ヤミラミでエンペルトを取ります。
最後はカイオーガで4枚取り、勝ち。

トナメ1戦目 レジギガス 後攻
お互いなかなか攻撃にいけず、相手が先にギフトエネを貼ったレジドラゴで攻撃。この時、相手の手札は0枚でした。
ヤミラミジグザグマでレジドラゴを倒し、そのままお相手は止まってしまいテンポ取り、最後にカイオーガで2枚取りで勝ち。

準々決勝 アルセギラティナピカチュウ 先攻
序盤は上手く回らなかったが、相手がピカチュウVmaxに進化せずに『そらをとぶ』を打ってきて、裏が出たため、ジグザグマ&カビゴンでピカチュウを倒します。
最後はカイオーガで4枚取って勝ち。

準決勝 ロストヤドラン 先攻
ゲッコウガがサイド落ちだったため、キュワワーを仕方なく前にしてターンをを終了。
案の定、相手のウッウで攻撃され相手がサイド有利になってしまいます。
こっち側ウッウでウッウ攻撃。相手側もウッウでウッウ攻撃。
これでサイド5-4の状態です。
次のターン、アクロマ、花選び×2でなんとかヤミラミ起動。ジグザグマ×2と合わせキュワワー2体取り、サイドを3-4にします。
この時、ベンチにもう1体のヤミラミも用意しておき、ツツジケア。
次の攻撃は最低限できるようにしておきました。
相手のターン、やはりツツジ使用。ウッウでヤミラミに攻撃。
自分のターン、用意しておいたヤミラミでウッウに攻撃。サイド2-3。
次の相手のターン、少し盤面を展開されヤミラミでヤミラミが落とされ、サイド2-2。
自分のターン、ロストに1枚はツツジを送っていたので、ここで不意のツツジを打てます。本当に2枚入れてて良かったです。
2枚入れておくとやはり、お相手的にはまさかと思うことが多いと思います。
そして、ウッウで攻撃。これで相手に必要なカードはヤドラン、ネジキ、ミラージュゲート、入れ替えるための札が必要になります。
さすがにお相手引けず、勝ち。

決勝 ミュウ 後攻
後1ウッウでミュウに攻撃。
先2相手はロストシティを貼り、ゲッコウガをロストに送られます。
後2、ミュウVmaxには110が乗ったままで、エネはダブルターボ。
ジグザグマ×2とカビゴンで倒せる計算だったのですが、それは出来ず。
後3、後4とヤミラミで攻撃しゲノセクトを1体取ります。
これで後はカイオーガで相手のゲノを2体取って勝ちプランでしたが、崩れたスタジアムでゲノセクトを1体にされてしまい、サイドは取り切れず負けとなってしまいました。

4.最後に

今回、このロストカイオーガのデッキを提供してくれた方、毎日調整に付き合ってくれた方々、前日に足りなかったカードを貸してくれた方々には本当に感謝しています。
一人ではこのデッキを完成させることは出来なかったと思います。
皆さんありがとうございました。

また世界大会に挑めるのが嬉しいです。頑張りたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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