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もし僕が死んだら
僕はいま30歳ですが、人間はいつ不慮の事故などで死んでしまうかわかりません。重い病気を患うなどして、死ぬまでの時間が多少残されていれば、コミュニーケーションを取る時間があるのでまだ良いですが、事故で急死する可能性も0ではないので、僕が死んだ後のことを書いておこうと思います。
各業務の進め方にも事業の方向についても、絶対的な方法論はないと思います。その人、その組織に合ったやり方があると思います。色んな方法があるからこそ、その人に合ったやり方を見つけることが大切だと思います。
なので、もし僕が死んだら、今まで僕が言ったことや伝えてきたことは、全て0にして、また新たなベアーズナビを作ってほしいと思います。人材ビジネスをやめても、1兆円を目指すことから方向性を変化させてもいいと思います。新たなリーダーを中心として、心から信じれるビジョン、価値観を組織として据えることが大切だと思います。
これはベアーズナビに関わらず、上司部下や親子の関係においても同様であるように思います。先人が経験してきたことを完全に否定する必要はないと思いますが、やはり自分には自分に合ったやり方があるはずなので、それを見出すことが大切だと思います。というよりも、部分だけを見て真似しても、部分はその他全体と連動しているので、完全にその人・組織になれない以上、部分だけを真似しても仕方ないんだと思います。
自分にルーツのある場所で個性を伸ばした方が、知見が蓄えられていますし経験も積みやすいので、そういう意味では、私が死んだあとのベアーズナビであっても、人材事業をビジネスの中心に据えていったほうが、結局合理的である、ということはあるかもしれません。
新たなリーダーとなって、新たなビジョン、価値観が設定された場合、あまりに今までとの変化幅が大きいと、社員の皆さんはそれに戸惑い嫌な気持ちになることがあるかもしれません。しかし、皆さんがそのリーダーのもとで引き続きベアーズナビで働くことを決めたのなら、たとえすぐには理解できない考え方であっても、できるだけ長い目線でもって新体制のリーダーたちを支え見守って欲しいと思います。前の価値観との変化幅が大きいほど、多分すぐには結果に結びつかないものだと思います。短期で結果を出すことも大事なのですが、短期の結果だけを重視してしまうと、組織としての一体感を作っていくことは難しいように思いますし、そういう組織体制では、大きな果実を得ることは難しいと思います。過去の成功体験が足を引っ張ってしまうということもあると思います。
誰かからきいたことを踏襲するのではなく、その人が心から信じれる価値観に基づいて生きていくべきだと思います。心底信じてなければ、突き進むパワーが生まれないですよね。
現時点で、僕は健康で元気ですし、まだまだ頑張っていこうと思っています。水面下で会社を売却して僕が辞めるような話も進めていませんし、そういう方針でベアーズナビを始めていません。しかし万が一ということがあるかもしれないので、記しておきました。株式の相続が私の親族へ行われますが、その辺の事務的な手続きは親族へ事前に情報を共有して、ベアーズナビに迷惑がかからないように段取りしておきます。