事業計画づくり
2020/12/11
朝から事業計画づくり。
友人にも意見をもらいながら進めているが、なかなか思ったようにかけない。頭の中にはすごくいいコンセプトがある(ように思う)のだが、文字にすることができない。
起業の夢を見る人は大体そうなのだと思う。そして自分だけは成功すると思っている。けれど、記者をやってた自分が思いを言葉にできないというのは不甲斐ない。まあ、自分のことを書くのが一番難しいんだけどね。
とりあえず、事業計画づくりの本を読みながら進めていく。参考にしたのは「はじめての事業計画のつくり方 (21世紀スキル)」。選んだ理由はAmazon Unlimitedに入っていたからに他ならない。だけれど、とても読みやすいのは確かだ。
事業計画に必要な競合分析をしていると、県内にある醸造所はそれぞれ個性豊かで面白いことをしているのがわかった。
上勝のRize & winは言わずとしれた徳島のクラフトビールの巨塔。年間100kl以上を生産しているようで、上勝町が取り組む「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3Rに共鳴しているというコンセプトがわかりやすい。バレルエイジやらキャンプ場やら、なんとなく「こういうのできればいいな」みたいなアイデアは大体やっている。まじか。
神山町のKamiyama beerはアーティストの方々が作っているのが特徴で、この間、同醸造所のすぐ横の川で「小さな自然再生」のワークショップをやったけれど、建物もとってもおしゃれだった。ラベルもとてもかわいい。となりにキャンプ場があるのも素晴らしい。
徳島市のawa新町川ブリュワリーは、徳島のクラフトビールのパイオニア。僕も何度も通った。「ビールにはこんな種類や楽しみ方があるんだよ〜」と教えてくれるアットホームな居酒屋のような雰囲気がビジネスモデルから感じられる。藍場浜公園で開かれている徳島の素敵なビアフェスも、おそらくは主導しているのではないかと思う。
徳島市の2nd story ale worksは、ほとんどをケグで飲食店向けの販売しているらしく、どおりで一番馴染みのないわけだと納得した。ターゲットがはっきりしてるっていうのはかっこいいなと思うし、犬や猫などの殺処分を減らすための社会貢献用のプロダクトも出しているのを僕は知っている。
こういうのを分析していると、考えつくことはだいたいやられているんじゃないかと思って、そわそわしてしまう。
でも仕方ない、我々は後発なのだから、挑戦的に行こう。