ホップ日記①ホップ苗の注文(2/13)
予約受付メールが届く
ザモルトショップから、ホップ苗の予約受け付け開始のメールが来る。メールマガジン(あるいはそれに類するもの)にいつ登録したのか覚えていないけれど、多分今までに同ショップで買い物をした時だろう。ホップの苗は狙っていたのでまさに渡りに船。
午後3時前にメールを受け取り、偶然にもおやつ時だったので直後にメールに気がついた。「ホップの苗は争奪戦になる。すぐに売り切れる」という噂を醸造仲間のライングループで聞いていたので急に焦る。
ホップの種類 僕の大雑把な分類
急いで注文したいのだが、予約を受け付けている種類はPerle,Cascade,Centennial,Chinook,Fuggle,KentGolding,Mt. Hood,Magnum,Nugget,Sterling,Willametteと11種類もある。うわー、そんなにたくさんのホップの種類と特性なんか覚えてないよ。
とりあえず、定番のカスケード、ファグルは入れよう。カスケードは香りが華やか(トロピカル)でファグルは草のよう(グラッシー)というのは、ビールの勉強を始めた当初に覚えた。ほかにも土っぽい(アーシー)とか、スパイスのようとかいろいろ香りはあるが、ぼくはとりあえず「華やか系」と「土草系」で大別している。
もう1つの軸は、ホップには主に苦味づけ(ビタリング)と香り付け(アロマ)の2つの役割だ。味わいづけというのもあるが、複雑になるのでここでは省く。ビタリング用もアロマ用も両方欲しいところ。ちなみに兼用もある。
それぞれの特徴をみてみます
では一旦、上の11種類のホップを分類してみよう。
パール [香り]花 [用途]アロマ 参考
カスケード [香り]華やか系(グレープフルーツ、松など) [用途] アロマ 参考
センテニアル [香り]華やか系(グレープフルーツ、レモンなど) [用途]ビタリング、アロマ 参考
チヌーク [香り]華やか系(グレープフルーツ、スパイスなど) [用途]ビタリング、アロマ
ファッグル [香り]土草系(ミント、草)[用途]アロマ 参考
ケントゴールディング [香り]華やか系?(花、グレープフルーツ)[用途]アロマ? 参考
マウントフッド [香り]花、スパイス [用途]アロマ
マグナム [香り]わずかな柑橘とスパイス [用途]ビタリング 参考
ナゲット [香り]花、洋梨など [用途]ビタリング 参考
スターリング [香り]草、花など [用途]アロマ 参考
ウィラメット [香り]花、エルダーベリー [用途]アロマ 参考
さて、どれを選ぼう。
自分には馴染みのあるカスケードとファッグルは選んだというのは前出の通り。では残りはどうしよう。
アロマホップとビタリングホップは半々くらいにしかたかった。なのでビタリングのマグナムとナゲットをいれてみた。
ついでにビタリングとアロマ両方に使えるというチヌークも選んだ。これでアロマホップ2種類、ビタリングホップ2種類、兼用ホップ1種類とバランスのよい構成になったように思う。
注文したのをチャートにしたら、こんな感じだろうか。
急いで注文。あとは無事届けばいいな、と祈った。