ヘルタースケルター観てみた
ネトフリユーザーの自分
ついにAmazon Prime に入会してみた。
とりあえず何か映画を観たい気分だったので
パッと目に入ったヘルタースケルターを選択。
98年産まれの自分は
エリカ様の全盛期を知らないので、
色んな噂は聞くものの実際の映像は見た事がない為、人となりはイマイチ知らない状態。
だから顔だけで判断するけど、
ほんまに可愛い。
ってか、ある時は可愛くて
ある時は綺麗で、ある時はあどけなくて、
ある時は恐ろしい。
魅力が詰まった女優さんだと初めて知った。
実はエリカ様の作品見た事なかったことに今気づく。
っていうくらいに芸能界での存在感もでかいんだな。
あ〜こりゃみなさんハマりますわ。
見てて飽きないですわ。
魅力を擬態化させたものがエリカ様やわ。
何言っとるか分からんけど
とりあえず作品云々の前にエリカ様に見惚れてしまったっていうのだけ伝われば。
作品内容については
これさ、2012年?に出とるんやよな。
自分が14歳の頃なんやけど
思い返してその頃ってまだ整形ってけっこう
否定的な風潮やったと思うのね?
自分が知らんだだけかもしれやんけど
整形が当たり前になってきた昨今に比べると
まだまだ整形しても隠す風潮やったような気がする。
その中で整形によるリスクを既に伝える作品っていうのが、すごいなって思った。
(作品の見方おかしいで、って思う方は
Uターンしてください。批判怖いです🥺)
今でこそさ、インフルエンサーというか
Youtuberとかキャバ嬢あがりの方とかがさ
「整形は魔法じゃない」みたいな声をあげとるのを
よく見かけるけど
整形が流行りだした頃は「整形は一ランク上の美」っていうような感じで、
誰でも変われる、、!みたいなさ
いいように言われとったような気がする。
、、、あくまでも田舎の冴えない学生だった
自分の一意見なんですけどね。
まぁそんなこんなで
そういう時期に、先を見据えた作品を出すって
すごいな〜って思った。シンプルに。
この作品がどれだけの若者に影響を与えたかは
ごめんなさい、知らないんですけど
作中でエリカ様が
「こんな仕事辞めたいよ」と泣くシーンとか
「容姿が悪かったら誰も自分を見ないでしょ」的なことを言うシーンとか
節々に感じる愛情不足感が見とって辛かった。
人には承認欲求っていうのがあると思うんやけど
これって結局、どれだけ愛情を受けてきたかによって
変わってくると思うのね。
かくいう自分も承認欲求はかなり強い方なわけで
ところどころ散りばめられている言葉に
共感しすぎて飲み込まれそうで、、、
実を言うと最後まで見れませんでした。
自分は人間っていうものにすごく期待をしてしまうんですね。
狂っていく人間にすごく恐怖を抱いてしまうから
もう怖くて怖くて、見れやんかった。
二股かけられたその本妻?に硫酸?やっけ?
かけるシーンで離脱した。
強烈に人を惹きつける人はカリスマと言われるけど
それに飲み込まれると、自分も狂っていくでしょ
一種の宗教みたいな。
正常な判断できやんくなった人を見るのは怖い。
自分は恵まれた世界で生きてきたんやなって
何回も思った。
過酷な競争市場に入れられた事も無ければ
何かにハマって狂っていった友人もいない。
泣き叫ぶ知り合いもいなければ
そもそも容姿に囚われる友達もいない。
やから、感情を大爆発させて
人間が人間をしとるところを直で見た事がない。
そんな田舎の片隅でお花畑で生きてきた自分にとって
ヘルタースケルターは刺激が強かった。
とにかく怖かった。
エリカ様の可愛さでは庇い切れない怖さ。
いや、可愛いが故に余計に恐怖なのか?
とりあえずエリカ様が
泣いてた所から笑う方に変わった泣き笑いのようなシーンは、鮮明に覚えてます。
あぁ女優さんだ、、、って思いました。
ルッキズムが蔓延る昨今ですが、ここだけの話。
整形顔って写真やとめっちゃ可愛いし綺麗。
自分も憧れたりする、実はね。
でも、実際にリアルで整形顔を見ると
すごく怖いと思ってしまう。
ピエロとか人形とか苦手な自分にとっては
整形顔ってホラー顔なの。
やっぱ作られたものはどこか違和感があるじゃないですか?
感情が読み取れないような気がして
思わず目を逸らしてしまうの。
自分も自分の顔は大嫌いだし
実は「整形した方がいいよ」って中学生の時に
とある大人に言われたことがあるの。
だけど体を売る勇気も無ければ
夜の世界に飛び込む勇気もない。
そしてお金が無いことで整形にも踏み込めない
現実には感謝してたりもする。
どこか狂っていきそうで怖い。
一回したら終わりもないでしょ、きっと。
自分はもう誰かに愛されることを諦めて
「まぁでもいつでも死ねるから。嫌になったら死ねばいいから」っていう気持ちで生きとるんやけど
でも本音を言えば、
早くルッキズムの風潮が終わって
そのままでも愛されるような世界に変わってほしいなって。