人間失格観てみた
小栗旬さんの方。
『人間失格 太宰治と3人の女たち』観た
「死ぬ気で恋する?」
「君は僕が好きだよ」
なんともキザなセリフやのに
時代を考えるとロマンチストに思えるのが不思議
これが小説のいいところやし
俳優さんのすごいところやんね
実際に言われたら笑ってしまう自信あるのに
文字にされるとスッと入ってくる
実写化ってよくあるけどさ
自分は実写化が苦手なのね
漫画から出てきた人たちが漫画やから許されるキザな言葉を発すと
ダサく見えてしまうし一気に現実に引き戻される感じがするからなんやけど
今回はやっぱ自分の知らん時代の話やから
スッと入ってきたんかな??
とりあえず、なんだ
物書き、、、ってかありとあらゆる表現者は
やっぱ心の奥底にどんな感情を抱えとるんか分からんな〜〜
アーティストとか
不倫とか薬とか手出しとる人に限って
いい曲作るみたいなんよく聴くけど
やっぱ刺激がないとダメなんかな〜〜
常人じゃ経験できやんことを経験することで
創作意欲が湧くんかな〜〜
太宰さんは期待される事も多くてその値も高くて、
それって周りから見たらすごいことやけど、
実際に自分がその立場になったら
やっぱり苦しいんかな〜〜〜
自分の理想と現実がかけ離れると
言い表せやん感情に呑み込まれることが
多いと思うんやけど
作家さんはそういう苦しみの中で作品を
作っていくんかな〜
なんの才能もない凡人には計り知れやんような
プレッシャーがのしかかっとるんかな
自分は文字が好きで、言葉が好き
たくさんの職業がある中で
小説家の皆さんを一番尊敬しとるんやけど
タイムスリップできるなら明治時代に行きたい
自由奔放なようで縛られとる
その時代の小説家をこの目で見てみたい
今の時代に過去の文豪と呼ばれる人たちは
どんな苦悩をして、どんな遊び方をして、
どういう生活をして、どこから学びを得て、
どうやって死んでいったのか
その人たちが書いた本だけじゃなくて
その人自身の背景がすごく気になる
とりあえず『斜陽』買ってみました
太宰さんのシリーズ全巻制覇してみたいな
そしてもっともっと詳しくなって
小説について語れるくらい本の世界にハマりたいな
近年コンプラが厳しいし
昔より禁止事項って増えたと思うんやけど
人間って本当はもっと自由に生きていいのかもしれない
今の時代クズと呼ばれる人種だって何か才能があれば、それすらも魅力として昇華されるんだきっと
まぁだからといって人を傷つけるのは違うけど
でものしあがるには何かを傷つけて
失っていくのもきっと必要事項なのかもしれやんって
そんなことを思ったり思わなかったり
何書いとるか分からんくなったけど
とにかく昔の方が紡ぐ言葉は純粋なもののように思えて素敵だな〜
言葉って素晴らしい