こわん的、食事のルール。
カラフルな漆に映える白いお米。さいごの一粒まできれいに食べたい、いや食べてほしいと願うのが親。その思い知らずなこどもゴコロ。
家族の日々に寄り添う、こどもよう漆器です。
こわん/こども用漆器
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食事のルール、いつ誰から始まったのか(というか絶対に母ちゃんである私ですが)お米を一粒も残さず食べる、ということを守っています。
こども達はもちろん、大人もね。何事も、こどもを説得するには「大人だけなんで!?」という隙を作るべからずです。
しかし、意外と最後のひと口あたりで急速に食べるスピードがダウンします。こどもにとっては、食べ終わった後のことに心が移っていて、ご飯のことなど半分忘れている様子。
ここで、まあいっか~とスルーするか、きちんと終わらせるかが大事だぞー、となんとなく自分の中で線引きがあり、最後の一粒を食べることを促します。
「お腹いっぱい!もう食べられない!」
「うん、そうだよね。だからあと3回食べてみようか。」
と、食べないことを完全否定ではなく「提案・交渉・譲歩」をしてみると、すんなり乗ってくれる回が多々あり。
おーいまだおかずも残ってるぞーなんて時は、どれをピッカリンコ(完食する※わが家の造語)するかを選ぶことにしています。全部は無理でも、どれか一皿は完食する。(してほしい泣)
そんなとき、こわんの中のお米を食べきったときの姿はまさに、ピッカリンコ!天然漆の鮮やかな色をした内側なので、白いお米が無くなったことがよくわかります。
おまけにこどもの笑顔は、ぴっかぴかのピッカリンコ!!
そうしてまた、母の目じりに線が刻まれるのでした。
こわん歴6年、なかなか年季が入ってきました。そろそろ、土直漆器さんに塗り直しをお願いしようかしら。
(Korpokkur店主/きよ)
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