【生活考】「キャベツ1個¥380円」だよ.
0.「今日の記事のポイント」
☆「コロちゃんとキャベツと、キャベツのお値段は4ヶ月前の2倍だよ」
☆「消費者物価指数は3%上昇だよと、キャベツは前年比125%増だよ」
☆「円安の影響で物価が上昇しているよと、あなたはキャベツを食べていますか?」
☆「コロちゃんの3分間サラダメニューと、コロちゃんとキャベツの思い出」
1.「コロちゃんとキャベツ」
コロちゃんが「キャベツ」をよく食べるようになったのは、「糖尿病」が判明した時以降です。
この「糖尿病」は「高カロリーが禁物」とされますから、「食事」においては、最初に「野菜」を食べる「ベジ・ファースト」という食べ方が推奨されています。
ご飯やおかずを食べる前に、野菜を食べると「血糖値が上がる」のがゆっくりとなるとの考え方によるものですね。
これは「食事の内容」を変えずに、食べる順番を変えるだけの事ですから、比較的取り組みやすい「治療法」です。
それ以来コロちゃんは、昼食・夕食は「毎食キャベツが入っているサラダ」を必ず食べるようにしたのですよ。
ところが、昨今の「キャベツの高騰」です。つい先日にコロちゃんが近くのスーパーで購入したキャベツは「1個¥380円」でした。
コロちゃんは、泣く泣くこの「お高いお値段のキャベツ」を買って帰りましたよ。だけど、こんなに高いキャベツって、最近は見たことなかったような気がしますね。
コロちゃんは、帰宅後にさっそく調べてみましたよ。
2.「キャベツのお値段は4ヶ月前の2倍だよ」
さて、キャベツのお値段はどこを見ればわかるかなー? あちこちをポチポチ調べてみると・・・あったあった。
Σ((○゚∀゚σ)ミツケタ!
以下をご覧ください。
◎「キャベツ1個のお値段」(千葉・茨城・神奈川・群馬・岩手・長野・北海道・愛知・青森)
①「7/19 :159円」(前年同月:159円)
➁「8/28 :199円」(前年同月: 99円)
③「9/22 :199円」(前年同月:159円)
④「10/24:229円」(前年同月:229円)
➄「11/23:229円」(前年同月:179円)
➅「12/22:399円」(前年同月:179円)
➆「1/23 :399円」(前年同月:159円)
https://onedannote.com/280/
(出典:お値段ノートより:1月29日利用)
うーむ、これを見ると「キャベツのお値段」は、昨年よりは240円上がっていて、4ヶ月前の9月の2倍になっていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
これは確かに「高いわー!」。「こんなんじゃキャベツが買えないわー!」
٩(๑⊙Δ⊙๑)۶タカッ!
だけど「消費者物価指数」は、こんなに高くないよね。確か「2~3%台」だったような?
(*´・д・)はて?
ちょっと「消費者物価指数」を見ておきましょうね。
3.「消費者物価指数は3.0%上昇だよ」
上記で「キャベツのお値段」が、昨年よりは240円上がっていて、4ヶ月前の9月の2倍になっていることを見てきましたが、「消費者物価指数」はそんなに上がっていません。
下記のグラフをご覧ください。内容は以下に書き出します。
「総務省統計局 消費者物価指数」より
上記のグラフは「総務省統計局」発表している2024年の1月~11月の「物価上昇率の推移」です。
この表の「バックデータ」を見ると1月~12月の「物価上昇率」は以下になっています。
◎「消費者物価CPI」
➀「1月 :2.0%」
➁「2月 :2.8%」
③「3月 :2.6%」
➃「4月 :2.2%」
⑤「5月 :2.5%」
⑥「6月 :2.6%」
⑦「7月 :2.7%」
⑧「8月 :2.8%」
⑨「9月 :2.4%」
⑩「10月:2.3%」
⑪「11月:2.7%」
⑫「12月:3.0%」
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局:消費者物価指数 2024年(令和6年)12月分より:1月29日利用)
ほら、上記を見ても「4ヶ月前より2倍になったキャベツのお値段」ほど、「消費者物価指数」は上がっていませんね。だって直近の「⑫12月:3.0%」ですからね。
だけど、これは「消費者物価指数の上昇」は、品目によって「濃淡」があるからですね。
こんな時には、上記の「総務省統計局:消費者物価指数の発表文」をジックリと読んでみましょう。
4.「キャベツは前年比125%増だよ」
上記で「2024年12月の消費者物価指数が3.0%」だったことを見てきましたが、コロちゃんの体感する「物価上昇率」はそんな低いものではありません。
だって「キャベツが4ヶ月前の9月の2倍」なんですからね。
そこで「上記したグラフ」の「総務省統計局の消費者物価指数」の発表文をよく読むと、以下の記載がありましたよ。
◎「総合指数の前年同月比に寄与した主な内訳」(少数点以下切り捨て)
①「生鮮野菜:27%」(キャベツ 125%)
➁「穀類 :15%」 (うるち米 65%)
③「生鮮果物:17%」 (みかん 25%)
④「飲料 :7%」 (コーヒー豆22%)
➄「菓子類 :6%」 (チョコレート30%)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局:消費者物価指数 2024年(令和6年)12月分より:1月29日利用)
うんうん、これならよくわかりますね。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
「①生鮮野菜のキャベツは2倍以上(125%増)」です。そして「お米が6割以上アップ(65%増)」で、「③生鮮果物:みかん25%アップ」も、コロちゃんにはよくわかります。
コロちゃんは、いつもスーパーで「一袋398円のフルーツ」を購入しているんですが、最近は「みかんが一袋698円」に値上がりして手が出なくなっているんですよ。
だから先日は「フルーツ(698円)」の代わりに、「トマト(398円)」を買って帰りましたよ。
いつも飲む「コーヒー豆も2割アップ」ですから、味が一層苦く感じそうですよ。
だけど、なぜこんなに「物価が上がってきているのでしょうね?」。次にそれを考えてみましょう。
5.「円安の影響で物価が上昇しているよ」
物価が上がっているのは、もちろん「スーパー」で高い値段を付けているからですね。
しかし、それは「仕入れ値」が上がっていることもありますし、働く方への「賃上げ」の原資をつくるためでもあるのでしょう。
つい先日も「経団連」の十倉会長が、「経団連の春闘方針」を発表して、「サービスなどに対する適正な価格転嫁を消費者らが理解して受け入れることが不可欠」とおっしゃっています。
コロちゃんは「年金老人」ですから「賃上げ」の恩恵は全くありません。
だから、とても「価格転嫁を理解して受け入れること」は出来ませんが、今日はそれには触れないで「円安」について書いてみますね。
普通の生活をしていると「円安・円高は生活には全く関係がない」ように思われますよね。だって国内にいれば「日本のお金の価値」は変わらないように見えますからね。
しかし、「円安が物価上昇と関係している」とすれば、話は別ですね。
コロちゃんは、新聞をいつもバサバサ読んでいますが、「ドイツ証券の試算」として、以下の記載を読みましたよ。
「1990~2009年に円が対ドルで10%下落した際は9ヶ月後に生鮮食品を除くコアCPI(消費者物価指数)を0.23%押し上げた。」
「しかし、10年から24年は同じ円の下落率で12ヶ月後に0.83%押し上げていた」
上記を読んだ時に、コロちゃんは以下の事を考えましたよ。
◎「円安と物価の関係についてコロちゃんが思ったこと」
①「円安は、9~12ヶ月後に物価を押し上げる」
➁「現在の円安は、物価を10年前の円安より大きく押し上げる」
③「だったら円安を円高にしてキャベツを安くしろよ!」
上記のようにコロちゃんにとっては、「③円安を円高にしてキャベツを安くしろよ!」が本音ですよ
コロちゃんにとっては「物価を上げる円安は悪」なのですよ。これは多くの「一般庶民の方たち」にとっても同じすよ。
だけど、それでは「円高」にすればよいのですけれど、上記の「ドイツ証券の試算」を記載していた新聞記事では、「円高」で困る方たちについても言及しています。
それは「海外投資を新NISAなど」で行なっている会社員の方たちです。これも「みずほ銀行の方の試算」ですが、以下のように記載されています。
「家計の外貨性資産は24年9月末時点で98.5兆円に膨らんだ」
この方たちは「円高」となると、資産が一気に目減りすることになるというのです。
要するに「円安は物価高」を進める、またその逆の「円高は個人資産の損失リスク」や「株価急落」を招きかねないとなるのですよ。
その二つのどっちをとるのかというと、コロちゃんは後者の「キャベツが安くなる円高推奨」ですよ。
だってコロちゃんは「海外投資や株式投資」は一切やっていませんから、「キャベツが380円」の高値の方がイヤですからね。
皆さんは、「円安」と「円高」のどっちが良いですか?
「良いとこ取り」は出来ませんよ。世の中に「タダ飯はない※」のですよ。必ずどっちかを選んでくださいね。
(※タダ飯はない:フリーランチはない:世の中には無料の昼食はないという経済用語)
なお、上記の参考にした「日経新聞の記事」を読んでみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いしますね。
6.「あなたはキャベツを食べていますか?」
さて、ここまで「キャベツから物価と円安」に話が進んできましたが、このままでは「何の話なんだよ!」と怒られてしまいそうですから、「キャベツ」に話を戻しますね。
「あなたはキャベツを食べていますか?」byコロちゃん
コロちゃんは、上記しましたように毎日「昼食・夕食時」に「野菜サラダ」を食べていますから、「キャベツ」は欠かせない野菜です。
それでは、皆さんは「キャベツ」をどのくらい食べているのでしょうか?
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「畜産農業振興機構 一人当たり年間購入量(キャベツ)」より
上記のグラフは、「畜産農業振興機構」が発表した2015~2022年の「キャベツの1人当たり年間購入量の推移」です。
分かりやすいように、「キャベツ何個分」なのかも書いておきますよ。
うーん、「キャベツ1個」の重さは・・・、「春キャベツが約1100~1300g、夏秋・冬キャベツが約1300~1500g」となっていますね。
では「中央値は1300㌘」ということにしておきましょう。下に書き出しますね。
◎「キャベツの1人当たり年間購入量」(100㌘以下切り捨て)
①「2015年:6000㌘:キャベツ4.6個」
➁「2016年:6100㌘:キャベツ4.6個」
③「2017年:6000㌘:キャベツ4.6個」
④「2018年:5700㌘:キャベツ4.3個」
➄「2019年:5700㌘:キャベツ4.3個」
➅「2020年:6100㌘:キャベツ4.6個」
➆「2021年:6300㌘:キャベツ4.8個」
➇「2022年:5800㌘:キャベツ4.4個」
https://www.alic.go.jp/content/001222842.pdf
(出典:独立行政法人:畜産農業振興機構:キャベツの需給より:1月29日利用)
ふーむ、上記を見ると「1人当たり年間4~5個のキャベツ」を食べていることになりますね。
( ̄へ ̄|||)フーム
コロちゃんは「1日2回野菜サラダ」を食べていますから、上記のキャベツの個数よりは絶対に多いですね。
うーん、コロちゃんの1月のスーパーのレシートを見ると「1月4日と1月19日にキャベツを¥380円」で購入していましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーン
コロちゃんは、「キャベツ」を「野菜サラダ」以外にも、「キャベツとウインナー炒め」や「お昼の野菜スープ」にも調理していますから、「毎月2個」は食べていますね。
年間では「12個以上」でしょうから、上記の「キャベツの1人当たり年間購入量:4~5個」の2倍以上食べていることになります。
だから「キャベツ1個380円」が続くと、コロちゃんの「ふところの問題と健康問題」にもなってきますよ。
是非「キャベツの値段」が、以前通りの安い値段であって欲しいと願っていますよ。
7.「コロちゃんの3分間サラダメニュー」
さて、ここまで「キャベツ」のあれこれを書いてきまして、いつの間にかリアルタイムは「お昼の時間」になってしまいました。
コロちゃんは、ブログの「原稿作成作業」を1時中断して、「お昼の支度」をし始めましたよ。今日の「お昼のメニュー」は以下の通りです。
\( ̄∀ ̄*)/ジャジャジャジャ~ン♪
◎「コロちゃんの今日のお昼のメニュー」
①「ピザトースト」
➁「野菜とウインナーのスープ」
③「野菜サラダ+トマト」
④「ヨーグルト」
➄「牛乳」
どうです? 結構おいしそうでしょう?
この「①ピザトースト」は、今は亡き妻のメニューです。
亡くなる前に教えてもらいました。また「④ヨーグルトと➄牛乳」は「医師の指示」ですね。「骨粗しょう症」の「食事療法」です。
そしてお待ちかねの「③野菜サラダ+トマト」は、3分間で調理できる優れものですよ。
まず、「レタスをちぎって、玉ねぎをスライスして、キャベツを千切り」にします。そしてトッピングに「ベビーチーズ」をちぎってのせます。
それに、マヨネーズをかけて、隣に「トマトをスライス」して並べます。
それで「ハイ!出来あがり!」。
たった「3分間」で美味しい「野菜サラダ」が完成しましたよ。
今日の「昼食」全部をお見せするのは「恥ずかしい」ですから、「③野菜サラダ+トマト」のフォトだけをご紹介しますね。下記ですよ。
8.「コロちゃんとキャベツの思い出」
コロちゃんが「キャベツ料理が得意か」というと、まったくそんなことはありません。だってコロちゃんが料理をするようになったのは、妻が亡くなった3年前からなんですからね。
その後だって「宅配弁当」を食べたり、「外食」したりと、直ぐに今のように「毎日自炊」をしたわけではなかったのですよ。
だからコロちゃんの「キャベツの思い出」とは、もう40年以上前のコロちゃんと妻がまだ「20代の頃」の事ですよ。
当時の若き妻は、よく「手作り餃子」を作っていたのですよ。
それも「キャベツ」は今みたいに「フードプロセッサー」などは使わずに、全て妻自身で刻んでいましたね。
妻が「アパート」の狭いキッチンの中で、「トントントントン」と「キャベツ」を刻み、肉と調味料を入れて練り合わせ、一つ一つ「餃子の皮」で包みます。
この「皮で包むこと」が、けっこう時間がかかるんですよね。コロちゃんがお手伝いをすると、「いびつな餃子」ばかりが出来ましたよ。
そして、時間をかけて包んだ後には、ジャージャーとフライパンで焼くのですよ。
当時妻と一緒になる以前には、コロちゃんは「ラーメン屋さんの餃子」ぐらいしか食べたことがありませんでしたから、「妻の餃子の美味しさ」にはすっかり惚れ直しましたよ。
その後子どもが二人産まれてからは、だんだんと作る「餃子の数」が多くなりました。
それからは、妻は「キャベツ」を「フードプロセッサー」で刻むようになりましたが、コロちゃんは昔食べた「キャベツを手で刻む餃子の味」が一番美味しかったと記憶していますよ。
今日の最後は、「キャベツ料理」のコロちゃんの「のろけ話」で終わりますね。
さて、今日の夕食は「餃子」にでもするかな? なんか、急に「餃子」が食べたくなっちゃいましたよ。
だけど今のコロちゃんの「餃子」は「、餃子の満州の冷凍餃子」なんですよ。
昔、コロちゃんが20代の時に食べた「妻の餃子」には到底及ばないですけど、当時の「妻の餃子」に思いをはせながら我慢して食べるとしますよ。
今日は「キャベツ1個¥380円」という値上がりにビックリしたコロちゃんが、その周辺事情をあれこれ調べながら書いてみましたよ。
もともと「キャベツ」というのは、安い野菜でしたから「貧しい家庭」でもよくメニューに登場していたと思うのですよ。
「安くて美味しくて身体に良い」という3拍子揃った「食材」だったわけですよね。
今後も、皆さんとコロちゃんの「健康」のために「安いキャベツ」の供給をしていただきたいと心から願いますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。